先日、着信ができなくなる不具合を改善する内容をメインとした4月では2回目のアップデートが提供されたPixelスマートフォン。
この着信不具合についても「完治」したかは微妙ですが、少なくとも「直った」という報告が多数みられるのは確かなので、ある程度改善したことは事実だと思われます。
しかし今回、この最新のアップデートを適用したPixelユーザーから今度はデータ通信ができなくなるという不具合の報告が複数出ていることが明らかになりました。
最新アプデ後にデータ通信ができなくなった
Xなどを中心に目立つのが、1週間ほど前に提供された最新のアップデートをした後に、突然データ通信ができなくなる、という症状。
そして共通しているのはいずれの状況でもステータスバーのアンテナピクトのアイコンに「!」マークが表示。つまり、電波自体を拾っていない状態になるという点。
再起動や機内モードのオン・オフで一時的に解消はするようですが、移動などのタイミングで再発するようです。
auやUQmobileユーザーからの報告が多いという印象ですが、他のキャリアでも発生報告があるので、au回線特有の問題とは断定できません。
Pixelスマートフォンは特にTensorチップ搭載のPixel 6シリーズ以降の機種を中心に3月くらいから通信周りの問題が急増しているという印象。
一方、Tensorチップ搭載機にはサムスンのExynosモデムが搭載されていますが、今思うと、Pixel 6でも発売当初から通信関連のトラブル報告が多かったのは事実。
これだけ問題が断続的に起こる、ということはやはりソフトウェアアップデートだけでは完治できない何らかの問題があるような気もしてきました。