Googleが今秋にリリースする次世代Pixel、Pixel 9シリーズ。
今年はPixel 9、Pixel 9 Pro、Pixel Pro XLに加え、新型フォルダブルのPixel 9 Fold Proという4機種展開になる模様です。
そして今回、このPixel 9シリーズで追加される新たなAI機能に関する情報がリークされていました。
PiunikawebがGoogleのAI CoreアプリとGoogle Messagesベータ版の最新バージョンに見つかったコード内から見つかった情報によるもの。
まず、一番興味深いのは「TEXT_TO_IMAGE」。
これはクラウドサービスに依存せず、端末上で直接画像を生成できる機能である可能性が高いとのこと。
今のところ、最新のSnapdragon 8 Gen 3搭載モデルでも端末単体で画像を生成できるという機種はないので、これはなかなか画期的な新機能となりそうです。
２つめのOCR（光学文字認識）機能は、デバイス内のテキスト認識能力の向上を示しているとのこと。
さらにGoogle Messagesベータコードで発見されたもう一つの興味深い機能は「QUESTION_TO_ANSWER」で、これはディバイス上のAIモデルを使って質問に答える機能。
具体的にはプログラマーのためのコード生成や、最新のモデルに基づいた最新情報の提供などのタスクに特に有用である可能性があるとのことです。
一方、AI Coreアプリで見つかった他の機能には、大規模言語モデル（LLM）、複雑な自動返信の提案を生成するAUTOFILL_SMART_REPLY、テキストを分類するTEXT_CLASSIFICATION、画像やPDFを処理するためのEMBEDDINGなどが含まれています。
なお、これらの新AI機能ですが、今のところ既存のPixelモデルでも利用可能になるのかは不明。
ただ、いずれもかなりリソースを使いそうな機能なので、Pixel 7以前のモデルではすこし実装は難しいかもしれませんね。
