ソニー初のフォルダブルスマートフォン、仮称「Xperia F」。
ここ数年、毎年のように噂が出ては消え、という状態が続いていますが、仮に開発中であったとしてもリリースはまだまだ先といった印象を受けます。
そんな中、このまだ存在しないフォルダブルXperiaに関する興味深い情報がReddit上で見つかりました。
ソニーの関係者と興味深い会話をした。(ソニーの公式見解ではなく、彼女一個人の意見です)
彼女が言うには、現在、フォルダブルスマートフォンを使っているユーザーの7割以上が次の買い替えで従来型スマートフォンに戻っているとのこと。
端的にいえば、フォルダブルスマートフォンを購入したユーザーが次も別の新しいフォルダブルスマートフォンを購入する可能性は低い。
そのため、今後数年、フォルダブルスマートフォンの販売台数が増えることは確かだが、その後、スマートフォンの普及率は低下し始める。
彼女いわく、これがソニーがフォルダブルスマートフォンの開発に本腰を入れない理由ではないか、とのこと。
要は折り畳み式スマホの売上は今後数年は伸び続けるが、次の買い替え時期にまたフォルダブルを選ぶユーザーは少数派であるため、普及率は徐々に低下を始める、ということ。
そして、こういった背景がソニーがフォルダブルスマホの開発に消極的である理由ではないか、とのこと。
これ、ソニーの公式な見解ではなく、あくまでこの「ソニー関係者」の個人的意見とのことで、フォルダブルユーザーの買い替え機種に関する部分に関しても、この数値を裏付けるような情報は今のところ見当たりません。
また、仮に正確なものであったとしてもそれがソニーがフォルダブルに「消極的」な理由であるかという確認のしようはありません。
確かにフォルダブルスマートフォンは「一度は使ってみたい」というユーザーは少なくないと思われ、今後、価格が下がるにつれ一時的に売り上げ台数、そして普及率が上昇することは間違いないと思います。
ただ、すでにフォルダブルを使っているユーザーが次もフォルダブルを購入するのか、というのは未知数で、今回の情報によると、かなりのフォルダブルスマホユーザーが従来型に戻っているとのこと。
そうなれば、必然的にどこかの時点でフォルダブルスマートフォンのシェアは低下を始めることになります。
今後しばらくの間、フォルダブルスマホの販売台数がどの程度の勢いで伸びるのかにもよりますが、スマートフォンの買い替えの平均が3~4年と言われています。
よって、早ければ5年もするとフォルダブルスマホの普及率というのは反転する可能性もありそうですね。