本日モトローラが国内リリースを正式に発表したMotorola Edge 50 Pro。
同モデルは一応「フラッグシップ」ではありますが、搭載チップセットはSnapdragon 7 Gen 3と、アッパーミドル向けのものを搭載しています。
一方、同モデルの公式ストア価格は79,800円で、アッパーミドル機としては相応の価格といった感じすが、Snapdragon 7 Gen 3を搭載したモデルはまだ国内では他になく、その性能については未知数な部分も。
というわけで今回はXperia 10 VIとの比較を含めた、このMotorola Edge 50 Proのベンチマーク上での性能を見てみたいと思います。
Motorola Edge 50 Proのベンチマークスコア
Motorola Edge 50 Proのベンチマークスコアは期近50回分の平均を取るとシングルコアのスコアが1119ポイント、マルチコアが3001ポイントとなっています。
ちなみに以下は国内でもまもなく発売されるソニーのSnapdragon 6 Gen 1搭載ミッドレンジモデル「Xperia 10 VI」と比較したベンチマークスコア。
Motorola Edge 50 Pro (Snapdragon 7 Gen 3) | Xperia 10 VI (Snapdragon 6 Gen 1) | |
シングルコア平均 | 1119 | 940 |
マルチコア平均 | 3001 | 2821 |
これと比べると、SD7Gen3搭載のMotorola Edge 50 Proの性能は1~2割増しといったところでしょうか。
一方、以下はGeekbench ComputeでGPU性能を比較したもの。
CPU性能ではXperia 10 VIと1~2割の性能差だったEdge 50 Proですが、GPU性能においては軽く2倍以上の性能差がでています。
ベンチマークスコアは理論値とはいえ、さすがにここまでスコアが違うとゲームなど、グラフィック負荷の大きい場面では動作にかなり顕著な違いが出ると思われます。
よって、まとめとして、このMotorola Edge 50 ProはCPU性能という点では他の最新ミッドレンジとそれほど大きな違いはないものの、GPU性能という点ではかなり大きな性能差がある、という事になりそうです。