先日、7月6日の発売が確定したソニーの最新ミッドレンジXperia、「Xperai 10 V」。
同時に発表されたドコモ版の価格は楽天モバイル版よりもさらに高い79,860円と、これにはびっくりした方も多いのではないでしょうか?
それもそのはず、このXperia 10 Vは前モデル10 IVと搭載チップは変わらずSD695。
メインカメラセンサーやデュアルスピーカーなど、スペック面で進化した部分もありますが、それでも前モデルから2割以上の価格アップというのはやはり納得がいかない部分もあります。
という訳で今回は約8万円も出してこのドコモ版Xperia 10 Vを買う価値があるのか?同じ値段であればどういった他のXperia機種を買うことができるのか?という点を見てみたいと思います。
Xperia 10 Vの約8万円で買える旧型ハイエンドXperia
例えば、中古スマホ販売サイトのムスビーではドコモ版のXperia 5 II SO-52Aの未使用品が77,799円で購入が可能。
ちなみに、Xperia 10 Vのベンチマークスコアは以下のような感じ↓
そしてSD865搭載のXperia 5 IIのベンチマークスコアは以下のような感じ↓
つまり、型落ちモデルとは言え、Xperia 5 IIの性能はまだXperia 10 Vの1.5倍程度はある、ということになります。
それどころか、ソフトバンク版ではありますが、昨年のXperia 5 IVの新古品ですらさらに安く購入が可能↓
また、未使用品でなくても良い、少しくらい傷があるのは構わない、というのであればさらにオプションは広がり、上手く探せばXperia 10 Vよりはるかに安い価格でハイスペックモデルを購入できます。
ちなみに私はこのショップの回し者でも何でもありません。
また、他の大手中古ショップ、ヤフオクなどの個人売買でも魅力的な価格ででているものが複数あります。
が、ここまでXperia 10 Vの価格が高いと、さすがに他のオプションを推奨せざる得ないといった感じです。
一方、旧型Xperiaを買う上でのデメリットはOSおよびセキュリティーアップデート。
Xperia 10 Vは最低でもAndrid 14のアップデートの提供対処となることが確実ですが、Xperia 1 II/5 II以前のハイエンドXperiaはアップデートサポートが終了しています。
(おそらくXperia 1 III/5 IIIもAndroid 14アップデートは提供されません)
よって、最新OSが使いたい!セキュリティアップデートが最重要!という方は割高でも最新Xperiaを買うのが得策だと思います。