本日、X上のシャオミ公式アカウントがティザー画像を公開したことで、10月10日の国内正式発表が確定したXiaomi 14Tシリーズ。
すでに認証機関などで発見されている型番から、国内ではXiaomi 14T ProがSIMフリー版とソフトバンク版が、Xiaomi 14TがauあるいはUQモバイルからリリースされることが確実となっています。
そして両モデルの最大の違いと言えばチップセットで、無印の14TはDimensity 8300 Ultra、上位モデルの14T ProはDimensity 9300+を搭載している点。
となると気になるのは両者の性能差です。
というわけで、今回はGeekbech上における両モデルのベンチマークスコア比較をしてみたいと思います。
Xiaomi 14T vs Xiaomi 14T Pro ベンチマークスコア比較
Xiaomi 14T Proのスコアはシングルコア、マルチコアの両方で、無印の14Tの1.5倍程度。
なお、以下は前世代のXiaomi 13TとXiaomi 13T Proの比較:
Xiaomi 13TはDimentisy 8200 Ultra、Xiaomi 13T ProはDimensity 9200+搭載ですが、13T Proはかなりスコアが不安定で、平均では13Tとあまり変わらない性能でした。
これと比べると、今回のXiaomi 14T Proは前モデルからベンチマークスコアが大幅にアップしているだけでなく、安定性もかなり向上していると言えます。
また、14T Proはマルチコアで7000ポイント台も出しており、これはライバルチップのSnapdragon 8 Gen 3搭載機でも比較的珍しい高スコアです。
よって、少なくともベンチマーク上の性能ではこのDimensity 9300+搭載のXiaomi 14T Proは同世代のSD8Gen3搭載機と比べても遜色がないと言ってよいと思います。