ソニーの最新Xperiaと言えば、最近はXperia 1 VIや10 VIといった2024年前半モデルの発表・発売時期に関してさまざまな噂や憶測が飛び交っている状態。
そんな中、ソニー直営店の一つ「ソニーストア銀座店」がX公式アカウントから少し珍しいアナウンスを出していました。
2月29日をもって通信事業者モデル(キャリアモデル)の販売を終了するとの告知。
同店ではこれまで、ドコモ、au、ソフトバンク、そして楽天モバイル版のXperiaが販売されていましたが、今月29日以降はSIMフリー版のみを取り扱うという事に。
ちなみにソニーストアは大阪や名古屋など、全国に計5店舗あり、まだこの告知をしているのは銀座店のみの模様。
ただ、今後他店舗でも同様の動きがありそうです。
そもそも、キャリア版Xperiaであればキャリアの店舗で購入すればよく、ソニー直営店に出向くユーザーがわざわざそこでキャリア版Xperiaを買うというメリットがありまりないような気もします。
そういう意味で、需要のない販売を単純に取りやめただけ、という可能性も十分にあるとは思います。
ただ、こうやったわざわざ公式Xアカウントから告知をする、というのはなんだかソニーの今後の方向性を示しているような気がするのは気のせいでしょうか。
ソニーは数年前からXperia 1や5シリーズといったハイエンドモデルのSIMフリー版も国内展開を開始していますが、当初はSIMフリー版のリリースはキャリア版と比べるとかなり遅くなっていました。
しかし、最近は両者のリリース間隔はかなり縮まってきており、最新のXperia 5 VでのSIMフリー版とキャリア版の発売時期の開きはわずか2週間。
この動きからも、ソニーが国内での販路をキャリアから直販にシフトしつつあるのでは?という見方も出ていました。
が、今回の直営店でのキャリア版取り扱い終了も、同社の「キャリア離れ」への一環なのかもしれませんね。