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Snapdragon 7s Gen 2を搭載したシャオミの最新ミッドレンジモデル「Redmi Note 13 Pro」および「POCO X6」。
FCC認証通過情報からいずれのモデルもFelica(おサイフ)対応バージョンが存在することが判明しており、どちらか、あるいは両方のモデルが国内リリースされる可能性が高まっています。
というわけで、改めてこのSD7sGen2について公式スペック情報などを調べてみたのですが、少し気になる事実が判明しました:
以下はクアルコムの公式サイト内にあるSD7sGen2の公式スペック情報の一部:
![](https://sumahodigest.com/wp-content/uploads/2024/01/Screenshot-2024-01-13-233813.jpg)
SM7435-AB(Snapdragon 7s Gen 2)とSM6450(Snapdragon 6 Gen 1)が同じパーツ番号となっており、両者はハード的にはほとんど変わらないということに。
実際、公式サイト上の両チップセットのスペックを比較しても:
Snapdragon 7s Gen 2の高効率コアのクロックスピードが0.2GHz、高効率コアのクロックスピードが0.15GHzが高くなっているだけで、そのほかは全くの同一スペック。
また、ベンチマーク上の性能でも大きな差はありません。
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よって、このSnapdragon 7s Gen 2は事実上Snapdragon 6 Gen 1のアップグレード版といってよさそうです。
ちなみに、噂レベルの情報ではありますが、少し前にこのSnapdragon 7s Gen 2を搭載したXperia 10 VIのものと思われるベンチマークスコアが発見されたという件をお伝えしました。
Xperia 10シリーズにSnapdragon 7シリーズ?と少し違和感を覚えたのですが、SD7sGen2の正体がSD6Gen1のアップグレード版という事実。
そしてSD6Gen1がシャープのAQUOS sense8に搭載されている点などからすると、であればありえない話ではないように思えます。