先日、FCC認証の通過情報から日本向けモデルの存在が確認されたGoogleの廉価版Pixel 8「Pixel 8a」。
同モデルのかなり詳細なスペックがリークされていました。
ディスプレイはリフレッシュレートと最大輝度で進化
まず、ディスプレイについてはスクリーンサイズや解像度は前モデルから据え置きですが、リフレッシュレートが90Hz→120Hzに、そして最大輝度も1000ニット→1400ニットへとかなり明るくなっています。
チップセットは「少し異なる」Tensor G3
Pixel 8aに搭載されるチップセットですが、名称としてはPixel 8/8 Proと同じTensor G3。
ただ、若干異なるバージョンのG3でチップ内のシリコンダイは同じですが、プラスチックパッケージが異なるとのこと。
具体的にはPixel 8/8 Proに搭載のG3ではFOPLP(Fan-Out Panel Level Packaging)が使用されている一方で、8aのG3はIPoP(Integrated Package on Package)を使用。
Samsungによると、IPoPはFOPLPよりも厚く、発熱しやすい傾向がある一方で、より安価とされています。
前世代のPixel 7/7 ProとPixel 7aに搭載のG2でも同様の違いがあり、実際にPixel 7/7 Proと7aではベンチマーク上の性能にも6~7%の差が見られました。
よって今回のPixel 8aもベンチマークスコアという点では8/8 Proに若干劣る可能性がありそうです。
カメラ仕様は据え置き
「廉価版」にも関わらず、カメラ評価に関しては非常に高いPixelのaシリーズですが、このPixel 8aのメインカメラセンサーはPixel 7aから据え置き。つまりソニー製のIMX787 64MPセンサーということになります。