先日国内でも発売となった新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 5 V。
すでに発売から1週間が経ちましたが、ネット上の入手報告はかなり少なめで、話題性も低いといった印象です。
一方、Xperia 1 Vの兄弟モデルとされるこのXperia 5 Vですが、今回は望遠カメラが廃止されるなど、過去世代よりもカメラ仕様の違いが大きくなっています。
また、同モデルのDXOMarkにおけるカメラ評価はまさかの前モデルからの退化といった結果に。
というわけで、今回はこのXperia 5 Vのカメラ性能がライバル機種と比較してどの程度の位置にいるのか、という点を見てみたいと思います。
まずは国内でも取り扱いがのあり、一般的に「レギュラーフラッグシップ」とされる2023年モデル、iPhone 15とGalaxy S23との比較:
Android機種で比較的価格も近いGalaxy S23と比べてもかなり大きな評価の差があります。
一方、今回の5 Vのような例外もありますが、基本的にはスマホのカメラの性能は世代が進むにつれて進化します。
よって、今度は、このXperia 5 Vの評価がライバル機種で言うとどれくらい世代を遡ることになるのか、という点とみてみます。
Xperia 5 Vに最も近いiPhoneとGalaxy Sシリーズモデルだと、Xperia 5 VのカメラはiPhoneでは3世代モデル、Galaxyでは2世代前のモデルとほぼ同評価ということに。
DXOMarkはカメラのレビューサイトとしてはもっとも有名なメディアの一つであることは事実ですが、一部では評価の公平性を疑問視する声が上がっていることも事実。
ただ、数ポイントの差ならともかく、さすがに10ポイントを超えるような評価差がある場合はやはり誰もが認めざるえないくらいの性能差があることがほとんど。
やはりXperiaのカメラ性能はiPhoneやAndroidのライバル機種と比べても2~3世代前後は遅れている、というのは否定できなさそうですね。
ソース:DXOMark