ソニーモバイルの新型プレミアムフラッグシップ機種「Xperia 1 VI」。
過去のXperia 1シリーズモデルと比べても、少なくとも国内では非常に評価の高いモデルであることは間違いなさそうですが、それでも「完璧」というわけではありません。
特にこのXperia 1 VIでは以下の二つの不具合報告が目立ち、発生範囲もかなり広いという印象です。
そんな中、根本的な解決策ではないものの、これらの症状対する一時的な暫定対処法が存在することが判明しました。
動作のカクつき不具合に対する対処法
Xperia 1 VIでスクロール動作がカクつく問題ですが、これは低残像表示をオフ、つまり常時60Hz表示にすることでかなり症状が解消されるとのこと。
方法:「設定」→[画面設定]→「低残像表示」をオフに
また、一部では逆にリフレッシュレートを120Hzに固定することで症状が出なくなったという報告もありますが、この設定はパソコンからUSBデバッグモードを使っての方法となるので、挑戦する方はあくまで自己責任でお願いします。
ディスプレイ上に横線が入る不具合の対処法
スリープ復帰時に画面上に横線が入る不具合ですが、これは「時間と情報を常に表示」を有効にすることで防げる模様。
方法:「設定」→[画面設定]→[ロック画面]→「時間と情報を常に表示」を有効に
ただ、この方法はおそらく時計を常時表示させることで、ディスプレイを完全なスリープ状態に入らせないようにすることで、ロック解除時の不具合発生を防ぐ、というもの。
必然的にバッテリー消費が増えるなど、対処法としてはかなり不完全ですが、とりあえずスリープ復帰時の使用不可状態を避けるためにはやむを得ない対処法といったところでしょうか。