■OCNモバイルONEは2023年6月26日に新規受付を終了
OCNモバイルONEは2023年6月26日に新規受付を終了しました。
既存のユーザーは引き続き利用できますが新規での契約はできません。
■以下からは、サービス終了前の情報です。
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える際は以下の手順でおこなえます。
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えると、最大5,995円の月額を節約できます。
お得に乗り換える手順について知りたい方は、参考にしてみてください。
- ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるデメリット・注意点8選
- ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるメリット8選
- ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える手順と必要なもの
- ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるおすすめのタイミング
- ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えで利用できるキャンペーン
- ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えでよくある質問
- そもそも、OCNモバイルONEとドコモの関係性とは?エコノミーMVNOとはなに?
- OCNモバイルONEとドコモの違いはなに?
- OCNモバイルONEへの乗り換えがおすすめな人は?
- ドコモから購入したスマホは、OCNモバイルONE乗り換え後もそのまま使える?
- ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える際、手数料はいくらかかる?
- 乗り換えると違約金がかかる?解約金はいくら?
- ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えは店舗でできる?
- ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える際、SIMロック解除が必要?
- 機種代が残っている場合、OCNモバイルONEへの乗り換え後に端末代金の支払いが必要?
- OCNモバイルONEへ乗り換える際、オンラインと店舗のどちらから手続きがおすすめ?
- ドコモで貯めたdポイントはどうやって引き継げる?
- まとめ:乗り換えはかんたん!手順と注意点を要チェック!
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるデメリット・注意点8選
まずは、ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるデメリット・注意点について確認していきましょう。
データ無制限コースの選択肢がなくなる|大容量プランを希望ならドコモがおすすめ
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えると、料金プランからデータ無制限コースの選択肢がなくなるデメリットがあります。
ドコモでは、データ無制限の「5Gギガホ プレミア」と、月間60GBの「ギガホ プレミア(4G LTE)」という、2つの大容量プランを利用可能です。
一方のOCNモバイルONEには、最大でも月間10GBまでのデータ容量のプランしか用意されていません。
この点を踏まえると、データ大容量の料金プランを利用したい人は、ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えない方がよいでしょう。
通信速度が遅くなる|OCNモバイルONEはMVNOのため
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるデメリットとして、通信速度が今より遅くなる可能性が高い点が挙げられます。ドコモとOCNモバイルONEの、ユーザーが計測した平均的な通信速度を比較すると、次のとおりです。
サービス | 平均Ping値 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
ドコモ | 53.79ms | 160.63Mbps | 17.26Mbps |
OCNモバイルONE | 55.03ms | 56.51Mbps | 11.32Mbps |
※参照:みんそく
このようにドコモの平均ダウンロード速度は160.63Mbpsである一方、OCNモバイルONEは56.51Mbpsとなっています。
OCNモバイルONEは、ドコモから回線の一部を借りてサービスを提供している、MVNO事業者です。
だからこそ、ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えると、通信速度や安定性が下がってしまいます。
乗り換えでドコモは解約となる|dアカウントは継続利用できdポイントも消えない
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるデメリットとして、現在契約中のドコモ回線は解約扱いになる点が挙げられます。
ドコモ回線を解約する以上、キャリア決済やドコモメールなどは利用できなくなるため、注意が必要です。ただしドコモのキャリアメールについては、希望すれば有料で継続利用ができます。
ドコモとOCNモバイルONEは、別の会社が提供するサービスです。そのため電話番号を引き継いで乗り換える際は、MNPを利用するかたちとなります。
短期解約でドコモのブラックリスト入りに注意
ドコモを新規契約してすぐにOCNモバイルONEに乗り換えると、短期解約扱いになりキャリアのブラックリスト入りする可能性もあるため、注意してください。
ドコモはブラックリスト入りの基準を明確にしていませんが、お得なキャンペーンを利用するためにドコモを契約した場合は、最低でも6カ月ほどは使い続けるのがおすすめです。
ちなみにドコモからOCNモバイルONEに乗り換えた場合でも、dアカウントは継続利用でき、dポイントも失効しません。
支払い方法はクレジットカードのみ|口座振替やデビットカードは不可
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるデメリットとして、支払い方法がクレジットカード限定になる点があります。残念ながらOCNモバイルONEは、口座振替やデビットカードでの支払いには対応していません。
一方のドコモは、クレジットカードのほかに口座振替やデビットカード、請求書払いなどを選択できます。
定額通話の選択肢が変わる|「5分無料」の代わりに「トップ3かけ放題」を用意
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるデメリットとして、通話かけ放題オプションの選択肢が変わり、人によっては使いにくくなる点が挙げられます。
ドコモとOCNモバイルONEの、通話かけ放題オプションの内容を比較すると、次のとおりです。
サービス | オプション | 月額料金(税込) | 概要 |
ドコモ | 5分かけ放題 | 770円 | 1回5分以内の通話が何度でもかけ放題 |
完全かけ放題 | 1,870円 | 何度でも通話かけ放題 | |
OCNモバイルONE | 10分かけ放題 | 935円 | 1回10分以内の通話が何度でもかけ放題 |
トップ3かけ放題 | 935円 | 月間の通話料金が高い上位3つの電話番号への通話料金が無料になる | |
完全かけ放題 | 1,430円 | 何度でも通話かけ放題 |
このように最安のかけ放題オプションを比較すると、OCNモバイルONEよりドコモのほうが安いです。
ドコモで5分かけ放題オプションを利用中の人は、OCNモバイルONEへ乗り換えた場合に通話オプションをどうするのか、考えておく必要があります。
家族間通話が無料ではなくなる|長電話するならドコモがおすすめ
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるデメリットとして、家族間通話が無料ではなくなる点が挙げられます。
ドコモでは、「ファミリー割引」のサービスにより、家族間通話が何度でも無制限に無料です。一方のOCNモバイルONEには同様のサービスがなく、家族間通話の無料特典などはありません。
もし家族間での長電話が多いようであれば、ドコモを継続利用するか、LINEなどの無料通話アプリを利用してください。
割引サービスが豊富ではなくなる|OCNモバイルONEは基本の月額料金が安いため
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるデメリットとして、割引サービスが豊富ではなくなる点が挙げられます。
ドコモとOCNモバイルONEの割引サービスを比較すると、その充実度は一目瞭然です。
ドコモの割引サービスの例 | OCNモバイルONEの割引サービスの例 |
・ファミリー割引 ・みんなドコモ割 ・ドコモ光セット割 ・home 5G セット割 ・dカードお支払割 ・ハーティ割引 ・子育てサポート割引 ・U30ロング割 ・はじめてスマホ割(はじめてスマホプラン) ・U15はじめてスマホ割(U15はじめてスマホプラン) ・月々サポート |
・OCN光モバイル割 ・期間限定キャンペーン割引 |
ただしOCNモバイルONEは元々の毎月の料金が安いため、割引サービスの適用がなくても検討価値は十分にあります。
しかし、ドコモの割引サービスをフル活用して、お得に大容量プランを契約している人もいるでしょう。その場合は、ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えが本当にお得なのか、慎重に検討するのがおすすめです。
LINEの年齢認証ができない|乗り換え前に済ませよう
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるデメリットとして、LINEの年齢認証ができない点が挙げられます。
OCNモバイルONEをはじめとする、多くの格安SIMでは、LINEの年齢認証に対応していません。
LINEの年齢認証ができないと、ID検索で友だちを追加するなど、一部の機能が利用できない仕組みとなっています。
なおドコモの契約者なら、LINEの年齢認証が可能です。もしまだLINEの年齢認証を完了していない場合、ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える前に、認証を済ませておくことをおすすめします。
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるメリット8選
続いて、ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるメリットについて確認していきましょう。
小容量プランの契約で月額料金が安くなる|データ専用SIMも用意
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える最大のメリットは、小容量プランを契約することで、月額料金が大幅に安くなる可能性がある点です。
ドコモには「5Gギガライト」と「ギガライト」という、段階制の料金プランが存在します。しかし1GB未満のもっとも安い段階であっても、割引適用前の月額料金は3,465円(税込)とかなり高額です。
一方のOCNモバイルONEなら、1GBプランを月額770円(税込)で契約できます。
データ容量 | ドコモの月額料金 | OCNモバイルONEの月額料金 | 差額 |
〜1GB | 4,565円 | 770円 | 3,795円 |
〜3GB | 5,665円 | 990円 | 4,675円 |
6GB | 7,315円 | 1,320円 | 5,995円 |
10GB | 7,315円 | 1,760円 | 5,555円 |
〜無制限 | 7,315円 | – | – |
※料金はすべて税込み
※ドコモの料金は新プラン「eximo」で計算
このように1カ月間のデータ使用量が少ない人なら、OCNモバイルONEに乗り換えると毎月最大5,995円節約できます。
またOCNモバイルONEには、データ専用SIMやSMS対応SIMも用意されていて、より自分にぴったりのプランを選べます。
通話料金が半額になる|OCNモバイルONEなら11円(税込)/30秒
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるメリットに、通話にかかる従量料金がドコモの半額になる点があります。
ドコモとOCNモバイルONEの、かけ放題ではない通常の通話料金を比較すると、下記のとおりです。
- ドコモ:22円(税込)/30秒
- OCNモバイルONE:11円(税込)/30秒
このように、OCNモバイルONEの通話料金は、ドコモの半額です。通話かけ放題オプションを利用しない場合は、ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えることで、通話料金も毎月安くなります。
通話完全かけ放題オプションがドコモより安い|長電話する人におすすめ
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるメリットとして、通話完全かけ放題オプションが安い点があります。
ドコモとOCNモバイルONEの、通話完全かけ放題オプションの料金を比較すると、下記のとおりです。
- ドコモ:1,870円(税込)
- OCNモバイルONE:1,430円(税込)
現在ドコモで通話完全かけ放題を利用している人は、OCNモバイルONEに乗り換えると、月額料金がより安くなるでしょう。
またOCNモバイルONEには、よく電話する3つの電話番号への通話料金が無料になる、トップ3かけ放題もあります。
特定の人とだけ長電話をしたいなら、通話料のお得なOCNモバイルONEのトップ3かけ放題も検討してみるのがおすすめです。
今のスマホのまま乗り換えやすい|ドコモ回線のため相性がいい
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるメリットとして、現在お持ちのスマホ端末をそのまま使って、乗り換えやすい点が挙げられます。
OCNモバイルONEはドコモ回線の格安SIMのため、ドコモで購入したスマホとの相性がいいです。
ドコモで購入したスマホを、auやソフトバンクの回線の格安SIMで使おうとすると、正常に通信ができない恐れもあります。
その点、ドコモからOCNモバイルONEなら正常に使用できる可能性が高いです。
ただしOCNモバイルONEではテザリングなど一部機能が使えない場合もあるので、念のため事前に動作確認済み端末をチェックしておくとよいでしょう。
MUSICカウントフリーで音楽を聴き放題|Amazon Musicなどが対象
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるメリットに、「MUSICカウントフリー」サービスを使えるようになる点があります。
OCNモバイルONEのMUSICカウントフリーとは、対象サービスで音楽ストリーミングを利用する際のデータ通信が、カウントフリーになるサービスです。
どんなに長時間にわたり音楽を再生し続けても、月間データ容量を消費しないので、大好きな音楽を存分に楽しめます。
OCNモバイルONEのMUSICカウントフリーの対象サービスは、次のとおりです。
- Amazon Music Prime
- Amazon Music Unlimited
- ANiUTa
- AWA
- dヒッツ
- LINE MUSIC
- Spotify
- ひかりTVミュージック
OCNモバイルONEのMUSICカウントフリーサービスは、なんと無料で利用できます。ただし申し込みだけは必要なので、忘れずに手続きしてください。
余ったデータは繰り越しが可能|利用期限は翌月末まで
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるメリットとして、余ったデータを翌月に繰り越せる点が挙げられます。
ドコモでは、過去には繰り越しサービスが提供されていましたが、現在の最新プランではデータ繰り越しは不可です。
一方のOCNモバイルONEなら、余ったデータは翌月に繰り越して使えるので、少ない容量でもデータに無駄がありません。なお繰り越したデータの利用期限は、翌月末までとなっています。
複数枚のSIMでデータ容量をシェアできる|安くて便利
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるメリットとして、最大5枚まで複数枚のSIMカードで、データ容量をシェアできる点があります。
たとえば、OCNモバイルONEで10GBのプランを契約していれば、追加した複数枚のSIMカードで、10GBの容量をシェアして通信可能です。
SIMカードを追加するためには、多少の初期費用と月額料金が発生しますが、2枚とも別で契約するよりもリーズナブルに利用できます。
OCNモバイルONEで、容量シェア用のSIMカードを追加する費用は、次のとおりです。
初期費用(税込) | 月額料金(税込) | |
音声機能付きSIM | 433.4円/枚 | 572円/枚 |
SMS機能付きSIM | ||
データ専用SIM | 440円/枚 |
このように、ドコモより非常に安い初期費用と月額料金で、複数枚のSIMカードを利用可能です。
データシェア自体は、スマホのテザリング機能を使ってもできます。
しかし、端末から離れた場合やバッテリーが切れた場合には使えないため、別でSIMカードを用意するほうが、より便利に通信可能です。
なおドコモの場合、各種ギガプランを契約していれば、月額1,100円(税込)でSIMカードを追加できる「データプラス」のサービスがあります。
ドコモの月額料金はそもそも高いうえに、SIMカードを追加できるのは1枚のみです。
こういった点を踏まえると、ドコモよりOCNモバイルONEのほうが、容量シェアサービスは優れています。
バースト転送機能で速度制限時も快適|小容量プランでも安心
ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えを検討する際、「小容量プランだとデータを使い切って速度制限にかかったときが不便そう」と不安に感じる人もいるでしょう。
しかしOCNモバイルONEには、「バースト転送」と呼ばれる機能があるため、速度制限がかかっても比較的快適に使えるようになっています。
バースト転送とは、速度制限がかかっているときでも、通信を開始した直後のみ最大262.5Mbpsの高速通信ができる、便利な機能です。
LINEやWebサイト、SNSなど、大容量のデータ通信を必要としないサービスなら、速度制限時もある程度快適に使えるでしょう。
ただし動画やゲームなど、大容量のデータ通信をする際は、バースト転送にはあまり期待できないでしょう。
もし動画やゲームなどを大容量に楽しみたいなら、ドコモを継続利用するほうがおすすめです。
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える手順と必要なもの
ここでは、ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える手順と必要なものを見ていきましょう。
1. 購入する機種を選ぶ|現在のスマホをそのまま使うならスキップ
ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換えるにあたり、新しいスマホ端末を購入する場合は、希望する機種を選びます。
OCNモバイルONEの公式サイトへアクセスし、「スマホセット」と表示されている箇所を選択すると、購入可能な機種が表示されます。
ドコモで購入したスマホをそのまま使ってOCNモバイルONEに乗り換える場合は、次のステップへ進みましょう。
2. MNP予約番号を取得する|SIMロック解除は基本的に不要
電話番号をそのまま使って乗り換える場合、ドコモでMNPと呼ばれる手続きをして、OCNモバイルONEに乗り換えます。まずは、下記の手順でドコモのMNP予約番号を取得してください。
- My docomoにログイン
- 「その他のお手続きはこちらから」を選択
- 「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」を選択
- 内容を確認し、「解約お手続き」を選択
- 注意事項を確認してチェックを入れ、「次へ」を選択
- 「携帯電話番号ポータビリティを予約する」にチェックを入れ、メールアドレスを入力する
- 内容を確認して「手続きを完了する」を選択
- 表示されるMNP予約番号と有効期限の日付を控える
なおMNP予約番号には、予約日を含めて15日間の有効期限があります。OCNモバイルONEに申し込むには、MNP予約番号の有効期限が12日以上残っている必要があるため注意してください。
ドコモのメールアドレスを引き継ぐには月額330円かかる
ドコモのキャリアアドレスをそのまま使いたい場合、「ドコモメール持ち運びサービス」を利用すれば引き継げます。
ただし、ドコモメール持ち運びサービスを利用するには月額330円かかります。
持ち運びしない場合はSNSやサイトに登録しているアドレスをフリーメールに事前に変更しておきましょう。
3. OCNモバイルONEに申し込む|クレジットカードと本人確認書類を準備
MNP予約番号を発行したら、有効期限が12日以上残っているうちに、OCNモバイルONEへ申し込み手続きをおこないます。
公式サイトからOCNモバイルONEへ申し込む流れは、下記のとおりです。
- 公式サイトへアクセス
- 「お申し込み」ボタンを選択
- スマホを購入するかSIMのみ契約かを選ぶ
- 購入する端末またはSIMカードの種類を選ぶ
- 「注意事項に同意のうえお申し込み」ボタンを選択
- 画面の指示に従って申し込み手続きを完了させる
OCNモバイルONEに申し込みの際は、クレジットカードと本人確認書類、先ほど控えたMNP予約番号と有効期限の日付を準備しておくと、手続きをスムーズに進められます。
4. 商品の受け取り|到着目安はSIMのみ2〜3日、スマホ購入は1週間
OCNモバイルONEの申し込み手続きが完了したら、郵送で商品が到着するのを待ちます。商品の到着目安は、SIMカードのみの場合で2〜3日、スマホ購入の場合で1週間ほどです。
商品が届いたら、スマホ端末へ新しいSIMカードを挿入します。OCNモバイルONEのSIMカードは、「マルチカットSIM」と呼ばれるタイプです。
使用するスマホによって、SIMカードのサイズは違います。そのため、事前にスマホの説明書や公式サイトでSIMカードのサイズを確認してから、切り離してください。
5. データ移行|現在のスマホを使い続ける場合は不要
OCNモバイルONEで新しいスマホを購入した場合は、旧端末から新端末へのデータ移行をおこないます。
データ移行の際は、データ消失のリスクに備えるために、事前にバックアップを取っておくのがおすすめです。
iPhoneのバックアップ方法
iPhoneの場合は、iCloudでのバックアップが簡単でわかりやすいでしょう。iCloudを利用して、iPhoneのバックアップを取る方法は、次のとおりです。
- WiFiに接続する
- ホームから「設定」を開く
- 「ユーザー名」→「iCloud」を選択
- バックアップのボタンをオン(緑色)にする
- 「今すぐバックアップを作成」を選択する
- 完了メッセージが出るまで待機する
なおiCloudバックアップには、iCloudストレージにある程度の空きがある必要があります。
もしiCloudストレージの容量が少ない場合は、有料契約をするか、パソコンなど別のバックアップ方法を検討してください。
iPhoneのデータ移行方法
iPhone同士のデータ移行なら、「クイックスタート」を使用すると、非常に簡単に移行できます。
iPhoneのデータ移行でクイックスタートを利用するために、まずは下記の条件を満たしているか確認してください。
- 新旧両方のiPhoneがiOS 12.4以降になっている
- iPhoneがWiFiに接続している
- Bluetooth機能がオンになっている
上記すべての条件をクリアしたら、次の流れでiPhoneのクイックスタートを実行します。
- 新iPhoneの電源を入れ、旧iPhoneのそばに置く
- 旧iPhoneの画面に表示される内容を確認し、「続ける」を選択
- 新iPhoneの画面に表示されるアニメーションが、旧iPhoneのファインダー内に収まるように、旧iPhoneを支える
- 「新しい[デバイス]の設定を完了」のメッセージが表示される
- 旧iPhoneのパスコードを、新iPhoneに入力する
- 新iPhoneの画面の表示内容に沿って初期設定を進める
- 新iPhoneの画面に表示される内容を確認し、「続ける」を選択
以上で、iPhoneのデータ移行は完了です。ただし、一部のアプリなどはクイックスタートでのデータ移行ができないため、個別にデータ移行をする必要があります。
Androidのバックアップ・データ移行方法
Androidの場合は、お使いの機種によってバックアップやデータ移行の方法が異なります。
メーカーの公式サイトを確認し、適したバックアップ・データ移行の方法を確認してください。
アプリのデータ移行方法
ダウンロードしたアプリのデータ移行は、アプリごとに方法が異なります。アプリのヘルプページや公式サイトをチェックし、移行方法を確認してください。
とくにLINEは、データ移行を失敗すると友だちやトーク履歴が消えてしまうため、要注意です。
6. MNP開通手続き|ドコモは自動的に解約される
ここまでの手順を終えたら、OCNモバイルONEのMNP開通手続きをおこないます。MNP開通手続きにはWiFi環境が必要です。
OCNモバイルONEから受け取る郵送物に、「MNP 開通手続きのご案内」が入っているので、それを見ながら切り替え手続きをおこないましょう。
MNP開通手続きを終えた段階で、ドコモの回線契約は解約となります。ドコモ側での解約手続きは必要ありません。
7. APN設定|iPhoneとAndroidで手順が異なる
OCNモバイルONEのSIMカードで通信をするには、APN設定をする必要があります。APN設定には、WiFi環境が必要です。
APN設定の方法はiPhoneとAndroidで手順が異なるため、それぞれ具体的な手順を見ていきましょう。
iPhoneでOCNモバイルONEのAPN設定をする手順
iPhoneでAPN設定をする手順は、次のとおりです。
- WiFiに接続する
- ブラウザアプリを開き、アドレスバーに「https://s.ocn.jp/oneiosdl」を入力する
- 「新コース用」と表示のある構成プロファイルをダウンロードする
- 「許可」→「閉じる」を選択
- ホーム画面から「設定」を選択
- 「プロファイルがダウンロード済み」を選択
- 「インストール」を選択
- パスコード入力画面が表示された場合、端末のパスコードを入力
- 「次へ」→「インストール」を選択し、もう一度表示される「インストール」を選択
- 右上の「完了」を選択
- 左上の「一般」→「設定」を選択し、設定画面に戻る
- 「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」をオンにする
- スマホを再起動する
- WiFiをオフにして、ネットに接続するか確認する
以上で、iPhoneのAPN設定は完了です。
AndroidでOCNモバイルONEのAPN設定をする手順
AndroidでAPN設定をする手順は、次のとおりです。
- ホームから「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「詳細設定」→「アクセスポイント名」を選択
- 右上の「+」を選択
- OCNモバイルONEなど、任意の「名前」を入力
- 「APN」に「lte.ocn.ne.jp」を入力する
- 右上の3点リーダーを選択し、「保存」する
- 保存したAPNにチェックを入れる
上記の手順で、AndroidのAPN設定は完了となります。なお機種によっては表示項目の名前が異なる場合がある点に、注意してください。
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるおすすめのタイミング
続いて、ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるおすすめのタイミングを見ていきましょう。
お得なキャンペーンがあるタイミング|スマホ端末が激安になる時期がある
OCNモバイルONEに申し込むなら、お得な乗り換えキャンペーンを実施しているタイミングをおすすめします。
とくに注目なのは、スマホ端末の期間限定セールです。
OCNモバイルONEでは、不定期でスマホ端末が激安価格で販売される時期があり、スマホを買い替えたい人には非常におすすめのキャンペーンとなっています。
もしOCNモバイルONEでスマホの期間限定セールを実施している場合は、お早めの乗り換えがおすすめです。
月末でなくても問題なし|OCNモバイルONEは利用開始月の月額料金が無料
一般的に、スマホを乗り換える際は「月末がお得だ」といわれます。その理由は、スマホを解約するときは日割り計算がされない一方、利用開始月は料金が日割り計算で安くなるためです。
このパターンであれば、月末に乗り換え完了するのが、もっとも月額料金に無駄がなくてお得となります。
しかしOCNモバイルONEは、利用開始月の月額料金は無料です。そのため月末以外に乗り換えたとしても、乗り換え月に支払うトータルの費用は同じになります。
自分の都合の良いタイミングで、早めの乗り換えがおすすめです。
違約金は気にしなくて大丈夫|契約解除料を廃止済み
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える際に、「ドコモの違約金がかからないタイミングで乗り換えるのがいいのかな?」と考えている人もいるでしょう。
しかし、ドコモの違約金は2021年9月をもって廃止されているため、いつ解約しても違約金は発生しません。
スマホの料金を見直したくなったタイミングで、お早めにOCNモバイルONEへ乗り換えるとよいでしょう。
ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えで利用できるキャンペーン
ここでは、ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えで利用できるキャンペーンを確認していきましょう。
スマホ端末の激安販売|最安1円から人気機種を購入できる
OCNモバイルONEで注目のキャンペーンは、不定期に開催されている、スマホ端末の激安販売セールです。人気のスマホ端末が最安1円から購入でき、iPhoneもAndroidも種類豊富に販売されています。
さらに、他社からMNPの場合は端末価格からさらに割引を受けられる場合もあるため、非常にお得にスマホを購入可能です。
ただしMNP割引がある場合も、対象機種限定なので、割引の適用対象か確認してから選んでください。
買い替え応援プログラム|スマホを下取りに出すと15,000円クーポンがもらえる
OCNモバイルONEで現在実施されている「買い替え応援プログラム」は、買い替えにあたり不要なスマホを下取りに出すと、スマホセットの対象機種で使える15,000円クーポンをもらえるキャンペーンです。
下取りに出すサービスは、株式会社携帯市場が運営する、「みんなのすまほ」というスマホ端末の買取サービスとなります。
クーポンはiPhone12や人気のAndroidなど、多数の機種に使用可能です。スマホの買い替えを検討している人は、ぜひ利用してみてください。
Amazonギフト券プレゼントキャンペーン|抽選で5,000円分がもらえる
現在OCNモバイルONEでは、マイページからAmazon Music Unlimitedに申し込むと、Amazonギフト券がプレゼントされるキャンペーンを実施中です。
申し込みとエントリーが完了すれば、全員がもれなく200円分のAmazonギフト券を受け取れます。さらに、抽選に当たれば、10名様が5,000円分のAmazonギフト券を受け取り可能です。
Amazon Music Unlimitedは、7,500万曲以上の音楽を聴き放題のサブスクサービスであり、好きなアーティストの曲を存分に楽しめます。
OCNモバイルONEなら、MUSICカウントフリーサービスで、Amazon Music Unlimitedはデータにカウントされずに通信可能です。
ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えでよくある質問
最後に、ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えでよくある質問に回答していきます。
- そもそも、OCNモバイルONEとドコモの関係性とは?エコノミーMVNOとはなに?
- OCNモバイルONEとドコモの違いはなに?
- ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えがおすすめな人は?
- ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える際、手数料はいくらかかる?
- ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えると違約金がかかる?解約金はいくら?
- ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えは店舗でできる?
- ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える際、SIMロック解除が必要?
- 機種代が残っている場合、OCNモバイルONEへの乗り換え後に端末代金の支払いが必要?
- OCNモバイルONEへ乗り換える際、オンラインと店舗のどちらから手続きがおすすめ?
- ドコモで貯めたdポイントはどうやって引き継げる?
そもそも、OCNモバイルONEとドコモの関係性とは?エコノミーMVNOとはなに?
OCNモバイルONEとドコモは、運営会社が異なる別のサービスです。それぞれのサービスの運営会社は、下記のようになっています。
- ドコモ:株式会社NTTドコモ
- OCNモバイルONE:NTTコミュニケーションズ株式会社
ただし両者は、まったく関連性のない会社ではありません。NTTコミュニケーションズはNTTドコモの子会社であり、ドコモグループとして経営方針が統一されています。
なおエコノミーMVNOとは、対象となるドコモショップ(実店舗)で申し込み手続きができる、MVNOサービスです。
MVNOとは、ドコモなどのキャリアから回線の一部を借り、通信サービスを提供する事業者を指します。
OCNモバイルONEとドコモの違いはなに?
OCNモバイルONEとドコモの大きな違いは月額料金です。
ドコモはもっとも安いプランでも月額料金は3,465円(税込)となりますが、OCNモバイルONEなら最安月額770円(税込)で契約可能です。
ただし、OCNモバイルONEはドコモよりも通信速度が遅くなる可能性があります。
OCNモバイルONEのデメリットはこちらで紹介しています。
OCNモバイルONEへの乗り換えがおすすめな人は?
下記に当てはまる人は、ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えがおすすめです。
- 1カ月に使用するデータが10GBよりも少ない人
- クレジットカードを持っている人
- 通信速度はそれほど重視しない人
上記に当てはまるようなら、ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えることで、月額料金が安くなる可能性が高いです。
一方、大容量のデータ通信をしたい人や安定した高速通信を楽しみたい人は、ドコモの継続利用をおすすめします。
ドコモから購入したスマホは、OCNモバイルONE乗り換え後もそのまま使える?
OCNモバイルONEの公式ページで、動作確認済み端末として記載されているスマホなら、ドコモから乗り換え後もそのまま使い続けられます。
なおOCNモバイルONEはドコモの回線を使用しているため、多くのスマホ端末を継続利用して乗り換え可能です。
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える際、手数料はいくらかかる?
ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換える際、ドコモ側での事務手数料はとくに発生しません。一方、OCNモバイルONEを契約するために、下記2種類の事務手数料がかかるため注意してください。
- 初期手数料:3,300円(税込)
- SIMカード手配料:433.4円(税込)
つまりドコモからOCNモバイルONEへ乗り換える際の事務手数料は、合計で3,733.4円(税込)です。
乗り換えると違約金がかかる?解約金はいくら?
ドコモの違約金は、2021年9月をもって廃止されています。そのため、ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換える際は、違約金が発生しません。
ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えは店舗でできる?
ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えは、店舗での手続きが可能です。全国のドコモショップや、一部の家電量販店のドコモカウンターなどで、申し込みができます。
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える際、SIMロック解除が必要?
ドコモからOCNモバイルONEに、MNPを利用して乗り換える際は、原則としてSIMロック解除は不要です。
ただしドコモで購入したスマホで、OCNモバイルONEのデータ専用SIMを使用する際に限り、SIMロック解除が必要となります。
機種代が残っている場合、OCNモバイルONEへの乗り換え後に端末代金の支払いが必要?
分割払いで購入したスマホの機種代金が残っている場合は、ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えた後にも継続して請求されます。
ドコモで端末割引を受けている場合は、回線契約を解約すると、割引がなくなる可能性があるため注意してください。
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えた後にも、変わらず分割払いで支払いをおこないます。ただし希望すれば残債を一括払いして、分割払い契約を終了することも可能です。
OCNモバイルONEへ乗り換える際、オンラインと店舗のどちらから手続きがおすすめ?
OCNモバイルONEへの乗り換えは、24時間いつでも申し込める、オンラインでの手続きがおすすめです。
オンライン手続きからなら待ち時間がない上に、ショップ店員から不要なオプションをセールスされる心配もありません。
またオンラインで契約するほうが、セット購入できるスマホのラインナップも豊富です。ドコモからOCNモバイルONEへ申し込む際は、時間のかからないオンライン手続きをご利用ください。
ドコモで貯めたdポイントはどうやって引き継げる?
ドコモで貯めたdポイントはOCNサービスとdアカウントを連携すれば引き継ぐことができます。
手続きをしないとポイントが全て失効してしまうので忘れないようにしましょう。
連携手続きは以下の手順でおこないます。
- OCNマイページの「dアカウントを連携」するを選択
- dアカウントでログインする
- 連携に必要なお客様情報を入力
- OCNメールアドレスを登録する
dアカウントにログインするにはIDとパスワードが必要です。
万が一IDとパスワードを忘れてしまったら、ドコモを解約する前に再発行手続きをおこないましょう。
ドコモを解約した後だと再設定URLのメールを受け取れなくなるので、dアカウントにログインできなくなってしまいます。
まとめ:乗り換えはかんたん!手順と注意点を要チェック!
ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える手順・デメリットを紹介しました。
ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えは、かんたんです。
お得なキャンペーンを開催しているタイミングでドコモからOCNモバイルONEへ乗り換えるのがおすすめです。