シャオミが昨年後半にリリースしたDimensity 9200+搭載のハイエンド機種「Xiaomi 13T Pro」。
コスパという点ではハイエンド機種で右に出るものなし、といった存在感を放っていますが、今回、このXiaomi 13T Proの通信関係で少し気になる報告が複数上がっていることが判明しました。
つながるはずのプラチナバンドにつながらない?
要はXiaomi 13T Proでは掴むはずのドコモやauのプラチナバンド(Band18、Band19、Band28など)を掴まない、というもの。
価格.comや5ちゃんねる、X(旧Twitter)などで複数の報告が見られるので、個体差や環境差が原因というわけではなさそう。
ご覧のように、シャオミ公式サイトやソフトバンク公式サイト内のXiaomi 13T Proのスペック表にはいずれもBand18やBand18、Band28にも対応していると明記されています。
なお、ドコモBand19やauのBand18は地方の山間部や新幹線の中など、電波が繋がりにくいようなところで非常に重要。また、都市部でも地下やビルの影でもつながりやすく、これにつながらないとかなり不便な場面も多いと言われています。
一方、下位モデルのau版Xiaomi 13Tではいずれのキャリアのプラチナバンドも問題なく掴むことができているとのこと。
数年前、ASUS Zenfone Max Pro M2で日本国内向けではない仕様のパーツ組み込んで日本に出荷したため、対応と表記されていたB18, B19, B28, B41などといった国内バンドに非対応。結果、事実上のリコール対応となったことがありますが、これもひょっとしてアップデートなどでは改善しない可能性も。。。
そういえば、無関係かもしれませんが、auのXiaomi 13TはGeekbenchの「Motherboard」の欄が「XIG03」と海外版とはことなる記述になっていますが、ソフトバンク版・国内SIMフリー版のXiaomi 13T Proはグローバルバント同じ表記。
ひょっとしてこの辺が関係しているのかもしれませんね。
なお、価格.comのユーザーさんによると、シャオミ側もこの件については「調査中」とのことなので、近日中に何らかのアナウンスがあるかもしれません。