ソニーモバイルの次期フラグシップモデル「Xperia 1 VI」。
ここ1か月ほどで急に信頼性の高い情報が増え、だいぶ全体像が見えてきたという印象です。
一方、様々な情報が小出しに発見・リークされているため、ここで一度、備忘録もかねてこのXperia 1 VIについて確実、あるいは「ほぼ確実」な情報をまとめてみたいと思います。
Xperia 1 VIの外観・デザイン
Xperia 1 VIの外観については有名リーカーのOnleaks氏がレンダリング画像をリーク済み。
基本的なデザイン言語は前モデルのXperia 1 Vから変更がないことが分かります。
一方、このレンダリング画像をよく見ると、これまでの1シリーズでは端末側面にあった樹脂製のアンテナピクトのスリットがなくなっていることも判明。
このことから、同モデルでは通信周りの構造に大きな変更がある可能性がでてきました。
Xperia 1 VIのスペック
Xperia 1 VIの仕様上の前モデルからの最大変化点はディスプレイ。スクリーン解像度が4Kから2K+に。また、スクリーンのアスペクト比も21:9→19.5:9になることがほぼ確定しています。
- ディスプレイ:6.5インチ、2K+解像度、19.5:9アスペクト比率、149.6 × 69.4mm(パネルサイズ)
- 搭載チップセット:Snapdragon 8 Gen 3
- 端末サイズ:162 x 74.4 x 8.45mm
- ワイヤレス充電:対応
- イヤフォンジャック:あり
- 生体認証:側面指紋認証センサー
なお、カメラ仕様に関してはレンダリング画像から判断するに、前モデルと同じトリプルカメラ。
今回もToFセンサーは非搭載。そして望遠カメラがペリスコープ式になることは確実です。
一方、有名リーカーによると、カメラのハード的な進化は「最小限」にとどまるとのことで、それよりもAIを活用したソフト的な進化によるオートモードでの画質向上に焦点が置かれているようです。
Xperia 1 VIの価格
Xperia 1 VIの価格についてはまだ有名リーカーやストアからのフライング掲載情報はありませんが、一部では海外での価格は前モデルから据え置きと言われています。
ただ、円相場の変動を考慮すると、国内版Xperia 1 VIに関しては良くて据え置き、おそらく1割程度の値上げとなる可能性が高そうです(これはあくまで当サイトでの予想です)。
Xperia 1 VIの国内取り扱い予定
Xperia 1 VIの国内向けモデルとしては、FCC認証通過情報からすでにドコモ版とau版のリリースは確実です。
ただ、このタイミングでソフトバンク版が発見されていないという事は、同キャリアでの1 VIの取り扱いはない可能性が高そうです。
なお、Xperia 1 VIの型番は今のところ「XQ-ECxx」で、すでに「EX-EC72」はFCC認証通過資料内でも発見されています。
SIMフリー版は「XQ-EC44」となるはずで、リリースも既定路線ではありますが、今のところ存在の確認はできていません。
Xperia 1 VIの発表・リリース予定
先日、ソニーが5月17日にXperiaの体験会を開催することを公表。
昨年までの慣例からすると、このイベントでは新型Xperiaの展示がされるはずなので、Xperia 1 VIのグローバル向けの正式発表はこれよりも1~2週間前のはず。
よって、Xperia 1 VIの公式発表は5月10日前後という可能性が濃厚です。
一方で、今年のXperia 1 VIについては「発表会」自体は行われず、オンライン上で製品を発表するだけという可能性も浮上しています。
なお、ここでは認証通過情報や実績のあるリーカーからの情報を「ほぼ確実」としていますが、その判断自体に当サイトの主観的な見方が入ることも事実。
よって、実際の公式発表まではいずれの情報についても100%確実というものはないことはあらかじめご了承ください。