本日ソニーが発表した2023年第3四半期(2023年10月~12月)の決算。
この中で、Xperiaスマートフォンを中心とした「モバイルコミュニケーション」の売り上げがかなり芳しくなかったことが明らかになりました。
同社のモバイルコミュニケーション部門の2023年第3四半期の売上は約765億で、昨年同期と比較すると17%の減少。
ちなみに11月に発表された2023年度第2四半期の同売り上げは前年同期比で22%減。
これで2期連続で2ケタ台の売り上げ減ということになります。
なお、昨年の10月~12月はXperia 5 Vが発売された時期ですが、それでもこの結果というのはかなり痛いところ。
同モデルは望遠カメラを廃止し、また、ディスプレイパネルのダウングレードの指摘もあって全体的に不人気でしたが、これが響いているような気もします。
また、以下は2023年4月~12月までの3期の合計。
現状で17%減。
2023年度の4期(1月~3月)までの売上次第ではありますが、この時期に新型モデルの発売がないことを考えると情勢はかなり厳しそう。
おそらく、2023年度のスマートフォン部門の売り上げが前年比で2割前後マイナスに、そして同年度のXperiaの売上高は過去最低の更新が必至といったところでしょう。