モバイルバッテリーの有名ブランドといえば「Anker」が世界的に知られているブランドですが、毎シーズンアップグレードされたモバイルバッテリーを販売し注目をし続けています。
「大容量でスマホ1台をフル充電したいけど、小型で持ち運びしやすいサイズがいい」というわがままに答えられる【世界最小クラス】のモバイルバッテリーがAnkerから2023年6月30日に販売開始されました。
このAnkerの最新バッテリー【Anker Power Bank(10000mAh, 30W)】をレビューしていきます。
世界最小クラスの「Anker Power Bank(10000mAh, 30W)」レビュー
では実際にAnker Power Bank(10000mAh, 30W)のレビューを簡潔に行っていきます。
Anker Power Bank(10000mAh, 30W)の付属品
中身はバッテリー本体、USB Type-Cケーブルが1本、バッテリーポーチ、各言語で解説されている説明書が入っています。
バッテリーポーチは通気性が良いメッシュ加工でAnkerのロゴタグがついています。モバイルバッテリーは熱を持ちやすいので簡素なものですが、良いと思います。
本体のコンパクトは◎その変わり厚みが△
本体は重量が220gで大画面スマホと同じ位の重量ですが、本体サイズは幅99mm×奥行52mm×高さ26mmでなかなかにコンパクトです。
Pixel 7aと比べると平面の面積はだいぶ小さいのが分かるかと思います。ちなみにPixel 7aの重量は193.5gでAnker Power Bank(10000mAh, 30W)よりも軽いのですが、幅は大きいですね。
逆に厚みは断然Anker Power Bank(10000mAh, 30W)の方が大きく、縦と横をギュッとした代わりに厚みは増えましたという感じですね。
ポッケに入れる場合は厚みは薄い方がいいかもしれませんが、バックやリュックに入れるのであればこのコンパクトさの方が逆に良いかもしれませんね。
残量や充電完了時間の目安がひと目で確認できる
本体表面にうっすら透明のカバーがあり、サイドボタンを押すと薄く映し出されるディスプレイによるバッテリー残量が表示されます。
また本体を充電すれば、バッテリー残量の他に本体が充電完了するまでの時間(h)分数(m)が表示されるので、充電完了までのおおよその時間が分かり非常に便利です。
UBS Type-Cポートで最大30W出力のUSB PD給電
Anker Power Bank(10000mAh, 30W)はUSB Type-Cポートは2つ、そしてUSB Type-Aポートが1つ搭載されています。
Pixel 7a自体のバッテリー容量は4385mAhで18Wの急速充電に対応、そして満充電までは約1時間ちょっとで完了するとなれば出力は十分なのではないでしょうか。
試しにPixel 7aのバッテリー残量が19%の状態から充電を行い、30分置いてみました。
ちなみにPixelは充電中にロック画面に「急速充電が行われているかの表記」と「充電完了までの時間の目安」がわかりやすく表示されるので良いですね。
30分後にPixel 7aの充電状況を確認すると19%→52%まで完了、Anker Power Bank(10000mAh, 30W)のバッテリー残量は約80%残っていました。
ちなみにiPhone 14はバッテリー容量が3279mAhで、20Wの急速充電に対応しているため、より高速に充電状況が進みます。※iPhone 14 Pro Maxにおいては29Wの急速充電に対応しておりさらに高速で充電が完了するのではないでしょうか。
Anker Power Bank(10000mAh, 30W)は名前のとおり、最大30WのPD給電に対応しているので、特に30Wに近い球速充電に対応したスマホであればこの恩恵があるのではないかと思います。
Anker Power Bank(10000mAh, 30W)はこんな人におすすめ
価格はAmazonで5,990円で販売されており、他のメーカーの10000mAhのモバイルバッテリーの平均価格が3,000円ほどと考えれば多少割高に感じますが、残量表示ディスプレイと30WのPD給電でMacBook Airなどが充電できると考えれば高品質で使い勝手のよいモバイルバッテリーには間違いないでしょう。
- スマホをなるべく早く充電したい
- コンパクトなバッテリーが欲しい
- パソコン(省電力ノートパソコンに限る)などの他デバイスも急速充電したい
こんな方にはAnker Power Bank(10000mAh, 30W)は非常に使い勝手が良いおすすめのモバイルバッテリーです。
現在Ankerには3000mAh〜最大60000mAhまでのバッテリー容量別で最大70種類以上のモバイルバッテリーが販売されています。
その中ではスマホ充電には最も人気のある5000mAh〜10000mAhで今回発売されたモバイルバッテリーは「10000mAh」のモデルとなりこの10000mAhの中では世界最小クラスと言われる「Anker Power Bank(10000mAh, 30W)」となります。
バッテリー容量 | 端末の充電回数 (参考値) | バッテリー本体の重量 (平均値) |
5000mAh | スマホ:1〜1.5回 タブレット:0.5回 | 150g 〜 200g |
10000mAh | スマホ:2回 タブレット:1回 | 250g 〜 350g |
20000mAh | スマホ:3〜3.5回 タブレット:2回 | 350g 〜 400g |
10000mAhのモバイルバッテリーは充電回数は最大でスマホ2回、タブレットなら1回満充電が可能な容量なのでちょうどよいバランスがとれた容量ですし、30Wの出力はスマホ以外のデバイスを持ち歩いている方にも魅力的でしょう。
以下ではコンセント一体型のモバイルバッテリーを紹介しています。