arrowsブランドのスマートフォンを展開してきた「FCNT（元・富士通）」。
今年5月に民事再生法の手続きを申請し、「arrows」や「らくらくスマホ」の継続が危ぶまれていましたが、今月初めには経営再建に向けて、レノボからの出資が決定。
そして今回、FCNT側から今後についての新たなアナウンスがありました。
主旨としてはFCNTからLenovoへの事業引き渡しが完了、つまり同社が完全にLenovo傘下となった、ということ。
ただ、その中には他にも重要な内容も含まれており：
長年培ってきたプロダクトのブランド（arrowsシリーズ、らくらくシリーズ）を冠した製品ポートフォリオを維持
要は、Lenovo傘下に入った後もarrowsやらくらくスマートフォンシリーズは継続投入される、ということ。
同時に、位置づけとしては同じLenovo傘下のMotorola、あるいはMotoの兄弟ブランドということになります。
今年は新機種リリースがなかったarrowsですが、来年あたりは新機種のリリースがあるかもしれませんね。
なお、これで厳密には「国内スマホメーカー」はソニーと京セラの2社のみ、ということになりました。
ただ、モトローラ（Lenovo）のスマートフォンはここ数年、少しずつではありますが国内市場にも力を入れてきているという印象で、今年はAndroidスマホとしてはハ人てY!mobileからキャリア版モデルも展開しています。
そういった意味で、このFCNT/arrowsがLenovo傘下に入った、というのはユーザーにとって朗報なのではないでしょうか。
