今年秋のリリースが予想されているGoogleの次世代Pixel、Pixel 9シリーズ。
同モデルに搭載されるのがGoogleの独自チップセット、Tensor G4です。
Tensodr G4はExynos 2400ベース
そして今回、このTensor G4に関する新たな情報が入ってきました。SAMMOBILEが伝えたところによると、Pixel 9シリーズに搭載されるTensor G4はサムスンの最新ハイエンド向けチップセット「Exynos 2400」をベースにしたチップセットになるとのこと。
これまでのTensor G1~G3もすべてファウンドリはサムスンで、チップセットの基本設計自体もサムスンが行ってきているので、次世代チップが同社の既存チップセットの設計をベースとすること自体は特に驚くことではありません。
グーグルは数年前、Pixelデバイスを独自のTensorチップに切り替えていこう、Pixel 6シリーズのG1はExynos 2100、Pixel G7はExunos 2200、そしてPixel G3はExynos 2300をベースとしていると言わています。
Tensor G4のコア構成はExynos 2400と異なる
ただ、過去のTensorチップではいずれもコア構成はExynosと同じだったのに対し、今回のTensor G4では異なる模様。
というのも、Exynos 2400は少し珍しいデカコアCPU(10コア)ですが、Tensor G4はオクタコアになるとのこと。
実際のベンチマーク性能などは各コアのクロックスピード次第という事になりますが、このTensor G4がExynos 2400と比べてどの程度の性能が出るのかというのは非常に気になる部分です。
なお、これまでの情報によると、このTensorチップの製造をサムスンが担当するのはこのTensor G4まで。来年のTensor G5以降ではファウンドリが台湾のTSMCに移ると言われています。