Xperiaスマートフォンの「指紋認証センサー問題」と言えば、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
具体的には、端末を使用していると、指紋認証の反応が悪くなり、何らかのきっかけで指紋認証センサー自体が設定項目からも消えてしまう、という症状。
このいわゆるXperiaの指紋認証センサーが「死ぬ」問題、比較的新しい機種での報告は少なくなってきましたが、Xperia 1 VIや5 VI以前、特にXperia 1 III/5IIIや1 II/5IIではいまだに報告を頻繁に見かけます。
そんな中、RedditユーザーがXperia 5 IIの指紋認証センサーが仕えなくなり、自分で交換した際の古いセンサーの内部動画を共有していました。
センサーを取り外し、その裏側を見てみると…
何らかの繊維/ホコリがびっしり付着しており、投稿者によると一部の金属は錆びている状態だったとのこと。
ちなみにこの部分は指が触れるセンサーの裏側なので、通常であれば防塵機能により、ほこりなどは入らないはずの場所だと思われます。
確かに、これだけホコリがたまっていれば、センサーの接触などが悪くなり、反応が悪くなるだけでなく、センサー自体が認識されなくなるのも無理はないように思えます。
なお、このユーザーはこの古いセンサーを掃除して元に戻したところ、センサーは再び正常に動作しだしたとのこと。
もちろん、Xperiaの指紋センサー絡みのトラブルのすべてがこのホコリやさびが原因とは限りません。ただ、指紋センサーコンポーネントの内部にこれだけのホコリがたまる、というのはやはり異常なように思えます。
一方、このユーザーのように自分で分解をするのはかなりリスクが高いと思われるので、センサーの掃除をするにせよ、取り換えるにしろ、やはりプロに任せた方が無難だと思われます。