ワイモバイルからドコモに乗り換える手順とデメリットを紹介します。
ワイモバイルからドコモに乗り換える手順とデメリットについて知りたい方は、参考にしてみてください。
■ 【結論】ドコモなら人気機種の割引・料金割引が多数!大手キャリアで安心&通信も安定して使いやすい!
↓大手キャリアで安心↓
機種代金が最大71,700円割引
\人気の最新iPhoneの予約も可能/
いまならお得に購入・契約・乗り換えできる!
公式サイト:
https://onlineshop.smt.docomo.ne.jp/
- ワイモバイルからドコモに乗り換えるデメリット・注意点6選
- ワイモバイルからドコモに乗り換えるメリット6選
- ワイモバイルからドコモに乗り換える手順と必要なもの
- ワイモバイルからドコモに乗り換えるおすすめのタイミング
- ワイモバイルからドコモへの乗り換えで利用できるキャンペーン
- ワイモバイルからドコモへの乗り換えでよくある質問
- まとめ:ワイモバイルからドコモへの乗り換えはかんたん!手順と注意点を要チェック!
ワイモバイルからドコモに乗り換えるデメリット・注意点6選
まずは、ワイモバイルからドコモに乗り換えるデメリット・注意点について確認していきましょう。
ワイモバイルのプランのほうが安い傾向にある|毎月のスマホ代は増加
ワイモバイルからドコモに乗り換えると、毎月のスマホ代は増加しやすい点がデメリットです。
とくに、ドコモは家族割や光回線とのセット割といった割引の適用がないと、かなり割高になってしまう傾向にあります。
一方のワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので、割引が適用されなくても安く利用できます。
実際に、ワイモバイルとドコモの料金プランを比較してみましょう。
ドコモ | ワイモバイル | ||
データ通信量 | 月額料金 | データ通信量 | 月額料金 |
~1GB | 3,465円 | – | – |
~3GB | 4,150円 | 3GB | 2,178円 |
~5GB | 5,150円 | – | – |
~7GB | 6,150円 | – | – |
– | – | 15GB | 3,278円 |
– | – | 25GB | 4,158円 |
60GB | 7,205円 | – | – |
※4Gプランで比較
※料金はすべて税込
※割引なしの料金を掲載
ドコモとワイモバイルでは同じ月間データ容量のプランは3GB(ドコモは従量課金)がありますが、ワイモバイルであれば半額ほどの料金で利用できることがわかります。
しかも、ワイモバイルなら25GBであってもドコモの3GBと同額ほどです。
一方で、ワイモバイルには大容量プランは存在しません。
以上の理由から、大容量プランを利用しないのであればワイモバイルからドコモへの乗り換えはおすすめしません。
ドコモへの乗り換えには費用がかかる|新規契約には契約事務手数料が発生
ワイモバイルからドコモへの乗り換えは、初期費用が発生する点に注意してください。
ドコモに乗り換えたり新規で契約したりする際は、3,300円(税込)の契約事務手数料が発生します。
逆にドコモからワイモバイルに乗り換えたとしても、契約事務手数料は発生しません。
契約事務手数料は、翌月のスマホ代と一緒に請求されます。
ドコモの契約事務手数料を無料にしたい場合は、オンラインショップを活用するといいでしょう。
ソフトバンク光の割引が適用されなくなる|光回線も乗り換えが必要
ワイモバイルからドコモに乗り換えると、光回線のセット割が適用されなくなる点にも注意してください。
キャリアが提供する光回線にはスマホとのセット割引がありますが、同一キャリアや系列のブランドでないと割引を受けることができないからです。
ワイモバイルはソフトバンク系列のブランドなので、ソフトバンク光の契約で「おうち割 光セット(A)」が適用され、親回線も含めた家族分の毎月のスマホ代が割引されます。
1台につき最大で1,188円(税込)の割引であり、家族5人なら毎月5,940円(税込)です。
しかし、ワイモバイルからドコモに乗り換えると、ソフトバンク光の割引サービスは受けられなくなってしまうのです。
ドコモに乗り換えたあともセット割を受けるのであれば、光回線もソフトバンク光からドコモ光に乗り換える必要があります。
d払いできる場所は少なめ|利便性はPayPayのほうが高い
ワイモバイルからドコモに乗り換えに伴ってd払いへと変更すると、利便性では劣ってしまう点にも注意してください。
そもそもPayPayよりもdポイントのほうが使えるお店は少ないので、貯まったポイントを活用できる場所は減ってしまいます。
以下は、dポイントクラブとPayPayの比較です。
dポイントクラブ | PayPay | |
加盟店 | 441社 | 330万
※登録箇所数 |
店舗数 | 88,000店舗 | |
ユーザー数 | 8,300万人 | 4,200万人 |
サービス開始 | 2015年11月 | 2018年6月 |
※加盟店、店舗数、ユーザー数は、2021年の統計データを掲載
サービス開始が早かったdポイントクラブのほうがユーザー数は多いものの、加盟店はPayPayのほうが多いことがわかります。
しかも、オンラインショップでもドコモはdマーケットのみの展開なのに対して、ワイモバイルはPayPayモールやヤフーショッピングなどを利用できます。
入会に条件はなくても支払い方法に互換性はないので、ワイモバイルからドコモに乗り換えたあとはdポイントが普及するのを待つしかないでしょう。
ワイモバイルのキャリアメールが使えなくなる|有料で継続することも可能
ワイモバイルからドコモに乗り換えると、ワイモバイルのキャリアメールが使えなくなる点にも注意が必要です。
キャリアメールとは、大手キャリアと携帯電話向けプランを契約すると付帯するメールアドレスのことです。
ワイモバイルの場合は「〇〇@ymobile.ne.jp」、ドコモなら「〇〇@docomo.ne.jp」というキャリアメールが使えます。
しかし、ワイモバイルからドコモに乗り換えると「〇〇@ymobile.ne.jp」というメールは利用できなくなるのです。
キャリアメールを継続するには、「メールアドレス持ち運びサービス」を利用する必要があります。
回線の解約から31日以内に申し込むことで、ワイモバイルからドコモへの乗り換え後にワイモバイルのキャリアメールを使うことができます。
窓口はMy SoftBankであり、1メールアドレスごとに年額3,300円(税込)が発生します。(2022年夏ごろ以降は月あたり税込330円に改定予定)
持ち運びサービスを利用しない場合は、ドコモのキャリアメールやGmailなどのWebメールに切り替えるしかありません。
ドコモは留守番電話サービスが有料|月額330円(税込)が発生
ワイモバイルからドコモに乗り換えると、留守番電話サービスが有料になる点にも注意が必要です。
ワイモバイルやLINEMOを含むソフトバンク系列は留守番電話サービスが無料で提供されていて、ワイモバイルなら「My Y!mobile」から以下の設定をすることで利用できます。
- 「My Y!mobile」を開く
- 三本線のメニューを選択
- 「通話・メールサービス」を選択
- 「留守番電話・転送電話の設定」を選択
- 「留守番電話センターに転送」を選ぶ
- 呼び出しの時間を選択する
- 「次へ」を選択
- 内容に間違いがなければ「設定」を選択
一方のドコモは、月額330円(税込)の留守番電話サービス使用料が発生します。
留守番電話機能の利用に料金を支払うことに抵抗があるのであれば、スマホ本体に付帯している簡易留守番電話機能を活用しましょう。
ワイモバイルからドコモに乗り換えるメリット6選
次に、ワイモバイルからドコモに乗り換えるメリットについて確認していきましょう。
ドコモの店舗の数が多い|手軽にサポートが受けられる
ワイモバイルからドコモに乗り換えると、店舗の数にメリットがあります。
ドコモショップのほうが、ワイモバイルショップよりも店舗数が多いからです。
MCA社による「キャリアショップの展開状況と店舗一覧2021春」の統計データによると、全国のキャリアショップは8,067店舗であり、ドコモショップは2,330店舗と3割近くもシェアがあります。
一方のワイモバイルショップは852店舗しかなく、全体の1割未満のシェアしかありません。
店舗数が多いと、端末の扱い方や設定などがわからなくてもスタッフから丁寧に説明を受けることができます。
ドコモのオンライン限定プラン「ahamo(アハモ)」の場合はドコモショップでサポートを受けると1回あたり3,300円(税込)が発生しますが、ドコモの通常プランなら何度サポートを受けても無料です。
サポート力の高さを重視するなら、ワイモバイルからドコモへの乗り換えがおすすめです。
長期利用者向けの特典がある|1年に一度dポイントが付与される
ワイモバイルからドコモに乗り換えると、長期利用者向けの特典が受けられる点もメリットです。
ドコモには「ずっとドコモ特典」といって、1年に一度のお誕生月にdポイントが付与されるシステムがあります。
付与されるポイントの数は、契約プランやdポイントクラブのステージによって異なります。
以下は、ポイント一覧です。
dポイントクラブのステージ | 付与されるポイント数 | |
ギガプラン | ケータイプラン/はじめてスマホプランなど | |
1stステージ | 500pt | 500pt |
2ndステージ | 1,000pt | 1,000pt |
3rdステージ | 1,500pt | 1,200pt |
4thステージ | 2,000pt | |
プラチナステージ | 3,000pt |
※付与されるポイントは期間・用途限定
一方のワイモバイルには、長期契約者向けの特典や割引などは用意されていません。
長期利用者向けのお得な特典を受けるのであれば、ワイモバイルからのドコモへの乗り換えも視野に入れてみましょう。
ネット利用が快適になる|通信速度はワイモバイルよりもドコモのほうが速い
ワイモバイルからドコモに乗り換えると、ネット利用が快適になる点もメリットです。
通信速度は、ワイモバイルよりもドコモのほうが速いからです。
それぞれの実測値を、以下で比較してみましょう。
ドコモ | ワイモバイル | |
平均ダウンロード速度 | 160.85Mbps | 59.66Mbps |
平均アップロード速度 | 17.43Mbps | 14.78Mbps |
平均Ping値 | 53.2ms | 41.05ms |
引用:みんなのネット回線速度
平均ダウンロード、アップロード速度ともにドコモのほうが速いことがわかります。
通信速度が速いと、動画の視聴やWebサイトの閲覧がスムーズになったりSNSへの写真や動画の投稿が早くなったりするなど、ネットを快適に利用できます。
通信速度の速さを重視するなら、ワイモバイルからドコモへの乗り換えをおすすめします。
ドコモなら最新のiPhoneが買える|ワイモバイルは旧型の取り扱いのみ
ワイモバイルからドコモに乗り換えることで、最新のiPhoneの購入ができる点がメリットです。
キャリアで販売されているiPhoneはプランの申し込みによって本体価格に割引が適用されることも多く、定価で購入するよりもお得に購入できます。
しかし、ワイモバイルで取り扱うiPhoneは旧型のものが中心であり、新型の機種を購入することはできません。
iPhone12・13の価格を、ワイモバイルとドコモとアップルストアで比較しました。
ドコモ | ワイモバイル | アップルストア | ||
iPhone13 | 128GB | 91,672円 (111,672円) |
– | 98,800円 |
256GB | 105,163円 (125,136円) |
– | 110,800円 | |
512GB | 144,736円 (164,736円) |
– | 134,800円 | |
iPhone12 | 64GB | – | 95,040円 (73,440円) |
86,800円 |
128GB | – | 100,080円 (78,480円) |
92,800円 | |
256GB | – | 112,320円 (90,720円) |
104,800円 |
※すべて税込
※ドコモの()内はポイント還元がない場合の価格
※ワイモバイルの()内はオンラインストアで購入した場合の価格
ドコモはiPhone購入でdポイント20,000ptがキャッシュバックされるほか、ワイモバイルはオンラインストアで購入すると最大21,600円の割引を受けることができます。
一部機種を除けば、アップルストアで購入するより安く買えることがわかります。
しかし、ワイモバイルで取り扱う機種は旧型が中心なので、ワイモバイルからドコモへ乗り換える際は最新機種をアップルストアなどで購入しなければなりません。
家族割の範囲が広い|三親等以内の親族なら同居しなくても割引の対象
ワイモバイルからドコモへの乗り換えると、家族割の範囲が広がる点もメリットです。
ワイモバイルの家族割は血縁、婚姻関係であれば、親等などに条件なく割引が適用されます。
しかし、同住所であることや主回線は適用されないといったデメリットもあります。
一方でドコモの家族割は3親等であることやプランによっては割引が適用されないといった条件はありますが、同居していない人や主回線も割引が適用されるのです。
たとえば、3人家族でスマホを契約したとしましょう。
ドコモなら合計最大3,300円(税込)が割引されますが、ワイモバイルの家族割は主回線が適用されないので最大で2,376円(税込)までしか割引されないのです。
以上の理由から、家族割の割引範囲を重視するならワイモバイルからドコモへの乗り換えも検討してみましょう。
ただし、ahamo(アハモ)は家族割の対象外なので契約時は注意してください。
持ち込み端末でも補償サービスに加入できる|補償範囲は通常より狭い
ワイモバイルからドコモに乗り換えても、端末の保証サービスに加入できる点もメリットです。
ドコモは「持ち込みケータイ補償サービス」を2022年1月19日から開始しているため、MNPによる持ち込み端末であっても補償を受けることができます。
ただし、持ち込みケータイ補償サービスを利用するには以下の条件を満たす必要があります。
- ドコモへの乗り換え(MNP)による持ち込み機種で契約
- ドコモが指定する機種であり、店頭で正常な状態を確認できる
- MNPの契約から14日以内に加入すること
窓口は、ドコモショップとd garden(ドコモの実証実験店舗)のみです。
料金は月額550~1,100円(税込)であり、トラブル発生時の修理には対応していません。
また、補償範囲は故障・全損・水漏れのみで、「紛失・盗難」は含まれないことも特徴です。
ワイモバイルで端末の補償サービスに加入していたのであれば、ドコモの持ち込みケータイ保証サービスの加入も検討してみましょう。
ワイモバイルからドコモに乗り換える手順と必要なもの
ワイモバイルからドコモに乗り換える手順と必要なものを確認していきましょう。
1. スマホが対応しているか調べる|ワイモバイルまたはドコモで確認
ワイモバイルからドコモに乗り換えと同時に機種変更する場合なら問題ありませんが、同じ端末を使う場合はドコモでも使える必要があります。
iPhoneであれば問題なく利用できますが、Androidの場合は対応していない場合もあるので注意してください。
基本的にはドコモで販売されていない端末は動作確認していないと公式サイトにも記載されているので、ワイモバイルまたはドコモに確認しましょう。
- Yモバイル電話から:151(通話料有料)
- 固定電話・他社携帯電話から:0120-921-156(通話料有料)
- 受付時間:9:00~20:00(年中無休)
- ドコモ携帯電話から:151(通話料無料)
- 固定電話・他社携帯電話から:0120-800-000(無料)
- 受付時間:9:00~20:00(年中無休)
同じ端末を継続して利用できない場合は、ドコモで販売されている端末やドコモに対応したSIMフリー端末などを購入しましょう。
2. SIMロックを解除する|2021年10月1日以降に購入した端末なら不要
2021年9月以前にキャリアで購入したスマホを使っている場合はSIMロックがかかっているので、解除する必要があります。
SIMロックを解除するには、2種類の方法があります。
- ワイモバイルショップに依頼する(SIMロック解除料3,300円が発生)
- オンラインから自分で手続きする(無料)
ただし、以下の条件に当てはまるとSIMロック解除ができません。
- ネットワーク制限がかかっている
- 端末の購入から101日未満である
- 実機が故障している
では、オンラインでSIMロック解除をする場合の手順を解説していきます。
2-1. SIMロックを解除するための手順
- 「My Y!mobile」を開く
- 「契約の確認・変更」の「SIMロック解除手続き」を選択
- 画面の案内に従って入力を進める
- 端末のIMEI番号を入力して「解除手続きをする」を選択
- 画面に表示された「PINロック解除コード」をメモする(Android)
IMEI番号とは、携帯電話の端末に割り振られている15ケタの識別番号です。
IMEI番号は、スマホの箱の横や「設定」メニュー内で確認できます。
注意点としては、PINロック解除コードの入力を10回ミスするとショップで対応してもらわなければならなくなる点です。
3. MNP予約番号を取得する|ワイモバイル側で手続きをする
ワイモバイルで使用している電話番号を継続するために、MNP予約番号を取得しましょう。
ワイモバイル側で発行してもらう必要がありますが、以下の手順で取得可能です。
- 公式サイトや電話でワイモバイルに連絡する
- SMS(ショートメッセージサービス)からMNP番号を取得する
ワイモバイルの問い合わせ先は、以下のとおりです。
連絡先 | 受付時間 | 連絡先 |
ワイモバイルカスタマーセンター | 9:00~20:00 年中無休 | 151(ワイモバイル携帯) 0570-039-151(一般電話など) |
My Y!mobile | 0:00~24:00 年中無休 | – |
電話での手続きは混雑の可能性もあるので、My Y!mobileからの申し込みがおすすめです。
営業時間外に申し込んだ場合は、翌朝の9時以降にSMSでMNP番号が送られてきます。
4. ドコモで乗り換え手続きをする|オンラインでも申し込み可能
次に、ドコモで乗り換え手続きをします。
乗り換え手続きは、ドコモショップだけでなくオンラインでも申し込みできます。
手続きに必要なものは、以下のとおりです。
- MNP予約番号
- 本人確認書類(免許証やマイナンバーカードなど)
- 本人名義のクレジットカードや金融機関口座
オンラインショップから申し込む場合のMNP予約番号は、有効期限が10日以上ある必要があるので注意してください。
店頭で申し込む場合の有効期限は、当日を含む15日間です。
なお、オンラインで申し込み手続きをする方法は次のとおりです。
4-1. オンラインでドコモの乗り換え手続きをする手順
- 手続きに必要なものをそろえる
- ドコモオンラインショップにアクセスする
- 商品を選択する(スマホを購入する場合)
- お客様情報と配送先を入力する
- 料金プラン・サービスを選ぶ
- 支払方法情報を入力する
- 注文・契約内容を確認する
- スマホ本体やSIMカードが到着する
申し込みから3日ほどで商品は到着します。
ただし、スマホの購入は在庫によって予約が必要な場合もあります。
5. スマホ本体にSIMカードを挿す|カードの向きに注意
スマホやSIMカードが到着したら、スマホ本体にSIMカードを挿します。
- 本体のSIMカードトレイを開く
- SIMカードを正しい向きに入れる
- Androidは表示される画面にメモしたPINロック解除番号を入力する
iPhoneは他社回線のSIMカードを挿すと自動的にPINロックが解除されるような仕組みなので、PINロック解除を入力する必要はありません。
6. スマホのANP設定をする|OSで方法が異なる
次は、APN設定です。
APNとは「Access Point Name(アクセスポイント名)」の略であり、どの携帯電話会社からインターネットに接続するかを指定するための設定のことです。
大手キャリア購入のスマホでは、最初からAPNが設定されています。
スマホのOS別の手順は、次のとおりです。
6-1. AndroidでAPN設定をする手順
AndroidでAPN設定をする手順は、以下のとおりです。
- 「設定」>「ネットワークとインターネット」
- 「モバイルネットワーク」>「詳細設定」からアクセスポイント名を選択
- 画面の右上にある「+」を選択する
- 「名前」に任意の名前を入力、「APN」を「spmode.ne.jp」にする
- 画面の右上にある「︙」で保存する
- アクセスポイントの一覧まで戻って、設定したAPNにチェックを入れる
AndroidのANP設定は、以上で完了です。
6-2. iPhoneでAPN設定をする手順
iPhoneの場合、ANP設定は自動でおこなわれます。
自動設定されなかった場合は、以下の方法を使って手動で設定します。
- 「設定」>「モバイル通信」
- 「モバイルデータ通信」をONにする
- 「キャリア設定を使用する」が表示される
「キャリア設定を使用する」が表示されなかった場合は、次の手順でANP設定を表示させます。
- 「設定」>「モバイル通信」>「通信のオプション」>「Cellular Network」
- 「設定」>「モバイルデータ通信」>「通信のオプション」>「モバイルデータ通信ネットワーク」
どちらも実行できない場合は、ドコモに相談してください。
7. 前の端末からデータを移行させる|OSで方法や手順が異なる
最後に、機種変更する場合はデータを移行させます。
7-1. Googleアカウントを使ってAndroidのデータ移行をする手順
- 旧Android端末で「設定」>「クラウドとアカウント」へと進む
- 「データのバックアップ」と「自動復元」をONにする
- 旧Android端末と新Android端末両方のWiFi設定とBluetoothの設定をオンにする
- 新Android端末側のGoogleアカウントを登録する
Googleアカウントの同期は、上記で完了です。
7-2. SDカードを使ってAndroidデータ移行をする手順
- 旧Android端末にSDカードを挿す
- 「連絡先」の右上にあるメニューボタンの「インポート/エクスポート」を選択
- 「SDカードにエクスポート」を選択
- SDカードに移したい連絡先を選択する
- SDカードを新Android端末に挿し込む
- 「連絡先」から「インポート/エクスポート」を選ぶ
- 「SDカードへバックアップ/復元」>「復元」を選択
- 「復元データの選択」から「連絡先」を選択したあと「上書き」を選択
上記の手順で、SDカードを使ったデータ移行は完了です。
7-3. iPhoneデータ移行(iCloud)の手順
- 旧iPhoneから「設定」>「ユーザー名」>「iCloud」>「iCloudバックアップ」
- バックアップ機能をオンにして「今すぐバックアップを作成」
- 新iPhoneの初期設定をする
- 「Appとデータ」の画面で「iCloudバックアップから復元」を選択
- Apple IDを使ってiCloudにサインイン後、復元したいバックアップデータを選択
- 画面の案内に従って復元をして、復元の完了まで待つ
注意点ですが、バックアップの途中でWiFi接続を中断(オフ)にしないようにしてください。
7-4. iPhoneデータ移行(クイックスタート)の手順
- 最新のOSにアップデートする(iOS12.4以上であること)
- 旧iPhoneのロックを解除してBluetoothをオン、新iPhoneの横に置く
- 新iPhoneのWiFiをオンにしたあと、SIMカードを挿し込む
- 画面に「こんにちは」が表示されたら上にスワイプ(またはホームボタンを押す)
- 旧iPhoneに表示されたAppleIDを確認したあと「続ける」を選択
- 旧iPhoneのカメラを使って新iPhoneを読み取る(使えない場合は手動で認証)
- パスコードを新iPhoneに入力する
- 新iPhoneから「データを設定」>「iPhoneを設定」を選択
クイックスタートによるデータ移行の注意点としては、新iPhoneのストレージ容量が旧iPhoneよりも大きい必要があります。
ワイモバイルからドコモに乗り換えるおすすめのタイミング
次に、ワイモバイルからドコモに乗り換えるおすすめのタイミングを見ていきましょう。
ワイモバイルの通信速度が遅く感じる|実測値はドコモが速い
ワイモバイルからドコモへの乗り換えがおすすめなのは、通信速度が遅く感じはじめたタイミングです。
ドコモのほうが、通信速度は速いからです。
実測値で比較すると、平均ダウンロード速度はワイモバイルが59.66Mbps、ドコモが160.85Mbpsとドコモは2倍以上も速いです。
通信速度が速いと、快適にインターネットを利用できます。
平均ダウンロード速度であれば、動画の読み込みやWebページの表示、アプリのダウンロードなどが速くなります。
しかし、ワイモバイルも5Gに対応しているので今後エリアが広がると、通信速度が向上する可能性もあるでしょう。
実際、ソフトバンク系列では5G LAB(ラボ)といって、5G時代を体験できるコンテンツを無料で配信しているなど積極的に力を入れています。
ただし、現状の通信速度で満足できない場合は、ワイモバイルからドコモへの乗り換えも検討してみましょう。
利用するデータ通信量が多い|大容量ならドコモが安い
利用する月間データ通信量が増加している場合も、ワイモバイルからドコモへの乗り換えをおすすめするタイミングです。
ドコモには月間60GBの大容量データプランも用意されていますが、ワイモバイルは最大で25GBです。
ワイモバイルにはデータ容量を追加できるオプションもありますが、0.5GB/550円(税込)と割高です。
25GBプランの4,158円(税込)からチャージで60GBまでデータ容量を増やすと19,250円(税込)が加算されて合計23,408円(税込)になるので、ドコモの7,208円(税込)のほうが割安なのです。
チャージ後の容量 | チャージ料金 | 合算した月額料金(25GBプラン) |
26GB | 1,100円 | 5,258円 |
30GB | 5,500円 | 9,658円 |
40GB | 8,250円 | 12,408円 |
50GB | 13,750円 | 17,908円 |
60GB | 19,250円 | 23,408円 |
※すべて税込
しかも、チャージしたデータ容量は購入した当該月末までしか利用できないので、翌月には消滅してしまいます。
一方のドコモは、1GB以上の単位のデータ通信量は2カ月先まで繰り越せます。
毎月のデータ通信量が多い人は、ワイモバイルからドコモへの乗り換えがおすすめです。
ワイモバイルのサポートに不満がある|ドコモのほうが店舗数は多い
ワイモバイルのサポートに不満を感じたタイミングも、ドコモへの乗り換えがおすすめです。
そもそもワイモバイルショップは店舗の数が少なく、ドコモショップは国内キャリアではもっとも店舗数が多いので、利便性はドコモのほうが高いといえます。
店舗数が多いと、自宅だけでなく出先でも気軽に利用できます。
ワイモバイルショップは店舗数が少ないので、ドコモショップほど簡単にはみつかりません。
店舗でサポートを受けたい人は、ワイモバイルからドコモへの乗り換えることで利便性が高まります。
ワイモバイルからドコモへの乗り換えで利用できるキャンペーン
次に、ワイモバイルからドコモへの乗り換えで利用できるキャンペーンを見ていきましょう。
お乗り換えキャンペーン|条件によって特典内容が異なる
ワイモバイルからドコモへの乗り換えで、「お乗り換えキャンペーン」を利用できます。
お乗り換えキャンペーン適用の条件はドコモのギガプランを契約することであり、専用ページからエントリーした翌月末までにMNPを利用して開始手続きを完了する必要があります。
特典内容は、条件によって異なります。
- スマホ持ち込みで契約:dポイント10,000ptを後日還元
- 対象機種を購入して5Gギガプランを契約:22,000円分の機種代金を割引
- 対象機種を購入してギガプランを契約(30歳以下):dポイント22,000ptを後日還元
特典の進呈は、開通をした翌々月の下旬です。
dポイントは期間限定であり、有効期限はdポイント発行から24カ月間です。
5G WELCOME割|対象機種購入で割引
ワイモバイルからドコモに乗り換える際に5G対応機種を購入すると、「5G WELCOME割」を利用できます。
割引の対象になる機種と割引額は、以下のとおりです。
5G WELCOME割の対象機種 | 5G WELCOME割の割引額 |
iPhone13(128GB、256GB、512GB) | 22,000円 |
iPhone13 Pro Max(128GB、256GB、512GB) | 22,000円 |
iPhone13 Pro(128GB、256GB、512GB) | 22,000円 |
iPhone13 mini(128GB、256GB、512GB) | 22,000円 |
iPhone12(64GB) | 22,000円 |
Galaxy A22 5G SC-56B | 16,500円 |
arrows We F-51B | 16,500円 |
Galaxy S20 5G SC-51A | 22,000円 |
LG VELVET L-52A(本体のみ) | 22,000円 |
Xperia 1 II SO-51A | 22,000円 |
あんしんスマホ KY-51B | 16,500円 |
らくらくスマートフォン F-52B | 16,500円 |
※すべて税込
同時に、36回払いで購入したスマホを返却して翌々月以降の支払いを免除してもらう「スマホおかえしプログラム」や、スマホの価格から残価を差し引いた金額を分割で支払う「いつでもカエドキプログラム」の加入も可能です。
U30ロング割|30歳になるまで割引が受けられる
30歳以下の人がワイモバイルからドコモに乗り換えると、「U30ロング割」が適用されます。
「U30ロング割」は、申し込み時点で30歳以下であれば申し込み可能です。
新規契約のほか他社からのMNPも対象なので、ワイモバイルから乗り換えでも適用されます。対象の料金プランは、5Gのギガホと4Gのギガホです。
割引が適用されると、最大6カ月間3,839円(税込)が割引されて7カ月目から30歳までは毎月550円(税込)が割引されます。
ワイモバイルからドコモへの乗り換えでよくある質問
最後に、ワイモバイルからドコモへの乗り換えでよくある質問を見ていきましょう。
ワイモバイルからドコモへの乗り換えがおすすめな人は?
- 月間データ容量が多いプランにしたい
- 店舗でサポートを受けることが多い
- ドコモ光を契約中(または契約を検討中)
- キャリアでiPhoneを購入したい
- 通信速度の速さを重視している
上記に該当する人は、ワイモバイルからドコモへの乗り換えを検討してみてください。
ワイモバイルで購入したスマホは、ドコモ乗り換え後もそのまま使える?
一部機種は、ワイモバイルからドコモに乗り換えたあとに使用することができません。
- ドコモで提供する通信方式とは異なる通信方式だけに対応した機種
- SIMロック解除がされていない
iPhoneシリーズであれば、ドコモでも問題なく使うことはできます。
しかし、Androidの場合はドコモで取り扱っている機種以外は動作確認をおこなっていないため、何らかの動作不良が発生する可能性もあります。(ドコモ公式サイトより)
ドコモで継続して利用できるかの確認は、ワイモバイルまたはドコモに問い合わせる必要があります。
ワイモバイルからドコモに乗り換える際、手数料はいくらかかる?
ワイモバイルからドコモに乗り換える際の手数料は、3,300円(税込)です。
ワイモバイルの解約時にMNP手数料は発生しませんが、ドコモの契約時に契約事務手数料が発生します。
ただし、オンライン上で手続きをする場合は手数料は発生しません。
ワイモバイルからドコモに乗り換えると違約金がかかる?解約金はいくら?
ワイモバイルからドコモに乗り換えても、違約金は発生しません。
電気通信事業法が改定される2019年9月以前の旧プランは、更新月以外の月に解約すると10,450円(税込)の違約金が発生していました。
しかし、2022年2月からは旧プランの契約であっても違約金を請求しないように規約が変更されています。
よって、ワイモバイルを解約しても違約金は発生しないのです。
ワイモバイルからドコモへの乗り換えは店舗でできる?
ワイモバイルからドコモへの乗り換え手続きは、店頭でもできます。
ワイモバイルショップでMNP予約番号を受け取ったあと、ドコモショップにおこなって乗り換え手続きをします。
2021年8月26日以前に購入した機種を使用している場合は、SIMロック解除も必要です。
SIMロック解除料3,300円(税込)を支払うことで、ワイモバイルショップでも対応してもらえます。(オンラインでする場合は無料)
以下は、各ショップへ足を運ぶ際に必要なものです。
- SIMロック解除する実機
- MNP予約番号
- 本人確認の書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 利用者の本人確認書類(契約者と利用者が異なる場合)
- 支払い手続きに必要なもの(クレジットカードやキャッシュカード、預金通帳など)
なお、ドコモショップで手続きをすると3,300円(税込)の契約事務手数料が発生するので、注意してください。
契約事務手数料やSIMロック解除手数料は、翌月の料金と合算して請求されます。
ワイモバイルからドコモに乗り換える際、SIMロック解除が必要?
ワイモバイルからドコモへの乗り換えは、スマホのSIMロックを解除する必要があります。
スマホは加入者特定のための契約情報が入ったSIMカードを本体に差し込むことで、通信ができるようになります。
しかし、大手携帯電話会社で購入するスマホは、その会社以外の回線を利用できないようにロックされているのです。(第三者のなりすまし契約や不正利用防止の意味もある)
そのため、ワイモバイルからドコモに乗り換える際は、SIMロック解除された端末や最初からロックされていないSIMフリーの端末を使う必要があります。
機種代が残っている場合、ドコモへの乗り換え後に端末代金の支払いが必要?
ワイモバイルの機種代は、ドコモに乗り換え後(MNP後)でも支払う必要があります。
ワイモバイルを契約している際は、分割払いしている機種代金と基本料金をセットにして支払います。
しかし、端末代金を完済していない場合は、ドコモに乗り換えた後も端末代金をワイモバイルに支払い続けなければなりません。
ドコモへ乗り換える際、オンラインと店舗のどちらから手続きがおすすめ?
ドコモへの乗り換えは、オンラインがおすすめです。
理由は、契約事務手数料がかからないからです。
ドコモショップで乗り換えの手続きをすると、3,300円(税込)の手数料が発生します。
まとめ:ワイモバイルからドコモへの乗り換えはかんたん!手順と注意点を要チェック!
ワイモバイルからドコモに乗り換える手順とデメリットを紹介しました。
ワイモバイルからドコモへの乗り換えは、かんたんにできます。
結婚や出産、両親との同居などの理由で家族が増えた場合は、楽天モバイルからワイモバイルへの乗り換えるのがおすすめです。