先ほどOPPOからリリース発表のあった新型機種、OPPO A79 5G。
キャリア版ではY!モバイルと楽天モバイル、SIMフリー版では家電量販店やIIJmioとMVNOが取り扱うことが決定しており、SIMフリー版の定価は29800円と、一見魅力的な価格設定に見えます。
ただこのOPPO A79 5G、「中身」や同メーカーの他機種の価格と比較すると、実はかなりお勧めできない機種であることが分かります。
まずは価格面でいうと、今のところ、同モデルの最安値はいつも通りIIJmioで、MNPならば14,800円、端末単体でも26,800円です。
一方、2022年のOppo RenoA 7の価格はというと:
IIJmioでのOppo Reno7 Aの価格はMNPなら7,980円と、OPPO A79 5Gの半額近くになっています。
また、本体価格についても20,500円と、A79よりも6,000円以上安く設定されています。
つまり、回線サービス付きで購入するにしろ、端末単体で購入するにしろ、OPPO A79 5GよりもReno A7の方が価格的には断然おトク、ということに。
一方、Reno7 Aは1.5年前の型落ち機種であることは事実。
ただ、スペック面でざっと比較しても:
- Reno A7のディスプレイパネルはAMOLED、Reno A79はLCD
- Reno A7のメモリは6GB RAM、Reno A79は4GB RAM
- Reno A7は超広角カメラ搭載、Reno A79は非搭載
- Reno A7はSD695搭載、Reno A79はDimensity 6020搭載
チップセットの性能についてはこちらで紹介した通り、SD695の方が1割前後は優れています。
唯一OPPO A79 5Gの方が優れている点としてはアップデートのサポート期間で、同モデルは少なくともAndroid 14までのアップデートはされますが、Reno A7はおそらくAndroid 13止まりとなるという点。
この点さえ妥協できるのであれば、個人的にはOPPO A79 5GのよりもReno A7の方が断然おススメです。