Xperiaスマートフォン向けのAndroid 14アップデート。
国内でも今のところドコモとau、そしてSIMフリー版のXperia 1 V、5 V、10 Vに対して提供が開始済みとなっています。
一方で、アップデートをしたXperiaユーザーからいくつかの不具合報告が上がっていおり、いつもより少し不具合が多め、という印象を受けます。
中でもネット上での報告が多いのが、Android 14へのアップデート後から様々なアプリでスクロール動作などがカクつく、という症状です。
この症状、海外でも複数の報告がみられますが、今回、海外のソニー公式フォラム上で改善策・対処方法が紹介されていました。
Android 14アプデ後のXperiaで動作がカクつく不具合の改善・対処方法
このAndroid 14アプデ後のカクつき不具合、どうやら「AndroidシステムWebView」が関連している模様。(これ自体が「原因」かは分かりません)
AndroidシステムWebViewはすべてのAndroidスマホにプリインストールされているシステムコンポーネントで、様々なアプリでウェブ コンテンツを表示するのに使用されます。
(つまり、ウェブ上の情報を表示するアプリのほとんどで使われるシステムアプリ)
1.まずはWebviewのキャッシュを削除
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」を選択
- 「〇〇個のすべてのアプリを表示」をタップ
- 「AndroidシステムのWebView」を選択
- 「ストレージとキャッシュ」を選択
- 「キャッシュを削除」をタップ
なお、この工程では特にデータや設定のリセットはないはずです。
2.Webviewのストレージを削除
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」を選択
- 「〇〇個のすべてのアプリを表示」をタップ
- 「AndroidシステムのWebView」を選択
- 「ストレージとキャッシュ」を選択
- 「キャッシュを削除」をタップ
この手順を行うと、一部アプリの設定がリセットされる可能性があります。
3.Webviewのアップデートのアンインストール
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」を選択
- 「〇〇個のすべてのアプリを表示」をタップ
- 「AndroidシステムのWebView」を選択
- 画面右上の縦3つのドットを選択
- 「アップデートのアンインストール」をタップ
注意:これを行うと、一部アプリの設定が初期化され、アプリによっては再ログインなども必要ないなる可能性があります。
なお、私は1~3まで一気に行ってしまったので、どの手順が有効だったのかはよく分かりませんが、完了後は確かに動作が幾分スムーズになったように感じます。
これで完治するという保証はありませんが、まずは基本的に無害なキャッシュ削除から試してみることをお勧めします。