ソニーモバイルの2023年プレミアムフラッグシップ「Xperia 1 V」。
先日、国内では前モデルから最も評価を上げた機種、として紹介しました。
その背景にはSnapdragon 8 Gen 2自体が前世代のGen 1と比べてかなり安定した良チップセットだった、ということもあります。
が、それだけではなく、このXperia 1 Vでは新型のExmor-Tセンサーの搭載により、カメラ性能、特に暗所撮影での画質が大幅にアップ。これが評価アップに大きく寄与していることは確かだと思われます。
そして今回、海外メディアによる2023年モデルのカメラ性能ブラインドテストにおいてこのXperia 1 Vが「大健闘」をしたことが判明しました。
今回のブラインドテストの対象となったのは以下の12モデル:
- iPhone 15 Pro Max
- Oppo Find X6 Pro
- Galaxy S23 Ultra
- Honor Magic 5 Pro
- ROG Phone 7 Ultimate
- Huawei Mate 60 Pro
- Vivo X90 Pro+
- Pixel 8 Pro
- Xperia 1 V
- Xiaomi 13 Ultra
- OnePlus 11
- RedMagic 8S Pro
これら12機種を3グループに分けて機種名を明かさずにユーザーに2択からより良い画像を選んでもらう、というトーナメント方式。
そして各グループから勝ち抜いてきたのがROG Phone 7 Ultimate、Xperia 1 V、Galaxy S23 Ultraの3モデル。
残念ながらこの3つ巴でのXperia 1 Vの獲得票数は3位。
優勝は逃しましたが、他の2機種に対して善戦したといってよいと思います。
全ての機種と直接対決しているわけではありませんが、少なくとも1次・2次リーグで「強豪」のXiaomi 13 UltraやOneplus 11よりも高い評価を受けたことは事実。
先日の大規模な別のカメラ・ブラインドテストでも20機種の中からトップに選ばれたのが価格的には最も安いPixel 7aという大番狂わせがありました。
ガジェット系サイトや「プロ」によるスマートフォンのカメラ評価と一般ユーザーの評価にはかなりズレがあることが多い、というのは間違いなさそうです。