昨日正式発表されたクアルコムの最新フラッグシップ向けチップセット、Snapdragon 8 Gen 3。
搭載初号機はXiaomi 14シリーズとなることがほぼ確実で、11月には他の中国メーカーからも同チップ搭載機種が発表・リリースされると言われています。
そんなSnapdragon 8 Gen 3の「公式」なベンチマークスコアがいくつか公開された模様です。
まずはAntutuベンチマークスコア。
いずれのスコアも210万ポイント以上となっています。
前世代チップセット、Snapdragon 8 Gen 2のAntutuベンチマークスコアが150万程度なので、総合スコアでは約4割の性能アップ、ということになります。
なかでもスコアを大きく押し上げているのがGPUスコアで、こちらはSD8Gen2と比べると約1.5倍となっています。
そして次はGeekbench 6スコア。
シングルコアが2300ポイント台、マルチコアが7500前後となっており、事前に発見されていた同チップのスコアと比べてもかなり高めです。
また、SD8Gen2搭載機の平均的なGeekbenchスコアと比べてもマルチコアは1.3~1.4倍といったところです。
今年のSnapdragon 8 gen 2のGen 1からの性能向上もかなりの幅でしたが、Gen 2→Gen 3への進化はそれ以上、と言えそうです。