正式発表まであと数日となったGoogleの最新スマートフォン、Pixel 9シリーズ。
Pixel 9、9 Pro、9 Pro XL、9 Pro Foldという4機種展開となりますが、搭載チップセットはいずれも4ン代目Tensor、Tensor G4となります。
しかし今回、同じPixel 9シリーズでも機種によってベンチマーク上の性能に違いがある可能性が浮上しました。
以下はこれまでに見つかっているGeekbench 6におけるPixel 9のベンチマークスコア:
そして以下はPixel 9 Pro XLのベンチマークスコア:
無印のPixel 9のベンチマークスコアはばらつきが大きく、平均で4000前後といったところ。
一方、Pixel 9 Pro XLのスコアはまだ二つだけですが、いずれも4600ポイントを上回っており、今のところ無印モデルでこのスコアに達しているものはありません。
まだサンプルサイズが小さいので誤差はかなり大きいとは思いますが、それでも現状ではPixel 9よりもPixel 9 Pro XLの方が1割程度ベンチマーク性能が高い可能性が高そうです。
過去のPixelでも無印モデルとProモデルで後者の方がベンチマークスコアが高めという事がありました。
これに関しては同一チップセットながらそのパッケージ方法の違いや排熱構造の違いによるものともいわれていますが、はっきりとした原因は不明です。