ゴリラ
デュアルSIM運用などを考え、SIMカードをeSIMに変更したくなる時ってありますよね。
本記事では、主要な9サービスでの「SIMカード→eSIM」の切替方法を解説します。
- iPhoneはeSIMクイック転送で物理SIMからeSIMに変更できる
- Androidもほとんどのキャリアはオンライン上でeSIMに変更できる
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【iPhone限定】eSIMクイック転送
大前提としてiPhoneには「eSIMクイック転送」という機能がついており。利用キャリアが対応していれば、キャリアで手続きをしなくても物理SIMカードの情報をeSIMへと転送できます。
本記事で紹介するキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、ahamo、povo2.0、LINEMO、UQモバイル、ワイモバイル)は、全てeSIMクイック転送に対応しています。
▼eSIMクイック転送の手順▼
- 端末の「設定」>「モバイル通信」
- 「eSIMに変更」
- 「eSIMに変更」画面で「モバイル通信プランを変更」>「eSIMに変更」
- 「転送を承認」が表示されたら、サイドボタン(電源ボタン)をダブルクリック
AndroidはGoogle Pixelなどの一部の機種で導入されており、今後、広がっていくことが予想されています。
ドコモでSIMカードからeSIMに切り替える方法
ドコモのSIMカードからeSIMへの変更はオンラインから以下の手順で可能です。
▼ドコモの手続き方法▼
- 「SIMのみ新規・契約変更」のページにアクセス
- 「STEP1 SIMの種類」で「ドコモ eSIM」を選択
- STEP2で「eSIMの発行」を選択
- 画面に沿って手続きを完了させる
- eSIMプロファイルをダウンロード
こちらの操作はドコモで契約しているモバイル回線でする必要があります。
パソコンやWi-Fi接続などから上記の手続きをしようとするとエラーになります。必ず契約しているスマホで、Wi-Fiを切ってモバイル回線で行いましょう。
ドコモのeSIMプロファイルダウンロード方法
eSIMへの変更が完了したら、プロファイルをダウンロードします。
プロファイルのダウンロードは商品到着後の設定・開通(利用開始の手続き)のページから可能です。
こちらのページの「SIMカード/eSIM申込み」を選びます。
画面に従って「eSIM」>「ドコモで契約中の方のeSIM発行」を選び、以下の順に手続きします。
- eSIMを利用する機種でWi-Fiネットワークに接続
- ドコモからSMSで送付される「確認コード」を受信
- 画面の指示に従い「iPhone」「Android」それぞれ設定
ここでは「WiFiに接続して操作」する必要があります。
ドコモショップでも申込み可能
ドコモショップでも「物理SIMカード→eSIM」の手続きが行えます。
手数料が3,850円かかるため、おすすめしにくいですが、自分で出来なさそうであれば、ショップを頼りましょう。
auでSIMカードからeSIMに切り替える方法
auのeSIMへの切り替えは「My au」から行います。
以下の手順に沿って操作をしてください。
▼auの手続き方法▼
- My au(eSIM再発行のページ)へログイン
- eSIM再発行する電話番号を選び、「選択」をタップ
- 再発行後の回線種別(4G or 5G)を選択して「次へ」
- 回線種別を変更する人は、料金プランを選択
- 表示内容を確認の上、「契約内容の確認方法(書面 or My au)」を選択
- 申し込み完了(申込書番号をメモ)
発行した申込み書番号をメモしておきましょう。
▼申し込み後の手順▼
開通が完了すると、翌日10時以降にSMSが届くため、再起動をして完了です。
auのSIMカード→eSIMの手数料
以上の手続きをauショップで行なった場合、手数料が3,850円かかります。
オンラインで手続きを行うと、手続き前後で料金プランの変更がない場合は、手数料0円です(変更がある場合は、オンラインでも手数料がかかります)。
ソフトバンクでSIMカードからeSIMに切り替える方法
ソフトバンクはオンラインショップで手続きできます。
▼ソフトバンクの手続き方法▼
- オンラインショップのSIM契約ページへアクセス
- eSIMを使う機種を「iPhone」「Android」から選択
- eSIMプロファイルのダウンロードなど設定
手続き上は「SIM単体で機種変更」という扱いとなります。
オンラインショップで手続きが完了したら、申込み後に届くメールに記載されたURLにアクセスし、eSIMプロファイルをダウンロードします。
ソフトバンクショップでもeSIMへの切り替えは可能
ソフトバンクショップでも上記の手続きは可能ですが、手数料3,850円かかります。
オンラインショップだと無料なので、できるだけ自分でオンラインで行いたいですね。
楽天モバイルでSIMカードからeSIMに切り替える方法
楽天モバイルは、my 楽天モバイルでeSIMへの切替ができます。
▼楽天モバイルの手続き方法▼
- 「my 楽天モバイル」にログイン
- 右上の三本線のメニューを開く
- 「契約プラン」を選択
- 「各種手続き」から「SIM交換を申請する」を選択
- 「SIM交換・再発行の理由」と「SIMタイプ(eSIM)」を選択
- 申し込み内容・回線番号を確認して「確定する」を選択
- 申し込み完了
申込み後に送られてくるメールに記載されているURLに従って、プロファイルのインストールなどの設定を行います。
楽天モバイルはeSIMへの切替には手数料はかかりません。
(eSIM→物理SIMの交換には3,300円がかかります)
ちなみに、楽天モバイルショップの一部店舗でも対応してくれるようですが、対応していない店舗もあるとのこと。
ahamoでSIMカードからeSIMに切り替える方法
▼ahamoの手続き方法▼
- ahamo公式サイトにアクセスし、三本線のメニューからログインページへ
- dアカウントでログイン
- 三本線のメニューから「その他の手続き」
- 「eSIM発行・再発行のお手続き」
- 「新しい機種(持ち込み)でeSIM発行」
- EID(32桁)を入力
- 入力内容を確認し、注文を完了させる
- eSIMの開通手順のページからプロファイルをダウンロード
SIMカードからeSIMに変更する際、端末ごとのeSIMの識別番号である「EID」が必要になる場合があります。
▼端末のEIDを調べる方法▼
- iPhone
「設定」>「一般」>「情報」 - Android
「設定」>「デバイス情報」>「SIMのステータス」(機種により異なります)
ahamoでSIMカードからeSIMへの切り替えに、手数料は不要です。
povo2.0でSIMカードからeSIMに切り替える方法
povo2.0のeSIMへの切り替えは、povo2.0アプリから手続きができます。
▼povo2.0の手続き方法▼
- 左上の人型マークから、[契約管理]ページへ
- [契約管理]ページ下部の[SIM再発行・交換]
- SIMタイプ(eSIM)、再発行理由、契約者生年月日を入力
- [契約管理]ページ上部の[次へ進む]から本人確認
- 画面に表示されているご契約情報を確認し、登録
- 受信したメールに従ってSIMの有効化、設定
手続きできる時間は9時30分〜20時の間です。
povo2.0も、eSIMへの切替に手数料はかかりません。
(eSIM→物理SIMの交換には3,850円がかかります)
LINEMOでSIMカードからeSIMに切り替える方法
LINEMOのeSIMからSIMカードへの切り替えは、下記の専用ページから申請できます。
受付は9:00~20:30(年中無休)です。変更したいSIMの種類を選択して、手続きを進めます。
LINEMOも、eSIMへの切替に手数料はかかりません。
UQモバイルでSIMカードからeSIMに切り替える方法
UQモバイルのeSIMへの切り替えは「My UQ mobile」で行います。
▼UQモバイルの手続き方法▼
- My UQ mobileへログイン
- 再発行したい電話番号を選択
- 回線切替えを実施(回線切替のページ)
- プロファイルのダウンロード(ダウンロードページ)
- APN(アクセスポイント)の設定
(>iOSの場合 >Androidの場合) - 開通完了
- eSIMへの電話番号書き込み
開通完了翌日の10時以降にSMSが届いたら、本体の再起動をして手続き完了です。
UQモバイルでのeSIMの切替に、手数料はかかりません。
ワイモバイルでSIMカードからeSIMに切り替える方法
ワイモバイルのeSIMの再発行はMy Y!mobileから行います。
▼ワイモバイルの手続き方法▼
- My Y!mobileへアクセス
- 「契約確認・変更」
- 「ご契約内容」を表示し、「eSIM設定」
- 再発行する電話番号に間違いがないか確認の上「申込する」
- 以降、画面の指示に従って手続き
手続き後、必要なプロファイルのダウンロード方法も表示されます。
ちなみにワイモバイルショップでも手続きが可能ですが、手数料3,850円がかかるため、オンラインで完結させられるとお得です。
eSIMに変更した後SIMカードはどうする?
結論、使わなくなったSIMカードは捨ててしまってOKです。
契約上は、SIMカードは事業者から借りているものです。返送を推奨しているキャリアもありますが、返さなくても特にペナルティや賠償請求を受けた、という声を聞いたことはありません。
どうしても返さないと気持ち悪い人は、「キャリア名 SIM 返送先」で調べると、住所を確認できます。
捨てる場合はハサミなどでカットして処分するのが安心です。
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、最後にそれだけ簡単に説明しておきます。
- 事務手数料、頭金がかからない(auは手数料かかります)
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- オプション不要・しつこい営業がない
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金銭的メリット(事務手数料、頭金)だけでなく精神的なメリット(待ち時間・勧誘なし)も大きく、おすすめ。
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