先日、Weibo上の有名リーカーがXperia 5 Vのメモリの8GB→16GBへのアップグレードにチャレンジする、という件についてお伝えしました。
これ、当然非公式な改造でリスクはありますが、今回、その続報としてこのアップグレードに成功したという情報がWeibo上に上がっていました。
確かに搭載RAMが16GBになっていることが分かります。
また、使用中のメモリが11.79GBとなっています。
これはデフォルトの8GB RAMの状態では何らかの普段の状態でもバックグラウンドプロセスが終了しており、メモリが不十分であることを示している可能性もありそう。
そして以下は16GB搭載後のAntutu 10ベンチマークスコア:
スコアは約140万点。
一方、以下はGSMArenaが計測したXperia 5 Vを含むSnapdragon 8 Gen 2搭載機種のAntutuベンチマークスコア。
ご覧のように、同サイトによる計測でのXperia 5 Vのスコアは110万ポイント程度で、SD8Gen2搭載機の中でも低め。
つまり、今回のメモリ増量をしたXperia 5 Vの140万ポイントというスコアが平均的なものであれば、この改造によってベンチマークスコアが3割近く向上した、ということになります。
この改造、実行すれば当然保証などは無効となり、最悪失敗して文鎮化という可能性もあるのでお勧めはしませんが、メモリサイズの重要さを示すという点ではなかなか興味のある実験ではないかと思います。
そういえば、欧州などではスマートフォンなどに対する新たな規制として「バッテリーを簡単に交換できる設計とすること」が可決されたとのこと。
この規制が施行されると、スマホのバッテリー交換が一般ユーザーでも簡単にできるようになるともいわれています。
ついでにメモリについてもデスクトップパソコンのように気軽に増設できるようなると良いですね。