ソニーのXperiaスマートフォン、と言えば、数年前に生産拠点を中国からタイに移したことはご存じの方も多いと思います。
また、最近の機種では少なくともXperia 1 VIやXperia 5シリーズといったハイエンドモデルに関してはこのタイで生産されていることが確認されています。
そんな中、Weibo上に今後のXperiaの「生産国」に関して興味深い情報が見つかりました。
重要部分のみを訳すと「ソニーは最近、Xperiaの向上を(中国の)東莞に戻す計画を諦め、インドへの移転を検討しているようだ」とのこと。
また、その理由について「インドでのシェア獲得を狙っているため」とも。
そもそもソニーが生産工場を中国に戻す計画があったという事自体は初耳。
ただ、Xperia ACEシリーズやXperia 10シリーズといった一部のミッドレンジモデル以下に関しては現在でもODMに近い形で中国で生産されているという情報も見かけたことがあるので、ハイエンドモデルの生産も中国に戻す計画があったとしても、それほどおかしくはないような気もします。
ちなみにソニーのインドでのシェアはないに等しい状態。
一方、Xiaomiなどの中国メーカーは、シェア争いの主戦場を国内からインドなどの新興国に移しつつあることは事実。
そういった意味で、ソニーがXperiaでのスマホシェア奪還に向けて中国市場に目を付けた可能性、とうのは皆無ではないような気もします。