Googleの次世代モデル、と言えばPixel 10シリーズで、搭載チップセットはTensor G5となります。
そして今回、このTensor G5のものとされるベンチマークスコアがGeekbench上で発見されました。
ちょっとがっかりなTensor G5のベンチマークスコア
シングルコアが約1300ポイント、マルチコアが約4000ポイントとなっています。
Tensor G4搭載のPixel 9シリーズでもマルチコアの平均は4500近く出ているので、これと比べるとかなりがっかりなスコアと言った感じです。
Tensor G5 チップの構成
Tensor G5の構成は、3.40 GHzのプライマリコア、2.86 GHzのミッドコアが5つ、2.44 GHzの高効率コアが2つというものです。また、GPUにはImagination TechnologiesのPowerVR Dシリーズが搭載されています。
このスコアはまだおそらくチューニング中のものなので、今後スコアは上がってくるとは思いますが、それでもさすがにこれが2倍以上になることはないと思われます。
Tensor G5ではファウンドリがこれまでのSamsungからTSMCに切り替わることで、チップセット性能の大幅な向上が期待されていますが、この感じだと期待したほどの性能アップは望めなさそうですね。