ゴリラ
Google Pixelってけっこう古い端末でも新しいAndroidにアップデートされるから、型落ちで十分かも……。どれを買うのが良いんだろう?
iPhoneやGalaxyより手に取りやすいGoogle Pixelであっても、最新モデルは10万円を超えてきます。「型落ちで安く買いたい」という人も多いことでしょう。
今回は型落ちのGoogle Pixelはどれを買えばよいのか、それぞれの特徴を整理してお伝えします。
- メインで使うスマホとして
Pixel 7 / 6シリーズ - 激安サブ機が欲しい、Google フォトの無制限バックアップを使いたい
Pixel 4、Pixel 4a (5G)など - 型落ちじゃないけど実はコスパが良い方法
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型落ちGoogle Pixel一覧(2024年現在)
2024年5月時点のPixelの最新モデルはGoogle Pixel 8です。
この記事ではGoogle Pixel 7以前のモデルを「型落ちPixel」と定義して紹介していきます。
スクロールできます→
製品 | 発売 | OS アップデート 期限 | セキュリティ アップデート 期限 | チップ | フォト無料 ストレージ |
---|---|---|---|---|---|
Pixel 7a | 2023年5月 | 2026年5月 | 2028年5月 | Tensor G2 | - |
Pixel7 / 7 Pro | 2022年10月 | 2025年10 月 | 2027年10月 | Tensor G2 | - |
Pixel 6a | 2022年7月 | 2025年7月 | 2027年7月 | Tensor (第1世代) | - |
Pixel 6 / 6 Pro | 2021年10月 | 2024年10 月 | 2026年10月 | Tensor (第1世代) | - |
Pixel 5a (5G) | 2021年8月 | 2024年8月 | Snapdragon 765G | - | |
Pixel 5 | 2020年10月 | 2023年10月 | Snapdragon 765G | ● | |
Pixel 4a (5G) | 2020年10月 | 2023年11月 | Snapdragon 765G | ● | |
Pixel 4a | 2020年8月 | 2023年8 月 | Snapdragon 730G | ● | |
Pixel 4 / 4 XL | 2019年10月 | 2022年10 月 | Snapdragon 855 | ● | |
(参考) Pixel 8 / Pixel 8 Pro | 2023年10月 | 2030年10月 | Tensor G3 | - |
前提:メイン端末で使うなら「7」と「6」、「5以前」のスペックはギリギリ
型落ちPixelをメイン端末として使うなら、Pixel 7、または6シリーズがおすすめ。
Pixel 6以降はGoogle自社製のTensorチップを搭載したハイエンドなので、数年前の機種も余裕で使えます。
一方、Pixel 5シリーズはスペック控えめの「ミドルレンジ端末」として開発されていたこともあり、現役で使うのはちょっと厳しめです。
またPixel 4は「我慢すれば、ギリギリ使える?」といった感じです(実はPixel 5よりPixel 4の方が処理性能は高かったりします)。
ちなみにPixel 5や4シリーズには「Googleフォト無制限」という強烈なメリットもあります。
型落ちGoogle Pixelの特徴、こんな人におすすめ
以下ではそれぞれの型落ちGoogle Pixelの特徴や、どんな人におすすめなのか、サクッと紹介していきますね。
各機種とも執筆時点の相場を書いておきます。検討の際は、最新の価格をご確認くださいませ!
Pixel 7 Pro / 6 Pro
- 発売日:
- Pixel 7 Pro:2022年10月13日
- Pixel 6 Pro:2021年10月28日
- 価格相場:
1世代、2世代前のProモデルです。
Pixel 8 Proは執筆時点で約16万円と高額なので、コスパ良く高品質なカメラを手にしたいならPixel 7 Pro / 6 Proは良い選択ですね。
無印のPixel 7 / 6との大きな違いが、望遠レンズがあることです。Pixel 7 Proは最大30倍(光学5倍)、Pixel 6 Proは最大20倍(光学4倍)のズームに対応しています。
またPixel 7 Pro / 6 Proは6.7インチで、無印モデルよりも一回り大きめです。超大型のスマホが欲しい人にもProモデルが向いていると言えます。
- カメラ性能にこだわりたい人
- 大きいスマホが欲しい人
Pixel 7a / 7
Tensor G2を搭載したことが、Pixel 7の前モデルからの主なアップデートです。
特にPixel 7aは「コスパ最強」と賞賛されまくった端末です。Tensor G2やワイヤレス充電にも対応し、一応の上位モデル・Pixel 7との差分が限りなく小さくなりました。
ただし2024年現在の中古市場を見ると、Pixel 7は大きく値崩れしています。この状況であればPixel 7を選んだ方がコスパは良さそうです。
- メインでしっかり使えるスマホが欲しい人
- ただ安いだけじゃなく、ガチでコスパを求める人
(価格が同じくらいならPixel 7がおすすめ)
Pixel 6a / 6
Pixel 6では初めて自社製のSoC「Google Tensor」が搭載されました。外観もPixel 6を境にロボコップみたいな見た目に変わっています。
Pixel 6 / 6aは中古で2万円台から購入できます。2年~3年使えることを考えれば、最強の節約端末という感じです。
購入するなら、リセールを考えるより、最後まで使い倒すのがおすすめです。
- Tensor搭載モデルを最安で買いたい人
- 一新された見た目が好みな人
- 型落ちのPixelを最後まで使い倒したい人
Pixel 5a(5G) / 5
- 発売日:
- Pixel 5a (5G):2021年8月26日
- Pixel 5: 2020年10月15日
- 価格相場:
2020年に発売されたGoogle Pixel 5は、Pixelの中でも異色の存在で、ミドルレンジ端末(非ハイスペック)として開発されました。
当時は「スペックと価格のバランスを取った最適解」と言われましたが、型落ちとなった今は、中途半端な存在に映ります。
ただし2024年現在、Pixel 5以前のモデルはGoogleフォトに無料で写真をアップロードできるため、「バックアップ専用機」として購入する人はいます。
一方Pixel 5a (5G)以降は、フォト無制限のアップロード対象外となりました。Pixel 6との差額がほぼないことからも、Pixel 5a (5G)を今から買う理由は見い出せません。
- Googleフォトの無制限ストレージに対応したモデルの中で、最も新しい端末が良い
- 特におすすめできる人はいない
Pixel 4a(5G) / 4a
- 発売日:
- Pixel 4a (5G):2020年10月15日
- Pixel 4a: 2020年8月20日
- 価格相場:
2020年8月に発売されたPixel 4aと、その2ヶ月後に登場したPixel 4a (5G)。
4aは4の廉価版という位置づけですが、Pixel 4a (5G)はどちらかというと、同時期に発売したPixel 5に近い機能を有しています。
2024年現在、Pixel 4a (5G)と4aの市場の価格差はほとんどなく、今から4aを選ぶ理由はありません。
- Googleフォトの無制限ストレージに対応したモデルの中で、とにかく安い端末が欲しい人
- Pixel 5を検討している人
- 特におすすめできる人はいない
Pixel 4
- 価格相場:2019年10月24日
- 価格相場:約1.2万円~(イオシス)
Pixel 4は2019年のハイエンド端末として発売され、2024年現在も普段使いで余裕を持って使えます(AnTuTu50万点超え)。
天体撮影モード、Soliレーダーなどユニークな機能が盛り込まれた、尖った端末です。
中古市場の在庫は少なくなっていますが、1万円台から購入できます。
- Googleフォトの無制限ストレージに対応したモデルの中で、メインを張れる端末が欲しい人
- 望遠レンズが欲しい人
型落ちPixelはどこで買う?
型落ちPixelが買える場所には以下が挙げられます。
- 中古
- イオシスなどの中古販売店
- メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマ など
- 新品
- Googleストア
- 大手キャリア・UQモバイル・ワイモバイル など
中古は販売店やフリマサービスが候補になります。
Pixel 7 / 6シリーズはリスクのあるフリマでなく、中古販売店で買うのが安心です。
Pixel 5以前の古めのモデルで在庫が見つからない場合は、フリマを覗いてみても良いでしょう。
また新品の価格やおすすめの購入方法は以下の記事を参考にしてください。
大手キャリアのPixel 8が安い件
ちなみにですが、Pixelシリーズはキャリアの購入プログラム(2年レンタル)で最新モデルを買う方が、下手に型落ちを買うよりコスパが良かったりします。
Pixel 8の価格がこちら。カッコ内の金額は購入プログラム利用時の2年間の負担額です
スクロールできます→
Google Pixel 8 | 128GB | 256GB |
---|---|---|
ドコモ 24年1月改定 | 119,900円 (47,828円) | ー |
au 24年1月改定 | (31,890円) 93,600円 (22,047円) | 127,900円 (57,500円) |
ソフトバンク 24年2月改定 | (21,996円/1年) (51,864円/2年) 94,320円 (22,008円) | 126,000円 (48,984円) |
IIJmio ※未使用品 | 84,800円 | ー |
112,900円 | 122,900円 |
執筆時点ではauとソフトバンクが狙い目で、Pixel 8が2年間、2万円台で使えます。
また各キャリアは端末のみ購入して、プログラムに加入することもできます。
プログラムは面倒なイメージもありますが、数年後に何も考えず返却すれば良いだけなので、意外と楽です。
結論、どれを買ったら良いの?
結論、正直スマホ的にはこんな感じで選んでみるのがおすすめです。
- メインで使うスマホとして買うなら
Pixel 7 / 6シリーズ - 激安サブ機が欲しい、Google フォトの無制限バックアップを使いたい
Pixel 4、Pixel 4a (5G)など - 型落ちじゃないけど実はコスパが良い方法
Pixel 8を購入プログラムで
Google Pixelは見た目もスペックも、Pixel 6以降でガラリと変わりました。今からメイン機を買うならPixel 6以降がおすすめです。
一方で割り切って使う、Google フォトの無制限バックアップを利用したいならPixel 4やPixel 4a (5G)あたりを購入するのもアリ。
ただしPixelは2024年現在、最新の8でもキャリアの購入プログラムで2年間、2万円程度で使えます。そもそも型落ちを狙うより、最新端末を2年間使う方がコスパが良いと言えるかもしれませんね。
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、最後にそれだけ簡単に説明しておきます。
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