デュアルSIMのメリット・デメリットとは?使い方・切り替え方・おすすめスマホまとめ

格安SIM

原神は2020年にリリースされ、2023年現在はパソコン、PlayStation 4、iOS、Android、PlayStation 5などのプラットフォームでプレイできます。※Switch版はまだ未リリース。 また原神 […]

デュアルSIMのメリット・デメリットについて紹介します。

デュアルSIMのメリット・デメリットについて知りたい方は、参考にしてみてください。


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  1. デュアルSIMとは|1台のスマホで2種類のSIMカードが利用できる
    1. デュアルSIMの特徴|物理SIMカードやeSIMを自由に組み合わせられる
      1. デュアルSIMはスマホ一台で二台持ちの強みが活用できる機能
      2. eSIMとは|スマホ本体に内蔵されるSIMカードの種類
    2. デュアルSIMの種類|通信形態によって4つに分けられる
      1. DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)|手動で通信の切り替えが必要
      2. DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)|2種類のSIMカードの同時利用が可能
      3. DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)|2種のSIMカード同時での4G通信が可能
      4. DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)|2種のSIMカード同時での通信が可能
  2. デュアルSIMの4つのメリット
    1. SNSのアカウントが2つ持てる|都合に合わせて使い分けられる
    2. 通信料の節約につながる|利用状況に合わせたプランが選択可能
    3. デュアルSIMは通信障害にも強い|状況によって回線を切り替えられる
    4. 海外で利用するのに最適|出張や旅行用にプリペイドSIMカードを活用する
  3. デュアルSIMの3つのデメリット・注意点
    1. 対応できない組み合わせや使い方もある|microSDが利用できなくなることも
      1. microSDカードが挿せないことがある
      2. 周波数帯が一致しないと利用できない
      3. デュアルSIMでもDSDSなら3G対応のスマホが必要
      4. 大手キャリアのスマホでデュアルSIM対応の機種は少ない
    2. バッテリーの消費が激しい|セルスタンバイが要因
    3. SIMロック解除が必要な場合もある|eSIMの機種変更にも要注意
  4. デュアルSIM対応のおすすめスマホは?iPhone・Android別で紹介
    1. デュアルSIM対応のおすすめiPhone:指紋認証のあるiPhoneSE(第二世代)
      1. iPhoneSE(第二世代)のスペック表|コンパクトで使いやすいシンプル設計
      2. iPhoneSE(第二世代)はeSIM対応のデュアルSIM端末
    2. デュアルSIM対応のおすすめAndroid4選:種類や販売元の違いに要注意
      1. OPPO Reno3 A|低価格で購入できるデュアルSIM対応スマホ
      2. Galaxy S20|デュアルSIM対応端末は日本版はなし
      3. Xperia 10 III Lite|4,500mAhの大容量バッテリーが魅力のデュアルSIM対応スマホ
      4. AQUOS sense 4|防水機能やオサイフケータイも完備したデュアルSIM対応スマホ
  5. デュアルSIMの4つの使い方
    1. 使い方1. 音声通話とデータ専用で使い分ける
    2. 使い方2. プライベートと仕事用で使い分ける
    3. 使い方3. 大手キャリアと格安SIMで使い分ける
    4. 使い方4. 国内と海外でSIMを使い分ける
  6. デュアルSIMの最強の組み合わせ3パターン
    1. 楽天モバイル×mineo|新サービス「マイそく」は条件付きでデータ使い放題
      1. デュアルSIMの一方を楽天モバイルにすれば1GBまで月額料金は0円
      2. mineoなら10GB以上のプランで「パケット放題Plus」が無料
      3. mineoは2022年3月7日より「マイそく」をスタート
    2. 楽天モバイル×IIJmio|ニーズに合ったプランをリーズナブルに運用できる
      1. IIJmioは格安かつプランの豊富なサービス
      2. 2022年4月1日より価格改定で料金が値下げとなる
    3. 楽天モバイル×povo2.0|「トッピング」で容量もサービスも必要分だけ追加できる
  7. デュアルSIMの設定方法
    1. SIMカード2枚の場合|デュアルSIM対応端末を用意してAPN設定をする
      1. 1. デュアルSIMを運用するスマホを準備
      2. 2. 利用するSIMを契約
      3. 3. スマホにSIMカードを差し込む
      4. 4. SIMの初期設定をする
    2. eSIM + 物理SIMの場合|利用する通信プランをオンライン上で設定していく
      1. 1. eSIMで利用する通信プランを設定
      2. 2. QRコードを読み込み、APNの設定をする
  8. デュアルSIMの切り替え方
  9. デュアルSIMでよくある質問
    1. eSIMでも、デュアルSIM運用ができる?
    2. デュアルSIMで同時待ち受けが可能なiPhoneは?
    3. デュアルSIMでLINE(ライン)はどうなる?
    4. デュアルSIMの場合、電話番号はいくつになる?
    5. iPhoneSE(第二世代)・8・XS・XR・11・13は、デュアルSIMに対応?
    6. デュアルSIM運用するサービスは、どう選ぶのがおすすめ?
    7. デュアルSIMがおすすめな人は?
    8. デュアルSIMがおすすめでない人は?
  10. まとめ:デュアルSIMにはメリットがたくさん!複数種類があるので、使い方には注意

デュアルSIMとは|1台のスマホで2種類のSIMカードが利用できる

まずは、デュアルSIMについて確認していきましょう。

デュアルSIMの特徴|物理SIMカードやeSIMを自由に組み合わせられる

デュアルSIMは、近年人気を集めている契約形態のひとつです。eSIMとの併用をする人も多いため、それぞれの特徴について、押さえておきましょう。

デュアルSIMはスマホ一台で二台持ちの強みが活用できる機能

デュアルSIMとは、1台のスマホに2つのSIMカードを挿入することで、2社との同時契約が叶う機能のことです。

2種類のSIMカードを並行して利用できるため、通信や電話番号、契約プランの使い分けが、スマホ一台で実現できます。

「通話に特化したSIMカードとデータ通信に特化したSIMカードを組み合わせる」といった活用も、可能です。

なお通常であれば、スマホ一台につき利用できるSIMカードは、一種類となります。

デュアルSIMを契約する場合には、デュアルSIM対応のスマホの用意が必要です。

また、デュアルSIMは4種類に分かれているので、形態に合わせて使いやすい方式のものを選択していきましょう。

eSIMとは|スマホ本体に内蔵されるSIMカードの種類

一方eSIMは、スマホ一体型のSIMカードを指します。

あらかじめスマホ本体にSIMカードが挿入されているため、差し替える必要はありません。

eSIM対応機種であれば、プランを契約次第すぐに、プラン内容を楽しめます。

またeSIM専用プランは、音声通話プランやデータ通信プランと比較して、安く済む点もメリットです。

最近では、eSIMの利点を受けてデュアルSIMを「物理SIMカード+eSIM」で運用する人も増えてきています。

eSIMであれば、SIMカードスロットがひとつの機種でも、デュアルSIM の活用が可能です。

ただしeSIMの場合機種変更でのデータ移行に手間がかかるため、デメリットも合わせて覚えておきましょう。

デュアルSIMの種類|通信形態によって4つに分けられる

デュアルSIMは通信方式によって全部で4つの種類に分けられます。

デュアルSIMを活用する際には、デュアルSIMに対応するスマホがどの方式を採用しているか確認しなければなりません。

購入前には必ず、どの種類のデュアルSIMであるかを、事前に確認しておきましょう。

DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)|手動で通信の切り替えが必要

DSSSは、デュアルSIMであっても、一度に有効となるSIMカードは1種類のみとなる通信方式です。

そのためスマホに2種類のSIMカードを挿入していても、通話や通信はどちらか一方を選択して、行わなければなりません。

デュアルSIMでも無効となるもう一方のSIMカードは、無効状態時ならメッセージ受信や受電ができない点がデメリットです。

SIMカード間の切り替えは手動となるうえ、2種類のSIMカードの同時利用はできませんので、注意してください。

なおデュアルSIMで使う2種類とも4G通信が可能です。

DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)|2種類のSIMカードの同時利用が可能

通信は1種類のみとなるDSSSに対して、2種類の同時スタンバイができる方式が、DSDSです。

DSDSでは、切り替える必要もなく、常にデュアルSIM両方の受信が可能になります。

一方のSIMカードを利用している際、もう一方に着信があると、SIMカードが自動的に切り替わります。

どちらを使っていても両方のSIMカードに対応できる点が、DSDSのポイントです。

ただし、どちらか一方で通話をする際には、もう一方での通信は無効となります。通話をつなげながらもう一方のSIMカードで通信することはできませんので注意してください。

またデュアルSIMでも同時の4G通信は実現できません。一方で4G通信をすると、もう一方は3G通信になる点も、デメリットです。

DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)|2種のSIMカード同時での4G通信が可能

DSDVは、DSDSと同様に、デュアルSIM両方が切り替えることなく、常にスタンバイできる方式です。

さらにDSDVは一方で通話をしている際にも、もう一方にかかってきた着信を受けることが可能です。

またDSDSではできなかった、デュアルSIM同時での4G通信もできる方式になります。

ただし、一方のSIMカードで通話をおこないながら、もう一方のSIMカードで通信をすることはできません。

デュアルSIM両者での同時通信はできませんので、注意してください。

DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)|2種のSIMカード同時での通信が可能

DSDVは、デュアルSIMが常時スタンバイとなるうえ、同時に4G通信ができる方式でした。

もっとも新しい方式であるDSDAは、さらにデュアルSIMでの同時通信が可能になります。

そのため、一方のSIMカードで通話していたとしても、もう一方のSIMカードで通信できる点が特徴です。

デュアルSIMの種類を選択する際には、次の項目に注意しておきましょう。

 

通信の切り替えは手動か自動か
通信サービスは3Gか4Gか
通話をしながらもう一方での通信は有効か
SIMカードの同時通信は可能か

デュアルSIMは、利用する方式によって使用感や使いやすさが変わってきます。

そのぶん費用も変動するので、デュアルSIM対応端末の購入時には、ニーズを確認しながら選んでいくのがおすすめです。

デュアルSIMの4つのメリット

次に、デュアルSIMのメリットについて確認していきましょう。

SNSのアカウントが2つ持てる|都合に合わせて使い分けられる

デュアルSIMでは電話番号が2つ持てるため、結果として、SNSのアカウントが2つ持てることになります。

電話番号でアカウント作成ができるサービス全般で、享受できるメリットといえるでしょう。

LINEであればプライベート用と仕事用として、アカウントを使い分けることも可能です。

ただしスマホの機種によっては、デュアルSIMであっても、複数のアカウント作成ができないものもあります。

とくにiPhoneでは、2つ以上のアカウント所持はできませんので、あらかじめ注意しておきましょう。

通信料の節約につながる|利用状況に合わせたプランが選択可能

デュアルSIMでは、2つの全く異なるSIMカードを選択できます。

そのため、ユーザーのニーズに沿いながら、組み合わせ方次第で通信料を安く抑えられる点も、デュアルSIMのメリットです。

もし音声通話を使う機会が多いのであれば、通話料金がお得な格安SIMとデータ通信がお得な格安SIMを組み合わせるのがおすすめです。

両者をまとめるよりもお得に運用できます。

また格安SIMによって多様なオプションが用意されるため、利用状況に合わせてデュアルSIMを選ぶのも最適です。

音楽を聴く人なら「MUSICカウントフリー」のあるOCN モバイル ONE。

動画を視聴する人なら「エンタメフリー・オプション」のあるBIGLOBEモバイルを活用すると、通信料が安く抑えられます。

デュアルSIMは通信障害にも強い|状況によって回線を切り替えられる

SIMカードを選ぶ際に注目したいポイントのひとつが、通信の安定性やつながりやすさです。

最近では、2021年10月にドコモが大規模通信障害を起こしたように、キャリアであっても通信障害のリスクが伴います。

しかし、デュアルSIMであれば通信障害が起きた際にも、もう一方の回線に切り替えることで、トラブルの回避が可能です。

また通信障害でなくとも2種類の回線を持つことは、災害時や緊急時のリスクヘッジにつながります。

デュアルSIMで回線を選択する際には、一方に信頼性の高いキャリア回線を持っておくことも得策です。

せっかく2種類の回線を利用できるのであれば、通信性が期待できる回線もぜひ押さえておきましょう。

海外で利用するのに最適|出張や旅行用にプリペイドSIMカードを活用する

本来海外でスマホを使う際には、高額な費用を取られたり海外での通信自体に対応していなかったりすることがあります。

しかしデュアルSIMでは、一方のSIMカードをプリペイドSIMにすることも可能です。

すると期間限定の一時的な回線として使えるため、海外旅行や海外出張の際に活用できます。

海外用のSIMカードは、家電量販店や一部の格安SIMで取り扱いがあります。

もう一方を、海外利用のためのプリペイドSIMにする場合は、デュアルSIMのもう一方を音声通話用にするのがおすすめです。

ただし通常で使っているSIMカードは、海外ローミングの設定を切っておきましょう。オンのままだと高額になる可能性もあるので、あらかじめ注意が必要です。

デュアルSIMの3つのデメリット・注意点

次に、デュアルSIMのデメリットについて確認していきましょう。

対応できない組み合わせや使い方もある|microSDが利用できなくなることも

デュアルSIMはSIMカードを2つ利用できる便利な機能ですが、対応可能な組み合わせや使い方には、制限があります。

スマホの機種や回線によっては、デュアルSIMのメリットが受けられない可能性もあるため、事前に必ず確認しておきましょう。

デュアルSIMでの注意点は、次のとおりです。

microSDカードが挿せないことがある

デュアルSIM対応であっても、スマホの機種によっては、スロットのひとつがmicroSDカードと共用のものも、あります。

デュアルSIMを両方のスロットに挿入してしまうと、当然microSDカードは挿せなくなる点に注意してください。

デュアルSIMを優先してmicroSDを無くすと、データの保存容量は少なくなります。

スロットのひとつが、nano SIMカードまたはmicroSDカードの挿入場所となっているスマホには要注意です。

なお一方がmicroSDカードのスロットとなっていても、eSIM対応スマホであれば、デュアルSIMのままmicroSDカードが利用可能です。

また、SIMカード用のスロットとSDカードスロットが別のものや、設置場所が異なるものもあります。

デュアルSIM対応のスマホを選ぶ際には、スロットの場所やタイプもチェックしておきましょう。

周波数帯が一致しないと利用できない

SIMフリーのスマホをデュアルSIMスマホとして利用する際には、機種と回線の組み合わせに注意が必要です。

トリプルキャリアや、楽天モバイルなどの格安SIMでは、それぞれ提供している周波数帯が決まっています。

周波数帯とは、無線通信において電波の周波数を届ける範囲のことです。

一方、スマホにもそれぞれ対応している周波数帯があります。

スムーズな通信や通話を叶えるためには、スマホが対応する周波数帯とキャリアが提供する周波数帯が一致していなければなりません。

一致しない場合は通信がつながらない、通話が届きにくいといったデメリットが起こり得ます。

デュアルSIMを利用する際には、機種と携帯電話会社の周波数を、必ず確認しておきましょう。

デュアルSIMでもDSDSなら3G対応のスマホが必要

デュアルSIMには、DSSS・DSDS・DSDV・DSDAの4種類があります。DSSSは、どちらか一方の回線しか利用できないため4G対応スマホであれば問題ありません。

しかしDSDSの場合、一方を4G通信にするともう一方が3G通信になるという特徴があります。

そのためDSDSのデュアルSIMを使う場合には、3Gに対応しているスマホの用意が必要です。

しかし、現在3G通信に対応しているキャリアは、ほとんどありません。

SIMフリースマホとなるとかなり限られるため、利用したいサービスで対応しているか、事前に確認しておきましょう。

もし、デュアルSIMの種類にこだわりがないのであれば、どちらも4Gで使えるDSDVのスマホがおすすめです。

大手キャリアのスマホでデュアルSIM対応の機種は少ない

デュアルSIMに対応しているスマホは、ほとんどがSIMフリースマホになります。

ドコモ・ソフトバンク・auで提供されるキャリアモデルは、基本的に利用不可となるので、注意してください。

希望する端末がデュアルSIMに対応しているかどうかは、メーカーの公式サイトから確認できます。

デュアルSIMを利用したいのであればまず、デュアルSIM対応端末から探していきましょう。

バッテリーの消費が激しい|セルスタンバイが要因

デュアルSIMは二台持ちの必要がなく、2種類の回線が利用できる機能です。

しかしそのぶん、バッテリー消費がSIMカード一枚で運用する通常のスマホよりも激しくなる点に、注意してください。

デュアルSIMのバッテリー消費が速い要因には「セルスタンバイ」が挙げられます。

セルスタンバイとはAndroid OSに備わる機能で、通信状況に合わせて回線の再接続を図るサービスです。

セルスタンバイにあると、スマホの動作状況に関わらず、常時電波を探している状態になります。

すると稼働状態が続くため、結果としてバッテリーの消耗につながります。

通信環境が良いことはデュアルSIMの利点ですが、同時に起こり得るデメリットについても押さえておきましょう。

外出時には、モバイルバッテリーやポケット型WiFiを持ち歩いておくのが、おすすめです。

SIMロック解除が必要な場合もある|eSIMの機種変更にも要注意

デュアルSIMを使いたい場合には、デュアルSIM対応端末を用意する必要があります。

しかし手持ちのスマホをそのまま使うのであれば、回線を変更する場合に限り、SIMロックの解除を行わなければなりません。

SIMロックの解除が必要かどうかは、端末と回線の組み合わせで確認していきましょう。

なおeSIMであっても、SIMロックの解除が必要となるケースもあります。

なおeSIMからデュアルSIMへ機種変更するとなった際には、機種変更に手間がかかるため注意が必要です。

eSIMはスマホ内部に組み込まれているため、機種変更時にはeSIMの再発行手続きが必須となります。

さらに再発行には手数料も発生するので、現在eSIMを利用している人は注意してください。

デュアルSIM対応のおすすめスマホは?iPhone・Android別で紹介

ここでは、デュアルSIM対応のおすすめスマホについて確認していきましょう。

デュアルSIM対応のおすすめiPhone:指紋認証のあるiPhoneSE(第二世代)

iPhoneでは、デュアルSIMの対応機種を多く取りそろえています。

「nano-SIM+eSIM」のデュアルSIM に対応しているのは、iPhone12・iPhone11・iPhoneXS・iPhoneXS Max・iPhoneXR・iPhoneSE(第二世代)の6種です。

iPhoneSE(第二世代)のスペックやメリットについて、見ていきましょう。

iPhoneSE(第二世代)のスペック表|コンパクトで使いやすいシンプル設計

カラー ・ブラック
・ホワイト
・PRODUCT(RED)
データ容量 64GB/128GB
サイズ(幅×高さ×厚さ) 67.3×138.4×7.3mm
重量 148g
ディスプレイ 4.7インチ
プロセッサ A13 Bionic
カメラ ・メインカメラ:1200万画素
・フロントカメラ:700万画素
生体認証 指紋認証
バッテリー ・ビデオ再生:最大13時間
・ビデオ再生(ストリーミング):最大8時間
・オーディオ再生:最大40時間
オペレーティングシステム iOS 15
SIMカード デュアルSIM(nanoSIM+eSIM)
防沫/耐水/防塵性能 IP67等級

iPhoneでデュアルSIMを利用するなら、iPhoneSE(第二世代)がおすすめです。

iPhoneSE(第二世代)は、デュアルSIM対応機種のなかでも珍しく、指紋認証システムを採用するモデルになります。

マスク社会で顔認証システムが使いにくくなった現在でも、非常に使いやすい端末です。

また148gの軽さに手頃な4.7インチのディスプレイが特徴で、万人にとって使いやすいサイズ感といえます。

iPhoneSE(第二世代)はeSIM対応のデュアルSIM端末

iPhoneSE(第二世代)は、デュアルSIM対応のiPhoneです。SIMカードのタイプはnano-SIMとeSIMで、物理SIMカードは一枚のみで済ませることができます。

eSIM対応のデュアルSIMのため、好みのタイミングで契約プランが結べたり、SIMカード差し込みの手間がなかったりする点がメリットです。

またiPhoneのデュアルSIM方式は、DSDSとなります。

iPhoneならデュアルSIMで同時待ち受けができるうえ、2種類のSIMカードは自動切り替えで運用できます。

ただし片方は3G通信となるため、生活圏内における電波のつながりやすさは、あらかじめ確認しておきましょう。

デュアルSIM対応のおすすめAndroid4選:種類や販売元の違いに要注意

AndroidスマホでデュアルSIMに対応している機種は、iPhoneよりも豊富にそろっています。

デュアルSIM対応のAndroidスマホでお探しの場合は、次の4種がおすすめです。

OPPO Reno3 A|低価格で購入できるデュアルSIM対応スマホ

カラー ・ブラック
・ホワイト
データ容量 128GB
サイズ(幅×高さ×厚さ) 74.1×160.9×8.2mm
重量 175g
ディスプレイ 6.44インチ
プロセッサ Snapdragon 630
カメラ ・メインカメラ:約4800万画素
・サブカメラ:1600万画素
生体認証 指紋認証/顔認証
バッテリー 4025mAh
オペレーティングシステム ColorOS 7.1(based on Android™ 10)
SIMカード 排他的デュアルSIMスロット (nanoSIM+nanoSIM / microSD)
防沫/耐水/防塵性能 IP68等級

OPPO Reno3 Aは、2万円台の低価格が魅力の、デュアルSIM対応スマホです。

とはいえ、4025mAhの大容量バッテリーや約4800万画素のハイスペックなカメラ性能も備えています。

予算を抑えつつも使い勝手の良いデュアルSIM対応スマホがほしい人なら、おすすめのモデルといえるでしょう。

ただしOPPO Reno3 AはデュアルSIM対応ではあるものの、eSIMには非対応となっています。eSIM用の契約プランは選択できない点に注意が必要です。

またワイモバイル版に限り、デュアルSIMはnanoSIMとmicroSDのシングルSIMスロットとなります。

Galaxy S20|デュアルSIM対応端末は日本版はなし

カラー ・コスミックグレー
・クラウドブルー
・クラウドホワイト
データ容量 128GB
サイズ(幅×高さ×厚さ) 69×152×7.9mm
重量 163g
ディスプレイ 約6.2インチ
プロセッサ Snapdragon 865
カメラ ・メインカメラ:約1200万画素(超広角)約1200万画素(広角)約6400万画素(望遠)
・サブカメラ:1000万画素
生体認証 指紋認証/顔認証
バッテリー 4000mAh
オペレーティングシステム ‎Android 10.0
SIMカード デュアルSIM(nanoSIM+nanoSIM)
防沫/防塵性能 IP68等級

「Galaxy S20」は、おサイフケータイやワイヤレス充電に対応する、利便性の高いスマートフォンです。8Kでのビデオ撮影も可能なため、カメラ性能を重視する人にもおすすめのモデルといえます。

また大迫力のパワフルなステレオスピーカーも備えており、オンラインゲームをする人にも最適です。

ただし、デュアルSIMに対応しているのは海外版のみです。国内版のGalaxy S20は、デュアルSIM非対応のため注意してください。

なお、「Galaxy S10」はモデルを問わず、デュアルSIM非対応の機種となります。

Xperia 10 III Lite|4,500mAhの大容量バッテリーが魅力のデュアルSIM対応スマホ

カラー ・ブラック
・ホワイト
・ブルー
・ピンク
データ容量 64GB
サイズ(幅×高さ×厚さ) 68×154×8.3mm
重量 169g
ディスプレイ 6.0インチ
プロセッサ Qualcomm® Snapdragon™ 690 5G
カメラ ・メインカメラ:約800万画素 (超広角)約1,200万画素(広角)800万画素(望遠)
・サブカメラ:約800万画素
生体認証 指紋認証
バッテリー 4,500mAh
オペレーティングシステム Android™ 11
SIMカード デュアルSIM(nanoSIM+eSIM)
防沫/耐水/防塵性能 IPX5/8・IP6X

Xperia 10 III Liteは、Xperia 10 III廉価版にあたる5Gスマートフォンです。

製品価格も4万円台からとリーズナブルで、4,500mAhもの大容量かつ長寿命のバッテリーが特徴となります。

圧倒的な映像美が楽しめるHDR対応有機ELディスプレイも魅力のひとつで、オンラインゲームや動画視聴の多い人にもおすすめです。

なおデュアルSIMとしてはnanoSIMとeSIMのタイプになるため、差し込みは1種類で済ませられます。

重量も軽く手のひらに収まるサイズ感のため、使いやすさを重視する人はぜひ検討してみてください。

AQUOS sense 4|防水機能やオサイフケータイも完備したデュアルSIM対応スマホ

カラー ・ブラック
・シルバー
・ライトカッパー
データ容量 64GB
サイズ(幅×高さ×厚さ) 148mm×約71mm×約8.9mm
重量 177g
ディスプレイ 約5.8インチ
プロセッサ Qualcomm® Snapdragon™ 720G
カメラ ・メインカメラ:1,200万画素(広角)1,200万画素(標準)800万画素(望遠)
・フロントカメラ:800万画素
生体認証 指紋認証/顔認証
バッテリー 4,570mAh
オペレーティングシステム Android™ 10
SIMカード デュアルSIM(nanoSIM+eSIM)
防沫/耐水/防塵性能 IPX5/IPX8・IP6X

日本産スマホとして人気のAQUOSシリーズでデュアルSIM対応スマホを選ぶなら、「AQUOS sense 4」がおすすめです。

AQUOS sense 4は4,570mAhの大容量バッテリーを備えるうえ、おサイフケータイ機能や海外ローミングにも対応しています。

また生体認証システムが指紋と顔の2種類選べる点も、評判です。

デュアルSIMはeSIMとnanoSIMのDSDVに対応しています。ただし、キャリア版はデュアルSIM非対応となるので、販売元の違いに注意してください。

デュアルSIMの4つの使い方

続いて、デュアルSIMの使い方について確認していきましょう。

使い方1. 音声通話とデータ専用で使い分ける

SIMカードには音声通話SIMのほか、SMS機能付きやSIMデータ専用SIMがあります。

通話機能を利用するなら音声通話SIMですが、電話をしないのであればSMS機能付きSIMかデータ専用SIMで充分です。

しかしデュアルSIMなら、一方を音声通話SIMにしてしまえば、もう一方が何であっても通話機能は利用可能となります。

料金も音声通話SIMから、SMS機能付きSIM、データ専用SIMの順に安くなるため、予算を抑えることも可能です。

また楽天モバイルなどアプリを経由することで、通話自体が無料にできるものもあります。

デュアルSIMで切り替えてアプリにつなげれば、通話料金を大幅に下げられる点もメリットといえるでしょう。

使い方2. プライベートと仕事用で使い分ける

デュアルSIMでは、通話と通信を分けるほかに、プライベート用と仕事用で使い分ける方法もあります。

本来、スマホは一台につき1種類のSIMカードとなるため、電話番号はひとつしか使えません。

しかしデュアルSIMであれば、一台のスマホで2つの電話番号が使えるため、プライベート用と仕事用として使い分けられます。

またスマホを二台持ちする必要もなくなる点も、デュアルSIMならではのメリットです。持ち物を減らせるうえに、着信があってもどちらか探し当てる必要もなくなります。

会社から仕事用のスマホを支給されていない人は、ぜひデュアルSIMを検討してみてください。

使い方3. 大手キャリアと格安SIMで使い分ける

デュアルSIMを利用する場合、同じ携帯会社にする必要はありません。希望すれば一方を大手キャリアにして、もう一方を格安SIMにすることも可能です。

すると大手キャリアと格安SIMのデメリットを互いに抑えながら、双方のメリットを享受できます。

大手キャリアであればキャリアメールを利用できる点や、通信性が安定している点がポイントです。

一方格安SIMでは、音声通話を安く抑えられる点やいつでも気軽に乗り換えられる点がメリットといえます。

また、格安SIM次第では、サービスのカウントフリーオプションなども活用できます。

上手く使い分ければ、費用を抑えてお得に運用できるため、ぜひデュアルSIMの組み合わせも楽しんでいきましょう。

使い方4. 国内と海外でSIMを使い分ける

デュアルSIMでは、2種類の異なるSIMカードを、一気に利用できる点が最大の特徴です。使い分け方も自由にできるため、好きな契約プランやキャリアを2つ選択できます。

海外出張が多い人であれば、国内用と海外用で切り換えることも可能です。

海外では海外用のプリペイドSIMが使えるので、出張時や旅行時は切替て利用していきましょう。

国内での普段使いは通常のスマホのように運用します。あえてプリペイドSIM用に空けておく使い方もおすすめです。

デュアルSIMの最強の組み合わせ3パターン

次に、デュアルSIMの組み合わせについて確認していきましょう。

楽天モバイル×mineo|新サービス「マイそく」は条件付きでデータ使い放題

デュアルSIMの契約プランを選ぶなら、一方は楽天モバイルにするのがおすすめです。

楽天モバイルとmineoの、最適な組み合わせ例を見ていきましょう。

デュアルSIMの一方を楽天モバイルにすれば1GBまで月額料金は0円

楽天モバイル

楽天モバイルは使ったぶんによって月額料金が上がっていく、従量課金制を採用しています。

3GBまでは1,078円(税込)、20GBまでは2,178円(税込)となりますが、1GB以内なら無料で運用可能です。

さらに専用アプリ「Rakuten Link」を経由すると、メッセージの送受信や音声通話は無料で使い放題となります。

よって楽天モバイルでデータ通信を使わずにアプリのみで音声通話を利用すれば、実質0円での運用も実現できます。

もう一方にデータ通信用のSIMを用意して、通信用と通話用に使い分けるのがおすすめです。デュアルSIMで使うなら、まさに最適の格安SIMといえるでしょう。

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mineoなら10GB以上のプランで「パケット放題Plus」が無料

 mineo
参照:mineo

データ通信専用は、通話料金が月額基本料に含まれないため、音声通話SIMよりも安く抑えることができます。

データ通信専用のSIMを用意する際には、データ使い放題サービスのあるmineoがおすすめです。

mineoではトリプルキャリアから回線が選べるうえ、20GBでも月額1,925円(税込)で運用できます。

さらに10GB以上のコースを選択すれば、最大1.5Mbpsで使い放題となる「パケット放題Plus」が無料で追加可能です。


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mineoは2022年3月7日より「マイそく」をスタート

またmineoでは2022年3月7日より「マイそく」の提供がスタートします。

「マイそく」は月額990円(税込)からデータ使い放題が利用できるサービスです。

速度は月額990円(税込)の「スタンダード」が最大1.5Mbps、月額2,200円(税込)の「プレミアム」が最大3Mbpsとなります。

ただし、平日の午後12~13時の速度のみ、最大32kbpsまで落ち込むという条件付きです。

回線の混雑がピークとなる平日昼間の利用を控えることで、そのほかの時間が使い放題になります。

とはいえ日中の限定した1時間だけ使用を控えるかWi-Fi環境下にあれば、ほとんど支障はありません。

デュアルSIMのデータ通信専用SIMとしては、理想的なサービスといえるでしょう。


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楽天モバイル×IIJmio|ニーズに合ったプランをリーズナブルに運用できる

楽天モバイル

デュアルSIMの一方を楽天モバイルにするのであれば、もう一方を老舗の格安SIMであるIIJmioにするのも、おすすめです。

楽天モバイルとIIJmioでデュアルSIMを運用した際のメリットは、次のとおりとなります。

IIJmioは格安かつプランの豊富なサービス

IIJmio
参照:IIJmio

IIJmioでは定額サービスの「ギガプラン」と、使ったぶんだけ支払う「従量制プラン」の2つを用意しています。

また、eSIM専用サービス「データプラン ゼロ(eSIM)」を提供している点も、特徴です。

「データプラン ゼロ(eSIM)」は、月額料金165円(税込)で、必要分のデータ容量を追加していけるサービスになります。

なお「ギガプラン」で選べるSIMカードは、音声・SMS・データ・eSIMの4種類です。

余ったデータ容量は、繰り越しが可能な上、データシェア機能も利用できます。

格安料金で容量も2~20GBまで用意されているので、細かい希望がある人には最適の格安SIMといえるでしょう。


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2022年4月1日より価格改定で料金が値下げとなる

IIJmioは2022年3月1日に、月額基本料金値下げの価格改定を発表しています。

対象となるサービスは「ギガプラン」のみで、改定日は2022年4月1日です。

なお値下げが行われるのは音声・SMS・データのSIMで、eSIMは対象外となります。

とはいえ、データ専用SIMの20GBなら月額1,950円(税込)と、リーズナブルな価格が魅力です。

また2022年4月30日までは「4年連続シェアNo.1記念キャンペーン」として、通話定額割引特典も適用できます。

ギガプランで「通話定額オプション」に申し込めば、月額利用料が13カ月間、410円(税込)割引となります。

デュアルSIMで、仕事用とプライベート用に電話を使い分ける際にも、おすすめです。

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楽天モバイル×povo2.0|「トッピング」で容量もサービスも必要分だけ追加できる

楽天モバイル

デュアルSIMの利点は、2種類の回線を用途に合わせて使い分けられる点にあります。

楽天モバイルで音声通話をカバーするのであれば、もう一方をpovo2.0にしてプランを組み合わせていく方法も、おすすめです。

povo2.0はKDDIグループが提供しているオンライン専用プランで、信頼性の高いau回線を利用できます。

デュアルSIMでメイン回線を楽天モバイルにした際の、サブ回線として最適です。

またpovo2.0では「トッピング」でデータ容量やオプション、コンテンツサービスを自由にカスタマイズして、運用できます。

プリペイド形式で、必要分だけ申し込めるのが、povo2.0ならではのメリットです。

基本料金も0円でデュアルSIMなら費用も抑えられるため、予算重視の人はぜひ検討してみてください。

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デュアルSIMの設定方法

次に、デュアルSIMの設定方法について確認していきましょう。

SIMカード2枚の場合|デュアルSIM対応端末を用意してAPN設定をする

物理SIMカードを2枚使ってデュアルSIMを運用する際の手順は、次のとおりです。

1. デュアルSIMを運用するスマホを準備

デュアルSIMを運用する場合は、デュアルSIM対応のスマホを用意しましょう。

iPhoneならiPhoneXS以降、AndroidスマホならOPPOやAQUOS、GoogleのPixelシリーズがおすすめです。

なおデュアルSIM対応のスマホであっても、大手キャリアで購入したモデルだと非対応の可能性もあります。

SIMロック解除が必要なこともあるので、事前に必ず確認しておきましょう。SIMロックの解除が可能であれば、解除次第すきなサービスのSIMカードが利用できます。

2. 利用するSIMを契約

デュアルSIMでは2種類のSIMカードが契約できます。使い分け方はニーズによって通話用と通信用、仕事用とプライベート用とさまざまです。

なるべく異なるメリットで選ぶように勧めると、双方のデメリットも上手く解消できます。

なお格安SIMによっては、デュアルSIM運用の際の設定手順が公式サイトに記載されていることもあります。

注意事項なども含めて、あらかじめ確認しておくことがおすすめです。

3. スマホにSIMカードを差し込む

SIMカードが到着したら、いよいよ電源を切ったスマホ本体にSIMカードを差し込んでいきます。デュアルSIM対応端末でSIMカード差し込む場所は、機種によって異なります。

Androidスマホで、2枚目のSIMカードを挿入する場所は、SDカードのスロットです。

iPhoneで差し込む場合は、SIMカードトレイの上下になります。

SIM カードトレイは、小さな穴にSIM 取り出しツールやペーパークリップを差し込むと、引き出すことが可能です。

SIM カードの向きや置き方に注意して、装着していきましょう。

4. SIMの初期設定をする

デュアルSIMを備え付けたら、あとは初期設定のみとなります。初期設定では、利用する通信回線を決めるAPN(アクセスポイント名)の設定を進めていきましょう。

APNは自動的に接続されることで、設定が行われます。

ただし、APN(アクセスポイント名)の設定は、格安SIMやキャリアによって手順が異なるため、注意が必要です。

基本的に「設定」内のモバイル通信からしていきますが、その後の手順は公式サイトや同梱される案内を参考に進めていきましょう。

eSIM + 物理SIMの場合|利用する通信プランをオンライン上で設定していく

物理SIMカードとeSIMを使ってデュアルSIMを運用する際の手順は、次のとおりです。

1. eSIMで利用する通信プランを設定

eSIMの場合は、eSIM専用プランに申し込む必要があります。eSIM専用プランを用意するサービスは限られているので、事前に確認しておくとスムーズです。

デュアルSIMに利用するeSIMが決まったら、携帯電話会社に申し込んで、eSIMのQRコードを受け取りましょう。

なお携帯電話会社によってはQRコードではなく、指定のiPhoneAppで設定したり手動で入力したりすることもあります。

どちらにしても申し込みが済んだら、オンライン上からすぐに設定ができる点がeSIMのメリットです。

2. QRコードを読み込み、APNの設定をする

QRコードを読み取ると、利用可能なモバイルプランが検出されたとの通知が表示されます。

通知を開くと「モバイル通信プランの追加」の画面が出てくるため、そのまま選択していきましょう。

必要であればそのあとに、キャリアや格安SIMから支給されている確認番号を入力していきます。

モバイル通信の画面に進んだら、副回線をオンにして「音声通話とデータ」を選択します。通信回線を選んだらアンテナが立っているかどうか確認し、完了です。

APN設定の手順はSIMカードを契約した会社の公式サイトや案内書類を参照すると、スムーズに進められます。

デュアルSIMの切り替え方

デュアルSIMの切り替えは「設定」から可能です。切り替えたいときには毎度、有効とする回線を「設定」内の「モバイルデータ通信」にて選択する必要があります。

着信に関しても、DSSSでは無効となるSIMは、着信もデータ通信も受けられません。

しかしそれ以外のデュアルSIMであれば、回線を切り替えることなく、着信を受けられます。

また、デフォルトで使用したい電話番号を指定したり、発信時にどちらの回線でするか選んだりすることも可能です。

デュアルSIMの使い勝手は種類によって異なるため、あらかじめ違いについて押さえておきましょう。

デュアルSIMでよくある質問

最後に、デュアルSIMでよくある質問を見ていきましょう。

eSIMでも、デュアルSIM運用ができる?

eSIMでもデュアルSIMは運用できます。ただしeSIMが利用できるかどうかは、機種によって異なるので注意してください。

またeSIM専用プランが必須のため、サービスの確認をしておく必要があります。

デュアルSIMで同時待ち受けが可能なiPhoneは?

デュアルSIMで同時待ち受けをおこなうには、DSDSである必要があります。

iPhoneでDSDSを採用しているデュアルSIM対応機種は、次のとおりです。

DSDSならSIMの切り替えなく、どちらの回線でも着信を受けられます。

デュアルSIMでLINE(ライン)はどうなる?

デュアルSIMでは電話番号が2種類取得できるため、LINEのアカウントも2つ作れます。

しかし、一台のスマホにインストールできるLINEはひとつとなる点に、要注意です。

基本的にスマホで利用できるLINEのアカウントは、ひとつになります。

もうひとつアカウントを使いたい際には、パソコンやiPadなど、デバイスを変えて活用していきましょう。

デュアルSIMの場合、電話番号はいくつになる?

デュアルSIMでは電話番号を2つ利用できます。着信や発信の際には、どちらからするか選べる点が、デュアルSIMのメリットです。

ただし切り替え方はDSSSかそれ以外かで変わるため、注意してください。

iPhoneSE(第二世代)・8・XS・XR・11・13は、デュアルSIMに対応?

iPhoneSE(第二世代)・XS・XR・11・13は、デュアルSIMに対応しています。iPhone8は非対応となるので、ご注意ください。

デュアルSIM運用するサービスは、どう選ぶのがおすすめ?

デュアルSIMでは、使い方に合わせたサービスを選ぶのがおすすめです。

音声通話が多い人なら通話専用アプリがある楽天モバイルや、通話料がお得なIIJmioを選びましょう。

また2つのサービスのメリットが同じ内容にならない方がお得です。

ひとつが音声通話に特化したものであれば、もうひとつはデータ通信に特化したものを選びましょう。

異なる特徴のサービスを選ぶと、双方のメリットがより受けやすくなります。

デュアルSIMがおすすめな人は?

デュアルSIMは現在二台持ちしている人や、一台では物足りない人におすすめです。

デュアルSIMにすると、二台持ちのデメリットである持ち運びの手間や登録の面倒が、解消されます。

また一台では利用したいサービスが選びきれないという人も、デュアルSIMなら2種類のサービスが選択可能です。

デュアルSIMがおすすめでない人は?

一方通話のみ、データ通信のみでいいという人は、デュアルSIMにするメリットはほとんどありません。

デュアルSIMでは料金も上がってしまうため、予算重視の人にも不向きです。

また現在二台持ちであっても、同時並行で使う機会の多い人はかえって手間になる恐れもあります。

まとめ:デュアルSIMにはメリットがたくさん!複数種類があるので、使い方には注意

デュアルSIMのメリット・デメリットについて紹介しました。

デュアルSIMは、通信料の節約につながるなどメリットが多くあります。

しかし、周波数帯が一致しないと利用できないなどのデメリットもあるため注意してください。

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