ソニーモバイルのXperia。
Xperia 5 Vが今年最後の機種となる可能性が濃厚になるにつれ、2024年の次世代Xperiaモデルに関する噂や推測、そして「願望」など、少しずつ話題が増えてきているという印象です。
一方、今年のXperiaの「新しい点」と言えば、なんといっても新構造の2層トランジスタ画素積層型CMOSセンサー「Exmor-T」をXperia 1 Vと5 Vのメインカメラに採用したことだと思います。
しかし今回、早くも2024年以降の新型Xperaiに搭載されると思われる次世代Exmor-Tセンサーに関するかなり具体的なスペック情報がリークされていました。
カメラ素人の私が変に意訳をするとおかしなことになりかねないので、あえてGoogle翻訳による日本語訳をそのまま載せておきます。
IMX898、タイプ0.896、50M 1.4μm QPAF、サブピクセル0.7umx0.7um、Exmor T、デイリー4×4隣接画素ビニング、高解像度モード2×2隣接画素ビニング[シャットアップ]、DOL16サポート、8再露光+。DCG-HDRは140+dBのEDRを可能にし、STARVISモードは8×8のスーパービニングで夜間ビデオに特化し、シグマデルタ高速AD、RAW10/12/14/16出力をサポート
まず、Exmor-TはXperia向けセンサーのブランド(他社向けは「LYTIA」)なので、このIMX989が次世代のXperia向けセンサーであることは間違いないと思われます。
ご存知のように、今年のXperia 1 Vおよび5 Vのメインカメラに搭載されているのはIMX888なので、「IMX898」はこれのアップグレード版、あるいは次世代センサーということになります。
また、詳細な仕様は置いておいて(よく分からないので・・・)センサーサイズの0.896インチはお馴染みのフォーマットでは1/1.12インチといったところ。
IMX888のセンサーサイズは1/1.35なので、これと比べると結構な大型化、ということになります。
そうなると気になるのはこの新型センサーがどの新型Xperiaに採用されるのか、という点。
ソニーがXperia 1シリーズのメインセンサーを1世代で入れ替える、というのは過去のパターンからすると可能性が低そうで、そう考えるとXperia 1 VIに搭載される可能性も微妙です。
そうなると、別のシリーズ、つまり新型のXperia-Proシリーズモデル(俗称「Xperia Pro II」)に搭載される可能性の方が高いようにも思えます。
いずれにせよ、かなり具体的な情報なので、同センサーが次世代Xperiaのいずれかのモデルに搭載されることはほぼ確実。続報を待ちたいと思います。