常に持ち歩くカメラとして優秀なiPhoneのカメラですが、本音を言うともう少し画質が良いと嬉しいです。
ということで、ずっと気になっていたDJIのOsmo Pocket 3を購入したのでレビューします。
これからは間違いなく動画の時代。
手軽に綺麗な動画が撮れるカメラが気になっている方はぜひチェックしてみてくださう。
iPhoneのカメラの代わりとしてOsmo Pocket 3を購入した理由
携帯性の高いカメラはiPhoneも凄く優秀ですが、Osmo Pocket 3をiPhoneの代わりとして購入した理由は以下の通り。
- 最強の手ブレ補正であるジンバルを搭載
- 小型カメラでは大きい部類に入る1インチのセンサーを搭載
- 動画に最適な20mmという画角
Osmo Pocket 3を購入した理由は主に3つです。それぞれの理由について詳しく紹介します。
購入した理由1:ジンバルを搭載している
iPhoneの手ブレ補正も優秀ですが、手ブレを抑える為に画角は少し狭くなります。
一方でOsmo Pocket 3はジンバルにカメラが乗っかっているので、手ブレ補正に関しては別次元です。
最近では歩きながら動画を回すことも多くなっており、小型でさっと使えるジンバル付きカメラは手持ち撮影では最強と言えます。
購入した理由2:1インチのセンサーを搭載
センサーサイズは画質の良さに直結します!
Osmo Pocket 3は1インチのセンサーを搭載。
センサーサイズは大きければ大きいほど、綺麗な画質になりますが、センサーが大きくなるサイズが大きくなる問題があります。
常に持ち歩くような小型カメラには1インチのセンサーが画質とサイズのバランスがちょうど良いです。
最近ではカメラに力を入れたごく一部のスマホにも1インチのセンサーが搭載されていますが、iPhoneのメインカメラはまだ1インチには到達していません。
iPhoneのメインカメラより大きなセンサーというのもOsmo Pocket 3を購入するのに十分な理由になります。
購入した理由3:動画に最適な20mmの画角
Osmo Pocket 3は焦点距離20mmのレンズを搭載しています。
この20mmという画角が手持ちカメラとしてベストで、やや広角で全体を写すことができます。
iPhoneのメインカメラは24mmで、動画を撮る時はそれより少し狭くなります。
iPhoneには超広角カメラもありますが、超広角カメラはメインのカメラより更にセンサーサイズが小さく、明るい昼間でも画質はイマイチです。
iPhoneのメインカメラより画質が良く、更に広く撮れて、手ブレにも強いって最強じゃないですか?
iPhoneのカメラの代わりになるのか?
小型のカメラがiPhoneの代わりになるのかは、わざわざ荷物を増やしてまで持っていく必要があるかや、お金を価値があるかなどが重要です。
画質に荷物を増やす価値、お金を出す価値があるのか
結構シビアですが、まぁ高い買い物なのでそういうことです。
結論としては、Osmo Pocket 3はiPhoneのカメラ代わりとして使えます!
画質の比較
画質は大きい画面で見た方がハッキリとわかりますが、僕の意見としては買う価値、持ち運ぶ価値があるぐらい違います!
特に夜だとディティールが全然違うレベルなので、もう少し明るい都会だと更にハッキリとした差が出るでしょう。
また、iPhoneの優秀な手ブレ補正でも歩きながらだとガクッとなりますが、Osmo Pocket 3は夜でも滑らかです。
画質は違いがわかるレベルでOsmo Pocket 3が高画質
歩きながらだと手ブレが全く違う!
Osmo Pocket 3は手持ちで動画を撮るのに最高のカメラです!!
動画に関してはYouTubeの方がわかりやすいので、YouTubeでのレビュー動画ができればこの記事に掲載します。
よろしければブックマークなどしてお待ちください。
重量による負担
iPhoneはカメラ以外の用途でも必須の持ち物なので、Osmo Pocket 3が加われば単純に荷物が増えることになります。
重量による負担もチェックしていきます。
Osmo Pocket 3は単体でもハンドルを付けた状態でもiPhone 15 Pro Maxより軽いです。
軽いので肩から下げていても特に疲れることなく、iPhoneにプラスして持ち歩いても特に大きなストレスにはなりません。
カメラは持ち出さないと意味がないので、持ち歩けることをクリアしているのは凄いことです。
撮る楽しさ
iPhoneはグリップを取り付けないと持ったまま歩きにくいですが、Osmo Pocket 3は持ち歩きのしやすい形状になっています。
カメラが好きだと、綺麗な画質で撮れるかどうかも大事ですが、撮っていて楽しいかも大事です。
残念ながらiPhoneは撮っていて楽しいカメラではないので、Osmo Pocket 3で撮る方が格段に楽しいです。
Osmo Pocket 3の特徴
Osmo Pocket 3の特徴を簡単に紹介します。
- 1インチのセンサー
- Vlogに最適な20mmの画角
- 写真を撮っても綺麗
- 2.0インチのタッチ画面を搭載
- ジンバルで手ブレに強い
- マイクロSDカードに保存
スペックを表にまとめると以下の通り。
参考にiPhone 15 Pro Maxと比較しています。
Osmo Pocket 3 | iPhone 15 Pro Max | |
重量 | 179g | 221g |
ディスプレイ | 2.0インチ | 6.7インチ |
ディスプレイ輝度 | 700ニト | 1,000ニト(標準) ピーク輝度2,000ニト(屋外) |
ストレージ | マイクロSDカード | 256GBから |
センサー | 1インチ | 1/1.3 |
画角 | 20mm | 13mm 24mm 48mm 120mm |
静止画 | 16:9(約830万画素) 1:1 | 4:3(約4800万画素) 1:1 |
動画解像度(16:9) | 4K(24/25/30/48/50/60fps) 2.7K(24/25/30/48/50/60fps) 1080p(24/25/30/48/50/60fps) | 4K(24fps、25fps、30fps、60fps) 1080p(25fps、30fps、60fps) |
ジンバル | 搭載○ | × |
夜間のゴースト | 目立たない | かなり目立つ |
価格 | 79,200円 | 189,800円 |
Osmo Mobile 3の良かったところ
続いてOsmo Pocket 3の良かったところからレビューします。
付属品が豊富
Osmo Pocket 3には通常バージョンと付属品が豊富なクリエイターコンボがあります。
差額は20,680円ですが、他のアクセサリーを別々で揃えることを考えるとクリエイターコンボの方がかなりお得です。
ただ、僕は持ち運びを重視したいので色々な付属品は返って邪魔になり、使わないと思ったので通常のキットを購入しました。
通常キットでも付属品は充実しています!
特にハンドルとストラップ、ケースは質感も良く、快適に使う為に重要なアクセサリーです。
これが入ってくれているだけで大満足です。
ケースの質感が良い
Osmo Pocket 3のケースは、しっかりとした作りでかなり良くできています。
- 裏側は裏起毛になっている
- 表側はレザーのような質感
- ジンバル部分をしっかり保護してくれる
- ディスプレイをケース側に向けて収納できる
- ピッタリサイズで一体感があり、取り付け取り外しが簡単
- 重量は58g
良いところをまとめるとこんな感じです。
イメージとしては「ただの付属収納ケース」ではなく、「かなりしっかりしたオ別売りプションのケース」というぐらいの質感があります。
このケースのおかげで気軽に持ち出そうという気持ちにさせてくれます。
ベストなカメラスペック
最初にも紹介しましたが、Osmo Pocket 3は持ち歩きカメラとしてのベストな要素を全て揃っています。
- ちょうど良く広く写せる20mmの焦点距離
- ジンバルで歩きながらでも滑らかな映像が撮れる
- 1インチのセンサーで画質が良い
- 4K 120fpsでの撮影もできる
今後、更に大きなセンサーを搭載すれば買い替えたいですが、現状ではこれがベストと言える仕上がりで気に入っています。
デジタルズームもできる
Osmo Pocket 3の画素数は公開されていませんが、4Kでも2倍のデジタルズームが可能。
デジタルズームなので画質は悪くなりますが、20mm〜40mmの画角内を使い分けることができます。
4Kモード:2倍、フルHD:4倍のデジタルズームが可能
少しでもズームできるだけで十分です。
iPhoneとの連携が良い
Osmo Pocket 3は専用アプリによるスマホやタブレットとの連携が便利です。
アプリを使えばOsmo Pocket 3で撮った写真や動画を直ぐにiPhoneに取り込むことが可能。
また、iPhoneの画面を見ながら撮影することができます。
遅延が気づかないレベルなので、iPhoneを外部モニターとして利用することもでき、リモート撮影も可能です。
DJIのアプリは接続も早く遅延もないので本当に優秀です。他のカメラメーカーも見習って欲しいです。
内蔵マイクでも音質が良い
僕はクリエイターコンボを購入しなかったので、DJI Mic 2は付属していません。
手軽に使いたかったのでマイクをセットする手間を気にして買わなかったのですが、内蔵マイクでも十分高音質に録音できていました。
iPhoneで動画を撮っても綺麗に音が撮れますが、それよりも若干Osmo Pocket 3の方が良いと感じたので、Osmo Pocket 3の音質はかなり良いと言えます。
Osmo Mobile 3の気になったところ
続いて気になったところをレビューします。
本体にも三脚穴があれば良かった
Osmo Pocket 3のハンドル部分には三脚穴がありますが、Osmo Pocket 3本体には三脚用のネジ穴がありません。
三脚用のネジ穴を利用してストラップなどを取り付けたいので、できれば本体にもあると嬉しいです。
ジンバルに慣れが必要
Osmo Pocket 3はジンバルを搭載したカメラなので、ジンバルを初めて使う場合には少しだけ動きに戸惑います。
アプリでジェスチャー動画などを見ることができるので、難しくはありませんが慣れるまでは少し使い難いと感じるかもしれません。
カメラモードの切り替えが少し手間
写真と動画、低照度モードの切替を行うには、モニター内の小さいアイコンをタップして切り替える必要があります。
前モデルと比べてモニターは大きくはなっていますが、それでも大きくはないので、物理的なボタンで切り替えるができるともっと良かったです。
Osmo Pocket 3のレビューまとめ
この記事ではOsmo Pocket 3をレビューしました。
スペックを見るだけでも、これは良いカメラだと確信していましたが、実際に使ってみても予想通りの素晴らしいカメラです。
モニターを上げる感触が癖になり、動画を撮るのを楽しめます。
画質も音質も良くジンバルによってiPhoneとはまた一味違った動画を撮ることも可能。
動画を撮るのが好きな方は買って損はしないカメラです。
よろしければ参考にしてください。
以上。「DJI Osmo Pocket 3をレビュー!iPhoneのカメラの代わりになるのか?」でした。
DJI Osmo Pocket 3は買うべき?動画性能をiPhoneと比較してみた以上。「DJI Osmo Pocket 3は買うべき?動画性能をiPhoneと比較してみた」でした。
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