Googleの最新モデルと言えば、Pixel 9シリーズの4モデル。
国内でも話題性の割には実際の売上はそれほどの勢いがないという印象です。
そんなPixelスマートフォンの市場シェアについて、調査会社のCounterpointが公開していた最新レポートから興味深い情報が判明しました。
「世界8カ国のスマートフォン機種別シェアトップ5」と題されたこのレポートでは、米国、中国、インド、ドイツ、イギリス、フランス、韓国、日本の8か国での月ごとの売上シェアを掲載しています。
Pixelがそこそこ売れているのは日本だけ!?
ちなみに以下は最新の2024年7月時点のもの:
インド以外、発展途上国では基本的にiPhoneとGalaxy Sシリーズモデルが上位を占めていますが、興味深いのはPixelスマートフォン。
ご覧のように、8か国の中で唯一トップ5にランクインしているのは日本のみ。
しかも、7月時点ではすでに型落ちとなっていたPixel 7aが当時最新のPixel 8aを抑えてランクインしているという点も興味深いところです。
なお、今回のレポートでは2018年までさかのぼったシェアが公開されていますが、なんと過去6年間でみてもPixelスマホがトップ5に入ったことがある国は日本だけ。
また、以下は昨年7月の日本のシェア。
ご覧のように昨年の時点ではPixel 6aとPixel 7aの合計が10%ですが、今年7月は5%と半分に。
一時は一気にシェアを拡大したPixelスマホですが、急速にシェアが落ちてきているのが分かります。
Xperiaは国内でも最後にランクインしたのは2世代前のミッドレンジ
なお、ソニーのXperiaですが、最後にランクインをしたのは2年前のXperia 10 IV。
もはや国内ハイエンドモデルがシェアでトップ5に入るというのは、夢のような話になってしまったのですね。