ソニーの最新モデル、と言えば、国内では明日10月13日にドコモ、au、楽天モバイルのキャリア版が発売となるXperia 5 V。
望遠カメラの廃止や、高めの価格設定、ディスプレイ品質の劣化疑惑などもあってか、国内ユーザーの今のところの注目度はかなり低めいという印象です。
そんな中、海外ではこのXperia 5 Vを含む2023年版Xperiaの全体の売上に関する気になる情報がでてきました。
Xperia 5 Vと10 Vの販売ペースはシリーズ最低です。1 Vは好調でしたが、少なくとも私のストアでは全体として、2023年のXperiaの売上台数は過去最低になりそうです
要は、Xperia 1 Vの売り上げは好調な一方で、5 Vと10 Vに足を引っ張られている、という状況の模様。
なお、これはあくまで「売上台数」の話。
最上位モデル「Xperia 1 V」の売上は好調とのことなので、売上高という意味ではそれほど悪くないのかもしれません。
また、仮にこの情報が事実であっても、あくまで(おそらく中国か香港での)1ストアでの話。
グローバルな売り上げを反映しているとは限りません。
ただ、国内に目を向けても、少なくともXperia 10 Vの売上が相当不調であることは週間ランキングやレビュー数などからも明らかです。
また、Xperiaに限らず、他のOEMでも出荷台数的にはフラッグシップよりもミッドレンジが主力となっているのはほぼ共通。
そういった意味で、Xperia 5 Vは置いておくとしても、Xperia 10 Vの不調が2023年のXperiaの全体の出荷台数を大きく減少させている、というのは事実ではないかと思われます。