モトローラの既存ミッドレンジ主力モデル「moto g53 5G」。
同モデルはほぼ同スペックの派生モデルが日本でもmoto g53j 5Gやmoto g53y 5Gといった機種名で展開されています。
そして今回、そのmoto g53 5Gの後継機、「moto g54 5G」のスペックが判明。さらにベンチマークスコアも発見されていました。
moto g53 5Gのスペック
GIZMOCHINAが伝えたもので、これによるとmoto g53 5Gは、解像度2400×1080ピクセルのフルHD+の6.5インチ液晶パネルを搭載でアスペクト比は20:9で、リフレッシュレートは120Hz。
チップセットにはMediaTek Dimensity 7020プロセッサーが搭載される。
メモリ・ストレージに関しては、2種類の構成が用意され、8GBのRAMと128GBのROMの組み合わせと、12GBのRAMと256GBのROMを搭載した上位モデルが存在。
リアカメラはデュアル仕様でスペックは以下の通り:
ーメインカメラ メインカメラ:50MP、F値1.8、ピクセルサイズ1.22μmのQuad Pixelテクノロジー、位相差オートフォーカス(PDAF)、光学式手ブレ補正(OIS)。
ー超広角カメラ: 8MP、開口部f/2.2、ピクセルサイズ1.12µm。オートフォーカス、マクロ機能、118°の超広角視野角を備える。
ー前面カメラ: 16MP、開口部f/2.4、ピクセルサイズ1.0µm。
6000mAhのバッテリーを搭載し、USB-C 2.0ポート経由で30W TurboPower充電が可能。
デュアル・スピーカー・セットアップを採用し、2つのマイクを搭載する。
セキュリティー面では、サイドに設置された指紋リーダーとフェイスアンロック機能を搭載する。動作環境はMy UXを搭載したAndroid 13となる。
サイズは161.56 x 73.82 x 8.9mm、重量は196gとなる。その他、ハイブリッドデュアルSIMスロット(microSDカード対応)、5G、5GHz Wi-Fi、Bluetooth 5.3、GPS、USB-Cポート、側面指紋スキャナー、3.5mmオーディオジャックなどを搭載する。
Dimenity 7020とは?
なお、同モデルに搭載のDimensity 7020ですが、おそらく今回初登場。
ただ、このチップセットはDimensity 930の事実上アップグレード版で、2つの高速ARM Cortex-A78コア(最大2.2GHz)と6つの電力効率に優れたCortex-A55コア(最大2GHz)を備えています。
moto g53 5Gのベンチマーク性能
このmoto g53 5Gのものとされるベンチマークスコアもすでに発見されており:
マルチコアのスコアから判断すると、このDimenity 7020の性能はSnapdragon 6 Gen1と同程度、といったところ。
よって、SD480+搭載の前モデルからは大きな性能進化となりますが、国内で昨年リリースされたSnapdragon 695搭載のmoto g52jからすると、順当な進化、といった感じになりそうです。