ソニーモバイルの次世代Xperia。
これまでのラインナップや機種の命名規則が継続されるのであれば、2025年モデルとして展開されるのはXperia 1 VII、Xperia 10 VII、そして廃版の可能性もあるXperia 5 VIIということになります。
しかし今回、この次世代Xperiaのディスプレイ関連の仕様について気になる情報が見つかりました。
xperia’s journey to a normal smartphone: next stop is the punch hole. (A tip from a display supplier)
Redditユーザーがサプライヤー情報として投稿していたもので、内容としては「Xperiaの普通のスマホへの旅：次の停車駅はパンチホール。」。
Xperiaの「普通のスマホへの旅」とのことですが、この第一段階としては今年のXperia 1 VIが4K解像度や21:9比率のディスプレイを廃止し、他メーカーと同じようなディスプレイ仕様に変更したことを指していると思われます。
そして次世代Xperiaが「普通のスマホ」になる次の段階として今回が出てきた情報が、これまでのベゼル上への前面カメラ搭載を止め、パンチホール型のディスプレイを採用すること、という意味だと思われます。
ちなみにソニーがパンチホール型ディスプレイを採用せず、上部ベゼルに前面カメラを搭載し続ける理由については「コンテンツへの没入感を損なうため」と言われています。
ただもしそれが理由なのであれば、特定コンテンツを再生するときだけパンチホールの部分を黒塗りにすれば、実質的にはベゼル上に前面カメラがあるのと変わらないような気がするのですが、どうなのでしょう。
また、少なくともXperia 1 VIでディスプレイの21:9比率が廃止され、19.5:9になったという点からしても、もはや「没入感」もそれほど重要ではなくなってきているように思えます。
ちなみに基本的に最近のスマートフォンでパンチホール、もしくはノッチ型ではないディスプレイを搭載した機種というのはほぼ皆無なので、コスト面でも高くついている可能性もありそう。
もし次世代Xperiaがパンチホール型ディスプレイを採用することで価格を抑えられるのであれば、歓迎するユーザーもかなりいるように思えますが、どうなのでしょう。
