【監修者の堀行さんインタビュー】ポケット型Wi-Fiに関する10の質問

ポケット型WiFi・モバイルルーター

モバライフが抜粋したポケット型Wi-Fiに関する10の質問を監修者の堀行秀吉さんに回答していただきました。

選ぶポイントや契約/解約するタイミングについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

また、当メディアでは監修者の専門的知識に基づいたポケット型Wi-Fiコンテンツを掲載しています。さらにポケットWi-Fiについて詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみるとより理解が深まるでしょう。

▶ポケット型Wi-Fi・モバイルルーターおすすめ18選人気比較ランキング

監修者紹介

監修者
堀行秀吉
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1978年生まれ。2013年に株式会社digojapanを創業。学生から高齢者まで8万件を超える接客をしてきた経験をもとに、2021年よりYouTubeチャンネル「トヨサポ」を運営。PCやインターネット回線に関する情報発信を行っており、同時にその他メディアでの記事監修なども手がけている。

専門はパソコン・周辺関連、それに付随するインターネット回線、スマートフォン見直し。WiMAXを始めとしたモバイル回線や、auひかりなどの固定回線を含めた多数のインターネット回線の契約実績あり。パソコン販売月間2,000万円達成実績あり。


 

Q1.ポケット型Wi-Fiとホームルーターの違いとおすすめの人は?

ポケット型Wi-Fi おすすめ

ポケット型Wi-Fiは持ち運びができるWi-Fiで、ホームルーターは自宅に据え置きのWi-Fiになります。

移動中や外出先での利用が多い方、複数のデバイス(スマホ・PC・タブレット)を利用している方におすすめです。他にも家族でシェアWi-Fiとしても利用したい方などにポケット型Wi-Fiはおすすめです。

 一方で、ご家族で自宅用の据え置きWi-Fiとして利用したい場合はホームルーターがおすすめです。

機器性能としてみてもホームルーターの方が高く、Wi-Fi転送速度が速い上にLAN接続もできたりもします。

何を重要視するかで検討してみると良いでしょう。

Q2.ポケットWi-Fiとモバイルルーターの違いは何ですか?

ポケット型Wi-Fi モバイルルーター

モバイルルーターは、持ち運びのできるモバイルタイプのルーターです。

ポケットWi-Fiは元々はイーモバイル、現SoftBankの商標になります。つまりは一つの商品名だったということです。

当時、イーモバイルから発売された銀色で小型ポケットWi-Fiはデザインも良くとても印象に残るインパクトがありましたね。

 それがポケットに入れられるくらいの大きさで、持ち運びできるWi-Fiとして多くの方に認知されていきました。

そのため、ポケットWi-Fiとモバイルルーターは同一の意味だと捉えて基本的には問題ありません。

監修者
他にも同じ意味の言葉としてポケット型Wi-FiやモバイルWi-Fiなどがあったりします。

Q3.海外で使える、国内でしか使えないモバイルルーターの違いは?

モバイルルーター 国内 海外

モバイルルーターでも、国内でしか使えないモバイル通信、海外でも使えるモバイル通信でサービスが分かれています。

 WiMAXは過去には海外でも利用することができましたが、現在では国内のみでしか利用できません。

一方で、クラウドSIM通信を利用したモバイルルーターは海外でも利用できるものが多くなっています。

他にも、空港でレンタル可能な海外用Wi-FiやSIMフリーのモバイルルーターを購入し、各国で利用のできるプリペイドSIMを購入する方法などもあります。

Q4.ポケット型Wi-Fiのキャンペーンと注意点について教えてください!

ポケット型Wi-Fi キャンペーン 注意点

ポケット型WiFiのキャンペーンには大きくキャッシュバック型と月額割引型があります。

キャッシュバックの注意点としては、各提供事業者から数ヶ月後に送られてくるキャッシュバック関連のメールに記載の手順に従って手続きを行なわなれけば、キャッシュバックを受けられないものもあります。

 多くの方がこの手続きをできず、受けられないという事例も起きているので注意が必要です。

他にも、家電量販店の場合ではWi-Fi端末からの値引きや家電製品からの値引きのキャンペーンなどもあります。

監修者
トータル計算、規約に記載されているところなどを比較すれば失敗しないポケット型Wi-Fi選びができると思います。

Q5.ポケット型Wi-Fiを選ぶ時のポイントを教えてください!

ポケット型Wi-Fi 選ぶ時のポイント

ポケット型Wi-Fiを選ぶ際は、使用データ量・速度・エリア・機器性能などを比べることが大切です。

無制限ものは価格が高くなりがちですが、逆に安いものを選ぶと制限にすぐかかってしまう場合もあります。

 データ容量や通信速度、エリア、Wi-Fi速度や重力・バッテリー持ちまで総合的に考えて、自分の利用用途に合ったものを選ぶようにしましょう。

また、ポケット型WiFiは各サービスを同列で比較しがちになります。サービスの品質には違いがありラインも異なるということを覚えておくと良いでしょう。

監修者
安物買いの銭失いとならないように注意しましょう。

Q6.一人暮らしの人はどの通信手段がおすすめですか?

一人暮らし おすすめ

まず先に用途から考えると良いでしょう。

大容量使用する場合

重めのオンラインゲームや大容量ファイルのアップロードなどを利用する場合は「光回線」がおすすめです。

それ以外の場合は、Web閲覧、動画視聴などダウンロード主体の用途であれば他の通信でも十分に利用できます。

家でしか使わない場合

家でしか使わないという方は、ポケット型Wi-Fiよりも性能が高い「ホームルーター」がおすすめです。

大学や会社でも使う、休日に持ち運ぶなど、外での利用が多い方はポケット型Wi-Fiを選ぶと良いでしょう。

 テザリングは便利ですが、スマホの低用量プラン利用している方は制限がかかる可能性があります。

また、よくテザリングを利用する方はスマホに負荷がかかってバッテリーの消耗に繋がる場合もあります。

そのため、日常的に家でインターネットを利用する方は、スマホと別に何かしらのネット回線を用意しておいた方が安心でしょう。

監修者
いずれにしてもポケット型WiFiやホームルーターなどを選ばれる場合は電波が繋がることが前提となりますので、自宅の電波状況はしっかりチェックするようにしてください。

Q7.無制限プランのポケット型Wi-Fiのおすすめはどれですか?

無制限プラン おすすめ

無制限プランのポケット型Wi-Fiというと、WiMAXと楽天モバイルのポケット型Wi-Fiなどが有名です。

楽天のポケット型Wi-Fiは価格は安いですが、利用エリア、繋がり、速度、端末性能などに不安は残ります。

 一方でWiMAXは価格は高いですが、高速の5G通信を無制限で利用することができる上に繋がりも良いです。

性能と価格、自分が何を優先するかでどちらにするかを決めてみてください。もし、ご予算にご余裕があれば、現在あるサービスの中でも品質も高く、コストパフォーマンスも良いWiMAXがおすすめです。

監修者
WiMAXが世に出てから、さまざまなサービスも出てきておりますが、今も多くの方に選ばれています。

Q8.速度が速いWi-Fiを選ぶ時は何を基準にすれば良いですか?

速度が速いWi-Fi選び 基準

各サービスの最大通信速度、品質などを見ることは大前提になりますが、利用場所で通信速度は大きく変化します。エリアや電波の入りが悪ければ相応の速度を得ることができないということです。

 ホームルーターやポケット型Wi-Fi少し場所がが変わっただけで速度が大きく変わる可能性があることが特徴です。

そのため、同じマンションでも2階だと速いのに、5階だと遅いということもあり得ます。自分の利用エリアに近いユーザーの口コミを基準に選ぶことで、失敗は少なくなります。

監修者
万が一の時の逃げ道として、解約時のリスクが小さいものを選ぶのも選択肢のひとつです。

 

Q9.ドコモが提供するポケット型Wi-Fiはおすすめできますか?

ドコモのポケット型Wi-Fiはおすすめ?

ドコモは、大手4キャリア(ドコモ・au・SoftBank・楽天)の中でも基地局の数、エリアについては1番定評があります。また機器性能も他サービスと比べてみても性能は高いものとなっています。

 しかし、端末代金が高めであること、ドコモのポケット型Wi-Fiには専用プランが存在しないことがマイナスの部分でもあります。

まずはドコモ既存ユーザーであることが前提になりますが、「データプラン」に加入。そこから利用中のeximoやahamoといったスマホのプランとデータ量をシェアする形になります。

しかもスマホで無制限のプランを利用していてもポケット型Wi-Fi側は最大30GBまでしか使えません。

監修者
他の無制限ポケット型Wi-Fiと比べると魅力あるプランとはいえないのが現状です。

 

Q10.ポケット型Wi-Fiを契約/解約するタイミングはいつですか?

ポケット型Wi-Fi 契約/解約 タイミング

絶対に契約すべきタイミングというものはありませんが、これからの新生活時期が最もポケット型Wi-Fiを選ぶ人が多くなるタイミングとなります。

 サービスや契約場所によっては新生活キャンペーンを開始しているところもあるので、キャンペーンをうまく利用すると良いでしょう。

解約についても、現在は昔ほど解約時の違約金も高くないため、そこまでシビアに考える必要はありません。

監修者
ただし、端末を分割購入している場合は途中解約すると残債を一括請求されることになるので注意が必要です。

 

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