23-24年にiPhone 14を「買わない方がいい理由」と「買うべき理由」

iPhone

ゴリラ

「iPhone 14は買わない方がいい」って聞くこともあるけど、実際どうなの?

実際、型落ちのiPhone 14を狙っている人はたくさんいます。

ただ、iPhone 14は「谷間世代」と評価されることもあるくらいに、賛否ある端末です。今からなら買わない方がいいのか、いや、逆に買うべきなのか……、迷ってしまうかもしれません。

そこでこの記事ではiPhone 14を「買わない方がいい理由」と「買うべき理由」、両面から購入の参考にしてもらうべく、正直スマホとしての考え方をまとめておきます。

正直な結論
  • 買わない方がいい理由の筆頭は、前作からの進化が少なかったこと
  • 最大の買うべき理由は、キャリアのプログラムで安く使えること

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iPhone 14を買わない方がいい理由

まずは、iPhone 14を買わない方がいい理由から見ていきましょう。

iPhone 14を買わない方がいい理由
  • iPhone 13とあまり変わらないから
  • iPhone 15が近年希にみる大進化だったから
  • iPhone 15が思ったほど高くなかったから
  • 触ったときの感動が少ないから
  • 円安でスマホが高いから

1. iPhone 13とあまり変わらないから

iPhone 14は、iPhone 13と同じ「A15 Bionic」を搭載しています。

いちおう14に搭載されているものは「GPU強化版」ですが、ほぼ同じものです。

iPhone 14は、ことSoCに関しては、無印とProモデルの差を明確にするために、一旦進化を緩めて足踏みした世代です。

ちなみに前作から進化した部分は、主にカメラです。

  • イメージセンサーが大型化
  • 「Photonic Engine」で暗所の撮影が改善
  • シネマティックモードで4Kに対応 など

その他、RAM容量が4GB⇒6GBになっています。

見た目も中身も限りなく13に近いです。

そのわりにApple公式ではiPhone 13が95,800円~、iPhone 14が112,800円~と、しっかり価格差があります。

2. iPhone 15が近年希にみる大進化だったから

iPhone 15は、近年希にみる大進化の年でした。正直、買うなら予算を足してiPhone 15がおすすめです。

何と言っても大きな進化が「ライトニング」⇒「USB Type-C」への変更です。

中身もiPhone 14のProモデルを踏襲するようなスペックです。14ではPro限定だった「Dynamic Island」にも対応しています。

すごい極端に言ってしまうと、

  • iPhone 14≒iPhone 13
  • iPhone 15≒iPhone 14 Pro

みたいなイメージで、とりわけiPhone 15と14の差は大きいです。

3. iPhone 15が思ったほど高くなかったから

iPhone 15は、Apple公式で124,800円〜です。

円安の中でのこの価格は、Appleのブランドやリセールバリューを考えると、「激安」とまでは言えませんが、お得感はあります。

iPhone 14は値下げされた後で112,800円。iPhone 15との差額は1.2万円です。

2~4年ほど使って売却するところまで考えると、iPhone 15を買った方がお財布に優しい」という可能性まであります。

4. 触ったときの感動が少ないから

iPhoneは12でデザインが一新されて以降、見た目は大きく変わっていません。

カメラを斜めに並べてみたり、カラバリを入れ替えたり、分かりやすい見た目の変化はそれぐらいです。

また、触ったときの第一印象も、良くも悪くも「iOS」です。

今のiPhoneで最新OSを使っているなら、iPhone 14に変えたとしても操作感は変わりません(それがiPhoneの良さでもあるのですが……)。

14に限った話ではありませんが、機種変更をしたところで、分かりやすく見た目や操作感に感動を覚えることはないでしょう。

5. 円安でスマホが高いから

2023年現在では「円安でスマホが高い」ことも、iPhone 14を「今」買わない理由のひとつになっているようです。

思い返せば、iPhone 13の発売時の価格は98,800円でした。

iPhone 14は発売時で119,800円、iPhone 15が124,800円と年々、販売価格は上がっています。

iPhone 14は型落ちになっても112,800円です。

「いつまで待つべきか?」という問いに対しては、「もう、しばらくは安くならない」ような気もします。為替を完全に予想するのは難しいので、円安であることを前提に、安く買う手段を探す方が現実的です。

iPhone 14を買うべき理由

ゴリラ

(確かに買わない理由は納得できる……。でも俺は、もう、iPhone 14が欲しくなってるから、背中を押してほしいのよ…!)

と期待して、この記事を読んでいる人も多いはずです。

逆に、iPhone 14を買うべき理由をいくつかピックアップしてみました。条件次第では、iPhone 14がベストな選択肢になることもあります。

iPhone 14を買うべき理由
  • iPhone 15の良さを鼻息荒く言われても「?」だから
  • キャリアに在庫があるから
  • 安い中古が出回りつつあるから
  • 好みのカラーがあるから

1. iPhone 15の良さを鼻息荒く言われても「?」だから

iPhone 15の良さをニュースやレビュワーに熱量高く力説されても「?」となっているなら、あなたの「?」の感覚はきっと正しいです。

一歩引いて見れば、iPhone 15も14も13も大きくは変わりません。特に今回、iPhone XSや8などの古めの機種からの買い替えであれば、多少の価格差はあるものの「誤差」という見方もできます。

リセールバリューが高いiPhoneは、機種変更の度に古い機種を下取りや中古で売れば、それで十分すぎるほど節約になります。

すでにiPhone 14が欲しくなっているなら、買ってしまった方が後悔は少ないはずです。「ビビっ」ときた感覚を大事に、迷わずイッちゃってください。

2. キャリアに在庫があるから

特に各大手キャリアのオンラインショップは、iPhone 13の販売がほぼ終了し、iPhone 14はまだ在庫がある状況です。

大手キャリアで型落ちを狙うなら、必然的にiPhone 14になります。

大手キャリアで購入する最大のメリットは「2年レンタル」と言われる、返却型の購入プログラムに加入できることです。

「返却でもOK」「2年で買い替えていく」という人は、Appleではなくキャリアでの購入がベストです。

キャリアのプログラムとは?

細かいところはキャリアごとに異なるのですが、いずれも2年後にスマホを返却すると、機種代金の残価(まだ払っていない分)が免除される仕組みです。

スマホトクするプログラム

「カーリース」っぽい仕組みです。iPhone 14はこちらを利用してしまうのが、現状、もっとも負担を抑えられる購入方法になるのでは、と考えています。

以下、カッコ内の金額が各社のプログラムを使ったときの、2年間の負担額です。

▼iPhone 14の価格▼

iPhone 14128GB256GB512GB
ドコモ
※9/29負担額改定
138,930円
(69,690円)
(50,490円)
161,480円
(81,680円)
201,740円
(102,140円)
au
※9/22値下げ
140,640円
(71,760円)

129,990円
(41,860円)
161,770円
(82,570円)
201,925円
(102,925円)
ソフトバンク
※10月負担額改定
140,400円
137,520円
(72,600円)
(60,840円)
(41,784円)
161,280円
(85,080円)
(51,864円)
201,600円
(106,440円)
(51,864円)
楽天モバイル131,800円
(65,880円)

120,910円
(60,432円)
148,800円
(74,400円)

135,900円
(67,944円)
181,800円
(90,888円)

165,900円
(82,944円)
mineo122,760円138,072円168,696円
Apple
※9/13値下げ
119,800円
112,800円
134,800円
127,800円
164,800円
157,800円

3. 安い中古が出回りつつあるから

23年12月現在、型落ちのiPhone 14の中古がたくさん出回り始めています。

中古販売店のイオシスの場合、

  • iPhone13:67,800円~
  • iPhone14:79,800円~
  • iPhone15:114,800円~

同じ商品ランク同士だと、13と14で5,000円差ほどです。

4. 好みのカラーがあるから

iPhone 14のカラーは、イエロー、パープル、ブルー、(PRODUCT)RED、ホワイト、ブラックです。

iPhone 15のカラーはピンク、イエロー、グリーン、ブルー、ブラックの5色です。

iPhone 13のカラーは、ピンク、ブルー、グリーン、(PRODUCT)RED、スターライト、ミッドナイトです。

iPhone 14は濃い目のカラー、iPhone 15は淡いカラーです。iPhone 14では、iPhone 13にはないイエローなども選べます。

iPhone 15/iPhone 14/iPhone 13は結局どれが良いの?

Phone 15/14/13の選び方をまとめると、こうなります。

  • iPhone 15
    ⇒迷ったらコレ。進化が大きいから長く愛用できる
  • iPhone 14
    ⇒キャリアの2年レンタル、中古での購入ならメリットあり
  • iPhone 13
    ⇒新品が9万円台。コスパが良い

結論、いまどれか一つおすすめするならiPhone 15です。

進化が大きく長く使える機種で、逆張りで型落ちを進める余地はなく、iPhone 15がもっとも万人におすすめできます。

iPhone 14は中古で買う、キャリアの購入プログラムで買うならおすすめ。こうして見ると、iPhone 14を買うべき人も少なくないです。

各機種のスペックは、それぞれ詳しく紹介しています↓↓

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