日本では「ググれ」、海外でも「Google it」など、動詞にすらなりつつあるほど圧倒的な検索エンジンとしてのシェアを誇るGoogle検索。
しかし今回、この検索におけるGoogle一強状態に綻びが出始めていることが明らかになりました。
これは米国における2023年4月~2024年4月までのデスクトップ検索エンジンのシェア推移。
この1年でGoogleのシェアは81.32→67.76へと、なんと14%近くもシェアを減らしていることが判明。
一方で、マイクロソフトのBingはこの期間に8%近くシェアを拡大しています。
かなり大雑把な仮定ではありますが、もしこのペースでGoogle検索のシェアが縮小、Bingのシェアが拡大するとすると:
3年後の2027年にはGoogle検索のシェアとBing検索のシェアが逆転する可能性も。
コアアプデ失敗によるGoogle離れ?
もちろん、Googleも手をこまねいているだけでないと思うので、何らかの策は打つとは思います。
が、そういえば、昨年10月、11月のコアアップデート、そして3月から1.5か月近くかかった最新のコアアップデートはいずれもかなり評判が悪く、Google検索で得られる情報がアップデートのたびに悪化しているという声を聞きます。
特にその傾向は米国で顕著という印象なので、これが一部の「Google離れ」につながっているのかもしれませんね。