シャープのAQUOS向けスマートフォン向けのアップデート、といえば、ここ1~2週間で連日のようにAndroid 14へのアップデートが提供されています。
そして現在では対象モデルの大半がアップデート済みとなり、最初の機種への提供開始からは比較的迅速にロールアウトしたという印象です。
そんな中、OSアップデートではありませんが、このAQUOSスマートフォンのソフトウェア(セキュリティーパッチ)サーポートの期間について、ちょっとした謎があることが判明しました。
ドコモ版AQUOS wish2へのアプデサポートだけ異様に長い
ご覧のように、ドコモのAQUOS wish2 SH-51Cのソフトウェアアップデートのサポートは2027年の3月となっており、同モデルよりも1年近く後にリリースされたwish3と比べてもサポート期間が長くなっています。
ちなみにAQUOS wish2のドコモ版の発売日は2022年6月24日、wish3のドコモ版の発売日は2023年8月30日。
なお、AQUOS wish2にはSnapdragon 695搭載、wish3にはDimensity 700が搭載されており、搭載チップセットだけでいうと、wish3よりもwish3の方が性能は上。
アップデートサポート期間の違いもクアルコム製チップセットとMediatek製チップセットの違いによるとも、という可能性も考えました。
が、他キャリアやSIMフリー版のAQUOS wish2のサポート期間は:
これらのサポート期間終了は「リリース順通り」になっており、つまり、ドコモ版のAQUOS wish2へのサポート期間「だけ」が異常に長くなっているということになります。
ちなみにシャープは最新モデル、AQUOS sense8の発表時に、同モデルには「最大3回のOS更新、セキュリティ更新最大5年」を約束していますが、ひょっとしてドコモ版のwish2だけがこの対象になった、などという可能性もあるのでしょうか?
もちろん、単なる誤記載という可能性もありますが、少し気になる情報です。