英国のNothing Tenchnologyの展開するNothing Phoneシリーズ。
同社初の廉価版モデル、Nothing Phone (2a)は国内リリースも確定。そして3月5日の正式発表が判明しています。
そんなNothing Phone (2a)の「立ち位置」に関して興味深いインタビュー動画が公開されていました。
主にNothing創業者、カール・ペイ氏に対するインタビュー動画で、特に興味深い点をいくつかまとめると:
- 大手メーカーはフラッグシップモデルには力を注ぐが、ノンフラッグシップ(ミッドレンジ以下のモデル)の多くはアウトソース(外注)で、利益と売り上げ台数のことしか考えられていない。
- 多くのノンフラッグシップモデルは「見掛け倒し」
- Nothing Phone (2a)はユーザーが本当に望んでいることを実現しており、ノンフラッグシップとして実際には競合はいない
- Nothing Phone (2a)の性能はNothing Phone (1)と同程度ながら価格は安く
一見競合だらけといったAndroidスマホのミッドレンジモデル市場に「敵なし」と言ってしまうという点など、このNothing Phone (2a)について相当自信がある模様。
また、最後の性能と価格についてですが、これはインタビュアーの「失言」っぽく出てきた情報。
ちなみにNothing Phone (1)の日本での販売価格は6万3800円でした。
そして今回の情報によると、Nothing Phone (2a)はこれよりは安くなるという事になります。
一方、Nothing Phone (2a)の搭載チップセットは今のところMediatekのDimensity 7200が濃厚で、これは確かにNothing Phone (1)のSnapdragon 778G Plusと同程度(少し劣るくらい?)。
よって、確かに両モデルは少なくともチップセットの性能という点ではほぼ同じくらいになりそうです。
なお、今回の動画の後半にはこのNothing Phone (2a)の外装のスケッチの一部も写っていました。
手前のページの右上部分には端末裏面上部と思われる姿が描かれており、やはり過去のリーク通り端末上部中央にデュアルカメラを搭載した「ブタさん」デザインになることは間違いなさそうです。