サムスンの未発表最新ミッドレンジモデル「Galaxy A55」。
複数の認証通過情報などから、ドコモおよびauの2024年春夏新作ラインナップの一つとして展開されることが確定しています。
このGalaxy A55はすでに実機画像もいくつか流出しており、Aシリーズとしては初のメタルフレーム採用。
さらにメモリの底上げや新型チップセットExynos1480の搭載など、2024年モデルの中でも地味な「主役」となりそうな機種に仕上がっているという印象を受けます。
というわけで今回はこのGalaxy A55が昨年のGalaxy A54と比べてどの程度性能が進化したのか、という点を見てみたいと思います。
Galaxy A55とGalaxy A54のベンチマーク性能比較
Galaxy A55のベンチマークスコアはGalaxy A54と比べてシングルコアでは15%前後、マルチコアでは20%~30%のアップ。
Exynos1380→Exynos1480の1世代での性能進化としては上出来ではないかと思われます。
また、性能の安定性(あるいは「不安定性」)を示す標準偏差においても、Galaxy A55の値はA54よりも幾分小さくなっており、これはA55がA54よりも性能のばらつきが小さい、つまり性能が安定していることを表しています。
このGalaxy A55、海外でリークされている価格では前モデルより若干安くなると言われています。
国内では為替レート変動の影響もあるので、ドコモ・au版が前モデルより安くなるという保証はありませんが、大きく価格が上昇するという事はなさそうです。