ソニー最新モデルの「Xperia 5 V」や昨年の「Xperia 5 IV」でトラブルとしてよく見かけるのが「タスク落ち」問題。
具体的には、特に負荷のかかる動作などをしているわけでもないのに、バックグラウンドのアプリが頻繁に落ちる(強制終了される)という症状で、何度かのアップデートを経て、だいぶ症状が緩和されてきているようですが、それでも他の同クラスモデルと比べるとやはりタスクキル問題は顕著という印象。
一方この問題、兄弟モデルのXperia 1 V/1 IVではあまり報告が上がっておらず、その背景には搭載メモリのサイズの違いがあるのではないかともいわれています。
しかし今回、この説に異を唱える少し気になる情報が見つかりました:
Xperia 5シリーズでバックグランドアプリが強制終了する原因はメモリの品質?
Xperia 5 IV/5 Vでバックグラウンドタスクが頻繁に終了する問題。(Xperia 1 IV/Vではほとんど発生しない)
どうやら原因はメモリ不足ではなく、1 IV/Vとは異なる品質のメモリを使っていることが原因かもしれません。
ご存じのようにXperia 1 VIやXperia 1 Vのメモリは12GBもしくは16GB。
一方、Xperia 5 VIとXperia 5 Vは8GBです。
これまで、Xperia 5 IV/Vは1 IV/Vよりもメモリが少なく、さらにシステムのメモリ管理が下手なことが原因と言われていましたが、今回の情報によると「量」の問題ではなく「質」の問題、ということ。
Xperia 1 IV/ちなみにXperia 1 IV/Vに関しては分解動画などを見かけましたが、RAMのメーカーや型式などまでは不明。
5 IV/Vに至っては分解動画自体が見当たらないので、実際に指摘されているようなメモリの違いがあるのかは確かめようがありません。
ただ、Xperia 1 Vと5 Vのメモリ関しては両機種ともLPDDR5Xなので、少なくとも規格は同じであることは確か。
となると、1シリーズと5シリーズではサイズだけでなく、メーカーやグレードが違うメモリが使われているという事だと思われます。
Xperia 5 IVに関しては分かりませんが、最新のXperia 5 Vではディスプレイの品質が前モデルからグレードダウンされているという指摘もありました。
ひょっとすると、コストダウンのために異なる品質のメモリを搭載という可能性はあるのかもしれませんね。