アップルが来年にもリリースすると言われているiPhone SE(第4世代)。
これまでの情報によると、同モデルにはiPhone 13で使用したのと同じディスプレイを搭載する予定といわれていますが、今回、そのサプライヤーに関して新情報がでてきました。
先月、BOE、サムスン、Tianmaの3社がiPhone SE 4向けのディスプレイパネルの供給入札に参加。
サムスンはパネルあたり30ドルという最も低い価格を提案し、BOEとTianmaはそれぞれ35ドルと40ドルを提示したとことですが、Appleはパネル1枚あたり20ドル以上を支払う意思がなかったため、いったん交渉は中断していました。
しかし今回、中国メディア、IT Homeが伝えたところによると、サムスンは価格面で折り合いがつかなかったため、交渉から撤退。
そのため、Appleはロットの2番目に大きいサプライヤーであるBOEと提携し、iPhone SE(第4世代)のディスプレイパネルの供給先として選定しました。報告によると、BOEは各パネルを25ドルで供給することにるようです。
Samsung Displayが以前に最低価格を提示したにも関わらず、なぜ価格をさらに引き下げられなかったのかは不明。
一方のBOEは当初、サムスンよりも5ドル高い価格を提示していたにもかかわらず、価格を10ドルも下げることになりました。
いずれにせよ、Samsung DisplayがiPhone SE 4向けのディスプレイパネルを供給しないことはこれで確定した模様です。