数日前から報告が急増しているGoogleのクラウドサービス、Google Drive上のファイルが知らない間に削除されてしまう、という問題。
今回、グーグル側からこの問題を認め、問題の防止方法を案内していたことが判明しました。
まず、グーグルは同問題に対して調査中とのこと。
また、この問題はGoogleドライブのデスクトップ用アプリを使用している場合に限って発生するようで、ブラウザ上やスマートフォン・アプリではファイルが削除されるという心配はなさそうです。
さらに意図しないファイル削除を防ぐ方法として:
- デスクトップ版ドライブで「アカウントの切断」をクリックしないこと。
- アプリのデータフォルダを削除または移動しない:
- Windows: %USERPROFILE%AppData¥Local¥GoogleDriveFS
- macOS: ~/Library/Application Support/Google/DriveFS
- オプション:ハードドライブに余裕がある場合は、アプリデータフォルダのコピーを作成することをお勧めします。
なお、この問題がどの程度広範囲に発生しているの不明ですが(気付いていないユーザーも多そう)、ユーザーによっては2023年5月以降にアップロードまたは作成されたファイルがすべて削除された、問う報告も。
現在のところ、これらの消えたファイルが今後復元されるのかは不明です。