先日クアルコムが発表した最新ミッドレンジ向けチップセット、Snapdragon 7s Gen 3。
シャープがこの「スナドラ7sGen3」を搭載した新型AQUOSをリリースることが確実となりました。
以下はクアルコムのSD7sGen3発表の際のプレスリリースの一部:
同チップセットを搭載した機種をリリースするOEMとしてRealmeやSamsung、Xiaomiと一緒にSharpの名前が挙がっており、このことから同社がSnapdragon 7s Gen 3を搭載した新型AQUOSをリリースすることは事実上確定したと言ってよいと思います。
となると気になるのはどういった機種がリリースされるのか、という点。
シャープは他のメジャーなスマホメーカーと違い、一年間にリリースする機種も限定的なので、この秋から冬にかけて同チップセットを搭載する機種として第一の候補に挙がるのは同社の主力製品、AQUOS senseシリーズ最新作の「AQUOS sense9」ということに。
ちなみにシャープの最新フラッグシップ、AQUOS R9に搭載のSnapdragon 7+ Gen 3は事実上、Snapdragon 8 Gen 3のダウングレード版チップセットなので、同じ「7」と「Gen 3」を冠しながらも、今回のSnapdragon 7s Gen 3とはクラスが異なります。
一方、このSD7sGen3の最大クロックスピードは2.5GHzと、AQUOS sense8に搭載のSnapdragon 6 Gen 1 (最大スピード2.2GHz)からは結構な進化。おそらくベンチマークスコア上でも2割前後の性能アップは見込めるのではないかと思われます。