ゴリラ
「アメリカ放題」が目的でソフトバンクを契約する人がいるくらい人気なサービスですが、お得すぎて逆に不安になるかもしれませんね。
この記事では、ソフトバンクのアメリカ放題の内容や使い方、注意点を紹介します。
- アメリカ放題は毎月のソフトバンクの料金内で、アメリカでデータ通信、通話、SMSが使えるサービス
- 過去には高額請求のトラブルもあったが、執筆時点では解消済み
- 最安990円/月で使う方法もある
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※この記事の更新日は冒頭に記載のとおりです。最新の情報は各社公式サイトおよびオンラインショップでご確認ください。
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アメリカ放題は完全無料・申込不要のオプション
ソフトバンクのアメリカ放題の概要は以下のとおり。
- ソフトバンクユーザーが対象
- 追加料金不要(無料)
- アメリカ国内でネットが使い放題
- アメリカ国内と日本への通話とSMSが無料
- 申し込み不要
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そう思うのも無理はないでしょうが、本当に完全無料です。
対応エリア
- アメリカ本土
- アラスカ
- ハワイ
- プエルトリコ
- バージン諸島(アメリカ領)
上記のエリアであれば、ソフトバンクユーザーは完全無料でデータ通信と通話、SMSが使えます。
アメリカ領で対象外なのはグアム、サイパンのみです。
対応機種
- iPhone
- iPad
- スマートフォン
- タブレット
- ケータイ
- モバイルデータ通信
2020年までは「iPhone」「iPad」のみが対象でしたが、現在はソフトバンクの機種であれば全て対応しています。
またソフトバンク以外で購入したスマホも、ソフトバンクを契約していれば基本的に使えます。
かつては「高額請求」の問題があった
ネット上の一部では「ソフトバンクのアメリカ放題で高額請求された!」とか「実は料金がかかっている!」というような情報が見られますが、現在はその心配はありません。
2016年、当時行われていたキャンペーン期間外に利用してしまったユーザーが、ソフトバンクから高額な請求を受けました。
また2020年に「スプリント(当時のソフトバンク子会社)」以外に接続して高額になってしまった事例があります。
近年はソフトバンクのアメリカ放題を利用して高額請求された、というような声はなくなりました。
むしろ「安すぎて本当に大丈夫!?」という声が多く聞かれます。
2020年にサービス内容が大幅に改正→より安全で便利に
アメリカ放題は、2020年3月に以下のように改定されました。
- ソフトバンクの全機種が対象になった
- ローミング先が「スプリント」のみから大幅に増えた
- T-Mobile USA
- Verizon Wireless
- AT&T
- Union
- CLARO PUERTO RICO
当初はソフトバンクグループ傘下の「スプリント」社のみが米国での対応キャリアでしたが、現在は5キャリアの通信が利用できます。
※スプリント社は「T-Mobile USA」と合併しています。
アメリカ放題の使い方
- 世界対応ケータイを確認
- データローミング設定
- ソフトバンクから届くSMSを確認して利用開始
これらの設定・確認は渡航前に行っておくとスムーズですが、渡航したあとでも行えます。
1. 世界対応ケータイを確認する
世界対応ケータイとは、ソフトバンクの無料オプションです。
このオプションに入っていることが、アメリカ放題を利用するための条件です。
My SoftBankにログインし「オプションサービス」の欄に「世界対応ケータイ」と表記されていれば加入済みです。
申し込みもMy SoftBankから行えます。
2. データローミング設定をする
「データローミング」とは日本国外に出た際に、現地のキャリアの電波を使って通信をする許可のことです。
▼iPhoneのデータローミングの設定方法▼
- 「設定」アプリ
- 「モバイル通信」
- 「通信のオプション」
- 「データローミング」をON
- 「音声通話とデータ」
- 「5Gオート」または「5Gオン」にチェックがついていることを確認
デュアルSIMで利用している場合は「3.」で通信オプションではなく、契約しているキャリア名をタップすると「データローミング」が表示されます。
▼Androidのデータローミングの設定方法▼
- 「設定」アプリ
- 「ネットワークとインターネット」
- 「SIM」を選択
- 設定を行う「SIM」を選択
- 「ローミング」をON
- 「優先ネットワークの種類」をタップし「5G(推奨)」にチェックがついていることを確認
Androidスマホの場合は、機種やOSバージョンによって操作方法が異なります。
3. ソフトバンクから届くSMSを確認して利用開始
上記の設定をした状態でアメリカに渡航すると、ソフトバンクからSMSが届き、自動でネットワークに接続されます。
ソフトバンクのアメリカ放題の注意点
ソフトバンクのアメリカ放題はかなり優秀なサービスですが、念のため、以下の2点をチェックしておきましょう。
日本からの通話と第三国への通話は通話料がかかる
アメリカ放題は「アメリカ→日本」「アメリカ→アメリカ」の通話は無料ですが、
- 日本→アメリカ
- アメリカ→日本でもアメリカでもない第三国
の通話は有料です。
日本からアメリカに電話をかけた場合は、かけた側のプランに応じて料金がかかります。
またアメリカから第三国に電話をかけた場合は、210円/分の通話料がかかります。
対応以外の回線に繋がらないよう注意
- T-Mobile USA
- Verizon Wireless
- AT&T
- Union
- CLARO PUERTO RICO
先述のとおり、アメリカ国内でローミングをONにすると、上記いずれかの会社に繋がる可能性が高いですが、それ以外の電波に繋がる可能性もゼロではありません。
上記以外の会社経由で通信してしまうと、高額請求されることがあります。念のため、現地で通信・通話する際は、対象キャリアに繋がっていることを確認するようにしましょう。
【裏技】データ通信専用3GBプランで990円/月でOK
アメリカ放題はオプション料金が無料とはいえ、ソフトバンクの毎月の料金は7、8,000円など決して安くありません。
アメリカ放題を使うためだけにソフトバンクを契約して、ムダな料金を支払っていては元も子もありません。
そこでおすすめなのがデータ通信専用3GBプランです。
あくまで公式からのアナウンスはありませんが、毎月990円のデータ専用プランでもアメリカ放題が使えることが確認されています。
アメリカでは国内の通信量は消費しない
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アメリカ放題は、国内で契約しているデータ量は消費しません。
そのため例えば「データ通信専用3GBプラン」も、小容量のプラン「ミニフィットプラン+」でも、アメリカ国内では何GBでも使えます。
ただしどちらのプランも国内で通信量を使い切った状態で渡航すると、低速状態となります。
アメリカ放題に関するよくある疑問・悩み
対応回線に繋がらない
先に紹介した対応回線につながらないときは、機内モードのオン・オフを繰り返す、再起動する、少し場所を移動する、などの対処法があります。
ワイモバイルやLINEMOでアメリカ放題は使える?
ワイモバイルやLINEMOにはアメリカ放題はありません。
ワイモバイルとLINEMOを海外で使う方法は以下の記事で紹介しています。
ちなみにソフトバンクでアメリカ以外に行く場合は、上記ワイモバイル記事内の「海外あんしん定額」と同じプランを契約します。
ぶっちゃけ海外に行くのに一番おすすめのスマホキャリア
2024年現在、個人的に考える最も海外渡航に向いているキャリアはahamoです。
- 海外でも無料で使える(日本国内のデータ容量を消費)
- 20GB/2,970円、100GB/4,950円と格安
- アメリカ以外の91の国・地域に対応
まとめ
ソフトバンクのアメリカ放題の内容をまとめておきます。
- ソフトバンクユーザーが対象
- 追加料金不要(無料)
- アメリカ国内でネットが使い放題
- アメリカ国内と日本への通話とSMSが無料
- データ通信専用3GBプラン(990円/月)も対象
結論、ソフトバンクのアメリカ放題は太っ腹な良サービス言えます。
既存のソフトバンクユーザーはもちろん、アメリカ渡航のために「データ通信専用3GBプラン/990円」を契約する方法もかなりお得です。
ちなみに:契約するならソフトバンクオンラインショップがお得です
ソフトバンクを検討しているのであれば、店舗よりも公式オンラインショップがお得なので、最後にそれだけ簡単に説明しておきます。
理由は以下4点です。
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