2024年5月に発売されたiPad Proは薄くなり、性能も向上。
iPad Pro用Magic Keyboardが登場するなど、これまで以上に魅力的なiPad Proになりました。
しかし、価格に関しても値上がりしており益々買いにくくなっています。
この記事では、iPad Proが欲しくてたまらない僕が、iPad Proを買わないことにした理由について紹介します。
興味のある方はよろしければ参考にしてください。
この記事は2024年のiPad Pro(M4)に関する記事です。
iPad Pro(M4)の魅力
まずは最初にiPad Proを買いたいと思った魅力を紹介します。
僕は2018年に発売した11インチiPad Pro(第1世代)を持っているので、その後継としてiPad Proの購入を考えていました。
- 薄くなった
- 高性能なM4チップをMacよりも先に搭載
- 触覚トラックパッドを搭載するなど進化したMagic Keyboardを使える
iPad Pro(M4)の魅力をまとめるとこんな感じ。
iPad Proとしては久しぶりにインパクトのあるデザイン変更がありました。
また、Macより先にM4チップを搭載ということで、今後期待されるAI関連の機能についても快適に使えそうです。
僕が今使っている11インチiPad Pro(第1世代)のA12X Bionicチップでは、ステージマネージャーも使えないですし、
作業をする時は少し遅く感じているので、せっかくなら最新のiPad Proに乗り換えたいという気持ちもあります。
同時に発表されたiPad Pro(M4)用Magic Keyboardの存在も大きな魅力
そして、個人的に大きな魅力になっているのが、触覚トラックパッドが搭載された新しいMagic Keyboardです。
これまでのMagic Keyboardは若干iPadがキーボードに被っていましたが、新しいMagic Keyboardでは位置が少し後ろに移動しているので、キーボードに被りません。
その他にもカチカチとうるさく、押し込む力が固く不便だったトラックパッドが触覚トラックパッドに進化。
MacBook Airと同じようなトラックパッドになっているので、使いやすさが向上しています。
新しいMagic Keyboardの魅力をまとめると以下の通り。
- アルミニウムになった
- ファンクションキーが追加
- iPadの位置が少し後ろに移動
- トラックパッドが大きくなった
- 触覚トラックパッドを搭載
この新しいMagic KeyboardはM4のiPad Proにしか対応していないので、同時に発表されたiPad Airでは意味がありません。
M4のiPad Proは久々の大きな進化と言える
これまで特に11インチのiPad Proは大きく劇的に変わったという印象はなかったので、M4 iPad Proは久々の大きな進化と言えます。
完成度の高いiPad Proで、1世代進化してここまで魅力が増えることも珍しいので、M4のiPad Proは近年のiPadの中でも特に買いと言える製品です。
ほんと予算があれば欲しいです。
iPad Proを買わない理由
この記事の本題であるiPad Proを買わない理由をまとめると以下の通り。
- 高すぎる
- 費用対効果に見合わない
それぞれ詳しく紹介しますが、やはり価格です。
iPad Pro(M4)のスペックは文句の付けようがないレベルで素晴らしいですが、それにしても高すぎるというのが、やはり素直な感想です。
さすがに高すぎる
近年のiPad Proは価格が高くなっていましたが、M4のiPad Proも高すぎるというレベルで、本当に高いです。
発売時の価格をまとめると以下の通り。
Wi-Fiモデルの価格
Wi-Fi | iPad Pro 13インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Air 13インチ | iPad Air 11インチ |
---|---|---|---|---|
64GB | – | – | – | – |
128GB | – | – | 128,800円 | 98,800円 |
256GB | 218,800円 | 168,800円 | 144,800円 | 114,800円 |
512GB | 254,880円 | 204,800円 | 180,800円 | 150,800円 |
1TB | 322,800円 | 272,800円 | 216,800円 | 186,800円 |
2TB | 390,800円 | 340,800円 | – | – |
1番安いモデルでも168,800円とタブレットの価格とは思えない高さです。
そして、iPad Proを買うならどうしても欲しいのが「Apple Pencil Pro」と「Magic Keyboard」です。
この2つを合わせると総額は240,400円とメインパソコンに匹敵する価格になります。
欲を出して13インチや、Nano-textureガラスのモデルを選択すると30万円を超えてきます。
これはいくらなんでも高すぎる。
費用対効果に見合わない
価格が高いのは仕方がないとしても、僕の実力ではiPad Proの元を取るぐらいの費用対効果を得ることができません。
iPad Proはパソコンとして使えるレベルの性能と拡張性があるので、パソコンの代わりとして使うことはできます。
しかし、あくまでも持ち運び用のサブパソコンという位置付けで、僕にはMac無しでiPad Proだけを使うことは考えられません。
- マルチタスクでの効率性はMacが格段に上
- iPad Proでもできなくはないが無理矢理頑張る必要ある?
- Macのような使い方をしているとバッテリーがすぐにダメになりそう
MacBook AirとiPad Proを比較すると、バッテリー持ちの差も大きく、やはりパソコン作業はMacを買うべきです。
そして、iPad ProはMacBook Airより75,600円も高額。
イラストメインであればiPad Proで良いと思いますが、僕の場合はイラストを描くことはほとんどないので、やはりどちらかしか買えないとなるとMacを選ぶのが合理的です。
僕にはiPad Proを使っても高いiPad Pro代を回収するぐらいのお金を生み出すことはできません。
iPad Airを買うのは悔しい
流石にiPad Proは主に価格面で僕には不相応ですが、かと言ってiPad Airを買うのは悔しいです。
というかiPad Airなら要らないとまで言えます。
- アルミで触覚トラックパッドのMagic Keyboardが非対応
- iPad Airでも高いのに画面の滑らかさが60Hz
- iPad AirはTouch ID
- コネクタもUSB 4には非対応
- せっかくなら更に薄くなったiPad Proを使いたい
iPad Airで魅力的なのはM2チップを搭載しているぐらいで、今さら買おうとは思えません。
価格も結構高いですし…
iPad Airを新しく買うなら今の11インチiPad Pro(第1世代)をもう少し使います。
まとめ
僕の今の理想なPC環境は、メインでMac Studio、持ち運び用でiPad Pro(M4)+Magic Keyboardです。
しかし、現状では持ち運び用パソコンはMacBook Airがあり、タブレット枠も11インチiPad Pro(第1世代)があるので、iPad Pro(M4)を買うのは流石に勿体無いです。
とりあえず、現状は高すぎて買えないので、今のiPad Proが型落ちになるタイミングなどを狙って行こうかなと思います。
購入を迷っている方の参考になると幸いです。
以上。「やっぱり高すぎる!M4のiPad Proを買わない理由」でした。