本日、ソニーグループとサムスン電子が発表した最新の決算。
この決算内の両社の2023年営業利益の推定額で、ソニーの2023年の推定営業利益は79億5000万米ドルと、サムスン電子の56億2000万米ドル)を13億ドル上回ったことが明らかになりました。
なお、韓国メディアのBusiness Koreaによると、2009年時点では、ソニー、パナソニック、日立製作所など日本の大手電機メーカー9社の営業利益を合計しても、サムスン電子の半分にも達しなかったとのこと。
さらにソニーの営業利益がサムスンを上回るのは1999年以来、実に24年ぶりとのことなので、いかにソニーがグループ全体で営業利益を急速に拡大してきたのかが分かります。
これ、スマホを主題としている当サイトとしては「Xperiaの好調が背景に・・・」と言いたいところですが、今やXperiaとGalaxyの出荷台数の差は天と地といった感じ。
よって、ソニーのスマートフォン部門がうんぬんはほぼ無関係でしょう。
ただ、サムスンは昨年一年でスマホ市場におけるシェアを落としており、これが同社の大幅な減益の一因となっていることは間違いなさそうです。